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短編4編。
江戸川乱歩の猟奇系短編が好きな人にはツボだと思う。
但し、表紙の「りんご飴少女」は内容に含まれません(笑)
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純さんの表紙が可愛すぎたのでジャケ買い。たまにはこういうレトロな文体も良い。あと、なんともいえない怪しい雰囲気が独特で素敵。
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読みやすいし、面白かったです。
どれもどんでん返しというか、思いもよらない最後が衝撃的でした。
色々裏切られる。
白昼鬼語が一番すきです。
表紙も素敵です。
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「白昼鬼語」の最後にびっくり。谷崎潤一郎を読むのはこれが初めてだったけど、思ったより読みやすかったー。
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くまおり純さんの装丁に惹かれて買った初めての谷崎潤一郎。
しまった細雪とかから入るべきだった…と後悔からの後の祭なう
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すごく読みやすかった!
ミステリーの原点な感じがした!
語り手が犯人やったり、探偵役に追い込まれたり、語り手と読者が騙されたり…
火曜サスペンスとかは動機が復讐やったりするけど、私はこーゆー神経衰弱に陥ってる犯人の行動や心理を読む方が、好きだなぁ。
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のっぺりと官能的なミステリーマゾ小説。さすがの谷崎作品は読ませますね。「悪魔は神様と同じように美しい」って言葉はなんか心に残ってます。
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ジャケ買いだし安直だけど、これでいい。とにかくミステリーってのは大量消費されて、手を替え品を替え人を欺こうというものだけど、このやり過ぎ感をもってしていや悪くないと思わせる愛嬌がたまりません。尻上がりに面白くなっていく。
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表紙が好きで久々に谷崎の本を買いました。語り手が信頼できなかったりどんでん返されたりしておもしろかった!「途上」のひやひやわくわくするやりとりも好きだし、なんといっても「白昼鬼語」は、はらはらする展開で一気に読みました。
残忍でありながらラスト、纓子がかわいらしい少女みたいに描写されてたのが印象的でした。あんなことした人なのにかわいく思える……
それにしても大変な男の親友をしているなこの人。
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女性のなまめかしさがまさに谷崎。
じわじわと心理を暴いていく静かで冷ややかな展開が読後ひやりとくる。
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私的に「途上」が一番ぞくぞくした。
犯罪そのものでなく、罪を犯した人の心理描写に迫るような内容かな、と。
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装丁に惚れた。
りんご飴の艶やかな紅さが
どうしても手に取らずにはいられなかった。
楽しいはずの祭りの喧騒のなかで見せる
りんご飴を持った少女のうつろな瞳と
懐かしさすら感じる夜店の風景。
何時間でも眺めていられる。
柳湯の事件/途上/私/白昼鬼語
の四編収録。
犯罪小説と銘打っているが
トリックをどうこうする類いのものではない。
人の秘めたる欲望、狂気を表現した作品。
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初読みです。
谷崎作品は自分には合わないと思っていたけど
これは読めました。
ミステリっぽい4篇の作品なんですが
やはり犯罪小説というしかないのでしょう。
どの話も予想外の結末に驚かされてばかりでした。
「途上」がお気に入りです。
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一番最初と最後の短編が素晴らしかった。中二篇は、ふつう。
トリックどうこうより、頽廃的で煌びやかな文章とか変態趣味の方が全面に出てるとこが谷崎さんらしいなーと思った次第です。
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去年の夏に同志社で買った。
ずっと古本で探していたが可愛い表紙で売っていたので購入。
谷崎文学におけるミステリ的要素については「鍵」でも見ることが出来る。
しかし収録されている話は、正直現在「ミステリ」と言われているようなものとはすこしベクトルが違う。
そもそもトリックも出てこないし。
銘打ちが「犯罪小説」なので、とにかく犯罪が出てくるって感じ。トリックや伏線的なものもあるにはあるが、現在のミステリとくらべると格段に精度もおちる。
というよりも、この時代の「ミステリー」といえば、あやしげな犯罪や謎、ミステリアスな怪盗や探偵が出てくればそれで十分だったんだろう。
そういう時代背景を鑑みると一概に谷崎ミステリをやれ程度が低いのロジックがないのとなじることはできない。