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結局なんだったんだろう? と思ってしまう。
イヤ。うん。分かるんだ。
これが男のロマンって奴ですよね?ってことは。
けれども、考えても見てください。1年や2年ならともかく、25年も1つの思いを抱えて人は生きますかね? ほんとにこれで生きていけますね? それはどんなキャラクターでしょう?
なぜ破綻しないのか、不思議でしょうがなかったりした。
男のロマンを解さない限りはダメなのかも。
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青函トンネル工事中の殺人事件が、トンネル点検中に見つかる。吹付けコンクリートに生きたまま埋め込まれた人物は、当時中学生だった友人たちの父だった。
一人は売れっ子デザイナーとして活躍し、フランスと日本を往復している。
女性は服飾関係の仕事を、水産関係の仕事をしているものもいる。
そんな中、青函トンネルで轢死体が見つかる。
2つの事件の関わりと、コンクリートから見つかった被害者、犯人、関わりのある人間たちが絡み合いながら、事件解決を目指していく。
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新進ファッションデザイナー・三上連は、少年の頃、ある人間を殺してしまい青函トンネルの中に隠していた。それから25年、パリの第一線で活躍する彼のもとに、何者かから「函館に帰ってこい」という脅迫状が届く。急きょ帰郷した彼を待っていたのは…。トンネル工事という無謀な国家プロジェクトに人生を翻弄された人々の哀歓の物語が始まる