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1.キャッシュカーブ(累積キャッシュフローの経時変化を描いた曲線)と言うツールを用いたイノベーションの評価手法を提言。
このツールは、直接キャッシュに影響する4つの要素を考慮して、評価。
更に、イノベーション評価の際には、直接キャッシュに結びつかなくても将来的キャッシュに結びつく4つの間接的なメリット(知識・ブランド・業界のエコシステム・組織)も、評価の際に考慮すべき、と説いている
2.最適なイノベーション・ビジネスモデルが選択できるよう、3つのビジネスモデルについて、それらの特徴・優位性・経営上の課題等を考察
?インテグレーター ?オーケストレーター ?ライセンサー
3.イノベーションを軸にどのように組織間で連携したらよいか、また、イノベーションがもたらすペイバック最大化のために、リーダーシップに必要な要素を論じている
<1.ペイバックカーブ>
iPod
<2.ビジネスモデル>
エコー社(小さなインテグレーター)/シーゲート社(大規模インテグレーター)
ワールプール(オーケストレーション)
ドルビー/クアルコム(共にライセンサー)
<組織>
シティグループ・BMW(連携)
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希少なイノベーションのリスク管理の視点・方法についての本。
キャッシュの視点からイノベーションをみるべしともあるが、
SONYの例はどうリンクするのか気になる。
理解力が足りないだけなのか…。
キャッシュカーブの形と2軸の相関、3つのイノベーションビジネスモデルとその特徴は頭に入れておきたいです。また読もう。
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成長するためのイノベーションとは?
→イノベーションをマネジメントしていく上でペイバック、つまり計画期間内に実現されるキャッシュが重要
キャッシュカーブにおいて四つのS、スタートアップコスト、スピード、スケール、サポートコストを明確にする
イノベーションの間接的な利益として、知識の獲得、ブランド向上、生態系内のリレーション強化、組織の活性化
イノベーションとは行動であり概念ではない