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紙の本
「オフラインのWebアプリケーション技術」を理解する
2009/06/30 23:50
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:MtVictory - この投稿者のレビュー一覧を見る
「Google Gears」とは一言で言うとGoogleが提供する「オフラインのWebアプリケーション技術」。つまりインターネットに接続していなくてもWebアプリが使えてしまうという仕組みである。本書では「Google Gears」が登場する背景や、その技術の概要、その将来について触れた後は、残りはほとんどプログラミングとWebアプリ構築の方法を解説している。サンプルを示しているので理解しやすいだろう。
「Google Gears」の特徴はネット接続が主のWebアプリであっても、一時的に接続できない環境でもアプリケーションを使い続けたいという要望から生まれた。そういうニーズが適用できそうなWebアプリは考えれば色々と出てきそうだ。 Google自身、Gmailや「Google Docs」といったまさに「クラウドコンピューティング」時代の「あちら側」で提供するサービスをもっている。これらのアプリケーションがオフライン時にも使えたらいいのに、というニーズはあるだろう。再びネット接続可能になればサーバと同期さえ取れればいいのだから。であるが何でもかんでも「Gears」を使えばいいというものではない。ユーザにメリットがあるWebアプリであれば、オフライン化に対応することでユーザの利便性が上がり、利用も広がり、サイトの価値向上が期待できる。
本書では自サイトをオフライン化に対応させるための実現方法を学ぶことが出来る。
今後、Gearsのようなアプリケーションが増え、「クラウド」が本格化してくると、ユーザは殆どネットの接続の有無を意識しなくても、シームレスにアプリを使用し続けることができ、ひいてはWebブラウザさえあればアプリが使える環境が出来ることで、使用OSも意識することもなくなる。OSがWindowsだろうが、Android(Linux)だろうが気にしなくなる。 Microsoftも「Windows Azure」で「クラウド」に参入してきたが、今後どう対抗していくだろうか。
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