投稿元:
レビューを見る
本屋で何気なく立ち読みをしていたら続きが気になって思わず買ってしまいました。話の内容は怖くて残酷でグロイけど、読んだあと少しだけせつなくなりました。涼ちゃんの心の中はすごく真っ暗だけどその分すごく純粋で、涼ちゃんの一言一言にときどきドキッとしました。
投稿元:
レビューを見る
本屋で何気なく手にとり、帯を見て気になったので購入。
とりあえず、主人公の考えていることには、まったく共感できない。
物語を読み進める内に主人公の奇行は、純粋すぎるが故の行動だと分かり悲しくなる。しかし、共感は出来ない。
ラストは切なくなる。
投稿元:
レビューを見る
タイトルと帯にひかれて購入(←代金は母持ち)。文章の好みがはっきりしたタイプなのですが、つっかかりを感じる事なく最後まで一気に読みました。優等生の娘さんが母親にタリウムを…って言うのは少し前に近所で起きた事件を彷彿させるものでしたね。なんというか、苦しくなって来る本でした。ラストの方では涼ちゃんに感情移入して涙がとまりませんでしたよ。
投稿元:
レビューを見る
黒新堂作品です。
書店で表紙にビビっときて購入しました。
母親タリウム毒殺未遂事件をベースにしているので、終始暗くて後味の悪い作品。
主人公の歪んだ心の内は、なんとなく理解できます。真っ暗で猟奇的だけれど、それすらも美しく感じてしまう部分もありました。
でも、主人公に共感はできない、してはいけない。そんな作品。
投稿元:
レビューを見る
好きです。切ないです。
涼子ちゃんの気持ち、すごく分かるので・・・
きゅんとしました。ちょっと泣けました。
そんなお話です。
でも中身はそれなりにグロいです。
テーマは猟奇犯罪だそうですので・・・
投稿元:
レビューを見る
最後に主人公が捕まってちょっとほっとした。
完全犯罪が成功して,主人公がなにごともなかったように生きていくなんて怖すぎる。
ごはんの前に読むことはおすすめできません。
投稿元:
レビューを見る
まずもう表紙ありがとう。
『少女には向かない職業』的 なものを感じる文体。つまり少女の一人称。
一線越えてる具合がたまんない。狂ってる。
投稿元:
レビューを見る
褒めていた人がいたので読んでみたが、小説って肌に合わないとどうしようもないところが…最後まで読んでも釈然としないものだけが残ってしまった。
20080703
投稿元:
レビューを見る
すみません、めちゃくちゃ後味わるかったです。
若い子の考えることはわかりません。
カタカナ読みにくくて読み飛ばしまくりました。
すみません。
涼子の心理がもうぶっとんでてついていけませんでした…。
彼女は彼女で過去のトラウマのせいかもしれないけど、母親を殺すのはなあ。
初めて読んだ新堂さんの作品でしたが、最初の1冊には向いてなかったかもしれません。
あと何冊か読んで傾向をしりたいと思います。
投稿元:
レビューを見る
名門進学校で一流大学の医学部合格の太鼓判を押されている桂木涼子がある日始めた“悪魔の実験”。それは、人知れず最愛の母親に劇薬タリウムを飲ませることだった
投稿元:
レビューを見る
自分の母親にタウリンを飲ませ、ブログにその経過を載せてく少女の話。
重かった〜。母親がもしかしたら長く生きられたかも知れない愛犬のリトルを安楽死させてしまったことを知りおかしくなるって考えは分かるけど、健康な母親を殺してリトルのいる天国へ送るのが愛情ってのは全く理解不能。たくさんの動物達を天国へ送る少女・・・。その繰り返し・・・。読んでて気分が沈んじゃいました。途中読むのやめようかと思ったけど何とか読破した感じ。
投稿元:
レビューを見る
本屋でなんとなく手にした本。
読み進めていくごとにグロい少女。生き物をなんだと思ってるんだ・・・
と読むのを中断しよぅと思ったけど
最後まで読まないと気持ち悪くて。
この少女には共感がわかないけれど、愛があると憎さも百倍になるんだな。
あ〜気持ち悪かったです
投稿元:
レビューを見る
成績優秀で、親からも期待されている桂木涼子は誰にも内緒で”風矢信介”というペンネームを使って【天使の吐息】というブログを書いていた。彼女がそこで綴っていた日々とは・・・!?
一言で言ってしまえば、毒殺日記。しかも対象は自分の実の母親である。これほど残酷なことはない、はずなのに・・・・・・どこか切なくなる気持ちになるのはなぜだろう。親は成績優秀な涼子の一面しか知らず期待をかけるばかりで、すでに涼子が完全に壊れてしまっていることに全く気付かない。小動物虐待を繰り返し、異常な目で見られ学校ではいじめの対象となり、そして会話するのはもっぱら頭の中にいるフクロウや、道端にいるカマキリ。家族や周りの人々の、いわゆる人間らしい温かい行動や言動に、逆にどんどん冷めて殺伐としていく涼子の心。最後には、誰も自分のことを理解してくれる者はいないと、自分の頭の中の森まで焼き切ってしまう。こんなになるまでに誰か気づいてあげられなかったのかと、そこが悲しくて仕方がない。彼女がこうなった原因として、飼い犬の安楽死や、初恋の人の無神経な発言などがあげられるわけだが・・・。幼き日の出来事や記憶が、想像以上に将来に影響をあたえることがあるということは身をもって知っている。本当に哀しい。
投稿元:
レビューを見る
初☆新堂冬樹さん作品
新堂冬樹さんは、いろんなジャンルの作品を出している大衆商業文筆家のイメージがあって、良い印象ではなかったです。
ラーメンズで言う『常居次人』みたいな。
ですが、あらすじやモチーフに興味を惹かれたので、手にとりました。
読ませます、魅せます。
共感という共感はなかったけど、こういう見方もあるかぁーと。
自分と実在の事件の犯人でもあり、この小説の主人公でもある同世代の子の心理を知りたかったことが念頭にあったので、引き込まれました。
フィクションだから、犯人と主人公が同じ心理状態であることはないとしても、なんとなくでもいいから、覗いてみたいっていう、嫌な類いの好奇心を満たすには充分でした。
投稿元:
レビューを見る
女子高校生が母親にタリウムを摂取させ、殺そうとする話。
とても厨二病だなぁ、というのが全体の感想でした。
自分を正当化して他の人はわかっていないと決めつけているのは
結局この少女も同じで、
トラウマを引きずって、母親を愛しているから殺すといった考えは
全く共感できませんでした。
結末はどうなるんだろう、と読んでいけたのでまぁまぁ面白かったです。
ただ、動物や昆虫が少女に話しかける描写があるのですが、
それが全部カタカナなのが読みにくかったです。
「・・・・・・お母さんを殺すのよ」