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犯人は噂で知ってたけど、流れが気になって読んでみた。
やっぱり推理小説を読む上で、犯人を知ってたら面白さ半減ですよね。
ネタバレはいかんと、つくづく感じました。
でも、アガサ・クリスティは色んな犯人にチャレンジしてるなァと感動。
めっきりアガサ・クリスティ贔屓な私です。
(*´艸`*)
(2012/12/22 読了)
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最後に「えええええ」と叫んでしまった。
まさかそうだとは。
ミステリは門外漢なので、そういうのもあるんだなと。
山本やよいさんの翻訳は読みやすく
若い頃からハヤカワにどうしてもなれることができなかった自分でも
読みやすい字の大きさだった。
ルビが多いのは、対象年齢を小学高学年以上にしているから、なのかな?
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そんなのあり?と思うような展開でしたが、よく計算されていると思います。古典的な探偵小説です。
乗客(容疑者)全員の証言を取って、現場の検証。
物証、不審人物、犯行時刻などの疑問について、助手(ポワロの知り合い)と推理。
不自然な推理は捨て、事実のみに焦点をあてる。
読み手も探偵と一緒に、推理に参加している気分が楽しめます。
結果、名探偵ポワロでも、犯人を「断定」することはできませんが、そこは人情話で、外から列車に侵入した第三者による犯行という逃げ道(推理、可能性)が残されています。
犯行の背景にある悲劇、人間関係って犯行の動機として、推理ゲームのお約束なので、そういう意味では分かりやすくて嬉しいですね。
動機が理解できない嫌な終り方より、よっぽどいいです。
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5年生の男の子の2学期ベスト本。
寝台列車「オリエント急行」で起こった殺人事件の謎を、名探偵ポアロが解いていくお話。ポワロは、乗客12名と車掌を一人一人呼び、証言をとり、整理し、吟味していく。動かない事実と、嘘か本当かもわからない証言を組み合わせ、複雑なパズルを完成させていくように推理する様子が面白い。乗客たちに「揺さぶり」をかけるポワロの巧みな技術に魅了された。結末はあっさりだが、とても驚き、満足できる。