紙の本
時間は長さだけじゃなくて。
2008/01/03 18:25
13人中、11人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:オクヤマメグミ - この投稿者のレビュー一覧を見る
去年TV放映されたドキュメンタリーをまとめたのが本書。
本放送で泣き、録画して見直して泣き、書店の店頭でページをめくっただけで目頭が熱くなった。
これは長島千恵さんの生命の記録だ。
重い病に倒れ、しかも余命いくばくもない辛い状態で自分のことを取材してほしいなんてきっと私なら決心できない。
自分の事で精一杯で、他の人を勇気付けようなんて思いつかないと思う。
そんな余裕をもてないと思うのだ。
表題でだいたいの想像がつくと思うが、長島さんは24歳という若さで人生の幕を閉じた。
それは昨年の春のことだ。
病を宣告されてから一年も経たない、想像以上に早かった最期の時間。
だけど口絵の写真はどれも笑顔で、死の影なんて全然気付かないほど。
千恵さんのこぼれるような笑顔は周囲の人を元気付けたんだと思う。
『こんな笑顔のかわいい人がどうして…』
読みながら何度も口絵の写真に戻って、こんな風に思った。
本書には千恵さんの闘病の記録とともに、周囲の愛情が描かれている。
家族や恋人、友達。
千恵さんがこれほど多くの人に愛されて支えられてきたのは、千恵さんもみんなを愛したからだ。そう思う。
『明日が来るのは奇跡』
私たちが当たり前だと思っている普通の出来事は、いつか当たり前でなくなるかもしれない。
目が覚めて、呼吸して、ごはんを食べて、歩いて。
それはみんな奇跡の連続なのだと。
たくさんの温かい愛情に包まれて、たくさんの出来事に感謝して、千恵さんは旅立って行った。
今もまだ多くの人の心に生きながら。
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涙が止まりません・・・
明日がくることは奇跡。なんですね。
「あたりまえ」の生活ができることはこんなにも素敵なことなんですね。
千恵ちゃん
大切なことを教えてくれて
どうもありがとう。
取材に応じた勇気にも感動しました。
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TBSで放映されたのでご存知の方も多いでしょう、乳ガンで24歳で亡くなった方の物語。
泣いた。生きることがどれだけ幸せか。健康がどれだけ大切か。ガンの壮絶さも心に響いた。
命について深く考えた。この本に出会えたこと感謝したい。
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「明日が来ることは軌跡です。」
そんな言葉が身にしみる一冊です。
自然と涙が溢れ出てきます。
是非とも若い人に読んで欲しい。そういう想いで書かれています。僕もそう思いました。
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ドキュメンタリーをテレビで放映したらしいことはなんとなく知ってました。
リクエストにて購入。きっとその方テレビ見たんでしょうね。
私は知ってましたがタイミングの問題だったか見れなかったわけです。
で、見てない私からすると、この本の感情移入度は下がるわけなのです。
やっぱりこの手のは映像のほうが100倍伝わります。
過去の経験上、妙に冷静にこの事態を眺めてしまうわけでして
導入の段階で転移とか余命とかある程度結果が
予測できてしまうという悲しさもあるわけです…
過去に、同い年の人の話をリアルタイムで聞いていたことがあるだけに、
我々の人生のちょっとした時間が、当人にとって苦痛な長いときか…
若いうちのがんは、本当に見ている人がいたたまれません。
もちろん本人も大変ですが、本人の無念さは年齢とは関係ないと思うので。
素直に。病気を切り離して人として強いなという
人格における根本的なところの尊敬はとても持ちました。
普段ぼーっとしてると、やっぱりぼーっと生きちゃうところがあって
そういう自分にハッとさせてくれるカンフル剤のような本です。
あと、何より。彼氏すごいな。いやすごいって言葉でいいのかわかんない。
自分がその立場で、そのようにして見送ることが出来るんだろうか。
そして送った後、どうなっちゃうんだろうかとか、身につまされます。
個人的には、彼に幸せになっていただきたいです。彼女の望みではないかな?
でも、そうだな。近いうちがん検診とか受けようかな。
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先日ドキュメンタリーとして放送されたものです。放送は見ていません。
前を向いて一生懸命生きたいと思いました。
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みなさんに明日がくることは奇跡です。
それを知ってるだけで、日常は幸せなことだらけで溢れています。
千恵さんのメッセージ、確かに受け止めた。
私も娘がいる。妻もいる。家族がある。
生きていく。
2008年01月30日読了
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心で感じたい本です。悲しい話ですが、人生の大切さや人のありがたさを感じさせてくれる実話です。ありきたい「感動」や「泣ける」ではなくもっと深い感情がわきでます
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自分とかぶる部分があって、ものすごく共感できた。彼女の一言一言が重くて、でも総てが彼女自身の言葉でつづられているわけではない。無理な話彼女の著書を読んでみたかった。
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だいぶありがちなお話なんだけど、こういう本って日々の暮らしのありがたみを再確認させてくれるっていうか、家族愛とか愛についてもう一度考えさせれるので好きです。最後の死んじゃうところとかはやっぱり涙がでるんだけど、お店で読んだからあんまり泣けなかった。最愛の人が天国にいっちゃうっていうのはどんな気持ちなんだろう。たろうちゃんステキでした。この本の名言はやっぱり「明日がくることは奇跡です」みたいな言葉ですかね。
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TVで見て思わず号泣してしまった特番が書籍化。 番組内では分からなかった事が多々あり改めて悲しさが増す。 彼女の mixi も見てきた、コメントが一杯・・・。 最後まで美しかった彼女、こんな末期癌患者さんは見たことが無かった。 みんな、癌検診受けましょう。 私の父も検診を受け九死に一生を得、今も元気にしています。
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年齢が近いからか他人事に思えず、
メディアに踊らされているなあ、とは思いつつも涙が止まらなかった。
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明日がくることが奇跡o
千恵サンの生き方がとても素敵ですo
読んでて涙が止まりませんo
私の将来の夢への気持ちが強まりましたo
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TBSのイブニングファイブが取材し製作したドキュメントの書籍化作品。乳がんとわかった23歳の女性の生きた記録。
自分の今の境遇と重なるところもあり、すごく泣けた。生きるってことが奇跡で、もし自分が癌だったらなんて想像してる自分が恥ずかしい。家族や友達に支えられて生きてるってことがどんなに幸せなことなのか痛感した。
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涙が止まらなかった。もうどうにもならないことだ。生きてるものはいつかは必ず死ぬね。でも早すぎる。ちえさんの死が惜しすぎる。なんで?どうして?辛いよ。