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女性が女性誌などを元に女性の性向について分析した本。
最初は女の考えていることと当たっているようで笑って読めるが、途中から自分のトラウマやあげくは戦争とアメリカ論まで語り出し、カオスとなる。
それぞれポイントはついているようでなるほどと思う点も多いが、全体の構成が大変整理されておらず、読み終わった後に要点を人に説明しようとしたら何も説明できなかった。
勢いで書いたブログの記事を読んでいるような本。
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女は自己中な生き物。
自分の卑しい心理を確認するようで読んでて気分が悪くなった。それも真実だからか。
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どうして人はモテたいのか?モテたい「理由」を通して、男女の感じ方・生き方の違いがわかる本。
よく言われているけど、男はシングルタスク・女はマルチタスクなんだとか。
女性は変化に強い。それはホルモンのバランスで毎月時期によって体調が変化してしまうから。
ただし画一的な労働を求める近代社会においては、不利だし、シェフにもなりづらい(時期によって味覚・嗅覚が変わっちゃうからね;)というのに納得。
男と女に優劣なんてない、ただからだの構造の違いなんだなー、と。
といっても堅苦しくはなくて、JJなど雑誌を通して、スイーツ(笑)の研究もずいぶんされていて非常に面白かった!!!!
「モテ」より「愛され」(笑)が支持されるわけとしては、「モテ=不特定多数の異性に好かれる」よりも、「愛され=特定の人の一番になりたい」女心にマッチしているからとのこと。
本能的に、男は異性=数、女性=質重視ともいうもんね。
うん、不特定多数に好かれるより好きな人に好いてもらうほうが遥かに幸せな気がする。
また女性は「関係性」の中で生きているそうな。
・女性は彼氏・夫の話を仲間にするが、男性は彼女・妻の話はしない。
⇒関係性で生きているから。
・女性は「家柄」「毛並みのよさ重視」、男性は「努力して勝ち得たもの重視」
⇒スイーツ(笑)雑誌に出てくる女の子は「高学歴で仕事も恋もがんばるワタシ」なんだけど、その「高学歴」=慶応・上智あたりがモデルになっていて、「付属あがり」「帰国子女枠」で入っているケースが多い。
女性は本人の努力で利益を得るよりも、与えられたもので利益を得るほうが悔しいのだとか。これも「関係性」で生きているからだそうな。
そしてそういう女性はえてして「語学」が得意でそれを生かして・・・・というパターンが多いんだけど、それもある程度「与えられた」才能だからかな?
あんまり法律・会計に詳しい女って出てこないもんね。
高学歴でも、高校まで公立で、ガリガリ努力して一般受験で早稲田・東大というのは魅力じゃないんだろうな。
爆笑したのは「スイーツ(笑」)とオタクは同じ生き物」ということ。
そう、スイーツ(笑)にとってオタクとは「妄想ばっかりしていてキモイ」と嘲笑の対象でしかない。
だがスイーツも実は脳内で生きている。
女性雑誌の「彼ウケ・彼モテ」コーナーを見ればわかるけど、男目線で書かれていないのね(本書に詳しく書いてあるけど)
だって女の子がいくらかわいい服きたって、男は気にしないからそれくらいでハートはつかめないよ!!笑
コンサバ好きと猫耳好き、服装に萌えるあたりオタクとスイーツ(笑)は同じじゃない?という理論。
「関係性」理論には目からうろこだよ。
スイーツ(笑)とオタクが同類ということもw
そしてワセジョはそんなスイーツ(笑)に負けず、たくましく生きてほしいねw
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読み方としては間違ってるのかもしれないけど、「女性」をターゲットにした商業アピールのなんと画一的で面白いことかととても笑えました。ただ、最後に戦争の話になったのがよくわからなかったかな。特に必要性を感じないというか。
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著者と同じ同性として、共感する部分、納得がいかない部分・・・
多々あったけれども、面白くサッと読めた。
内面も大事だけれど、他者から見るとやはり重要なのは「外面」。
参考にさせていただきます。
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[ 内容 ]
もう疲れたよ…でも、止まれない。
女たちを包囲する“モテ”の真実。
[ 目次 ]
第1章 女の目から見た世界
第2章 獰猛な恋愛資本主義
第3章 蔓延するライフスタイル語り
第4章 女子が生きるファンタジー
第5章 ライフスタイルの先祖たち
第6章 男たちの受難
第7章 女という水物相場
終章 戦争とアメリカと私
[ POP ]
[ おすすめ度 ]
☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
☆☆☆☆☆☆☆ 文章
☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
共感度(空振り三振・一部・参った!)
読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)
[ 関連図書 ]
[ 参考となる書評 ]
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女性誌のハナシはおもしろい。星5つでもいい。
すんごくうなずきながら読んだ。
だけどなぜ最後に戦争論やらアメリカ論に
なるのかがわからん。星1つ。読み飛ばした。
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講談社現代新書だと思って読むとちょっと。。。小説家が書いたモテ批評だと理解すれば腑に落ちる。自分語り,集団の中での差異など,ヒントは多い。最後の戦争とアメリカについての考察が本文とどう結びつくのか,イマイチ良く分からなかったが。。。
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女性誌の滑稽さを笑ったり、それに追随する者の心理的意識を描いている部分が面白い。話がポンポンと飛ぶのも女性的だな〜と思いながら読めた。
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女の生き方としての話の中心が著者と同世代の二谷友里恵(この世代ってココがベンチマークなんだとちょっと感心。九州の田舎から出てきた高卒アイドル松田聖子は対象外なんだなとか)だし、最後は太平洋戦争・日米関係にまで話が及んでしまうし、50歳ぐらいの結構有名な作家のようだが、バブル世代特有のステレオタイプというか古臭い価値観やモノの見方に囚われているような。
但し、20代女性向け雑誌コピーで消費を煽る(オシャレでモテる私)で自己実現から、ライフスタイル(結婚・仕事・出産の3つセット)で自己実現という昨今の中高年女性向け雑誌にまで話が展開している点は、中高年の女性目線として多少現代的ではあるかな?という気はするけど。
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良くも悪くも女性の時代がやってきた。
でも、女性向け雑誌の中身があんなだったなんて・・・
筆者の言う通り検討違いな気がする。
今度立ち読みしてみよう。
男との駆け引きを繰り広げながら、同性とも横並びの戦いを繰り広げる女としての人生も神経すり減りそう。
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恋愛資本主義を斜め上から見たような内容
言ってることはおもしろかったし興味深いけど最後の戦争の話はあまりにも前触れがなくて首をかしげるものだった
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日本の女性ファッション誌の「モテ」志向がいかに女性の欲望を表現しかつ駆動しているかを書いたエッセイ/論考です。
女性が書いた本とはいえ、ジェンダー論的に反論しておきたくなる感じもある。
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斎藤環の本には赤坂真理が引用されまくってるし赤坂真理の本には斎藤環が引用されまくってる。仲良しかよ!
女性がモテたい理由は、突き詰めれば女性には男性が必要ないから?
ヤンキーの精神分析にしても、わたしの嫌いなものの輪郭がつかめる感覚がたのしくてはまる。
そして軽蔑しているものに対する批判になると饒舌になるあたりに親近感を覚える。赤坂真理、文章おもしろいしすきです。
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FRaUのくだりから、一気におもしろくなった。
終始皮肉に満ちているが、心が元気な時に読んだら面白いと思う。
173 支えは、「そのことが好きで、向いている」
187 成功したのち子供も持つ
227トラウマを語る自助グループは、重症者は回復に向かうが、軽症者は悪化する
228人間は、自己を支える物語がなければ生きるのがむずかしい。