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くだらない料理、食べ物を楽しむ本。試しているのが凄いよな。尺八の煮物とかね。
食べ物とは思わないのだが言われてみると納得してしまう(しないかな。私はしたのだけれど)物を食べるのだね。
普通のものの質だのなんだの偉そうな、金かけて上手いものを食べるようなレベルではない文化度の高さを感じます。
食べるもの(食べ物じゃないよ)に関する見方が変わるはずです。
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え〜っそこまでするか!?という位、色々なことを試してます。
とはいえ、単なるゲテモノを食するわけではなく、氏の真摯な探究心であり、
食に対する教養が存分に証明されています。
でも普通、ぬか床にカレー粉入れて野菜を漬けるか・・・?
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夜中に読むとお腹が空いちゃう日記シリーズ(嫌なシリーズだ^^;)、というわけでもないのだけれど、またもやちょっとおいしそうな本。
実際に作って食べられるものと、空想・想像上の食べ物がごっちゃになっていて「これは食べられるの??」とちょっと首をひねったりするところもあるのだけれど、おいしそうな話が並んでいる。たとえば最初に出てくるのは「レタスにごま油を掛けて醤油で味付け」しただけのもの。レタスなんて、と思っていた作者がこれでレタスを手なずけた(と言う表現ではなかったけど…)いや、ドレッシングやらマヨネーズやらで食べるよりもおいしそうなのだ。
食べられない方の話では、雲を食べる話か良かった。まあ実際には雲は食べられないわけで、雲に似た食品を探していくわけなんだけど。綿菓子をはじめ、結構雲っぽい食品ってあるものなのだけれど、その中でもとろろ、っていうのは雲っぽいなぁ、なんて思いながら読む(ほら、お腹が空いてきたでしょ?)
面白かったです
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圧倒的な好奇心をもって、物を食らうという営みの豊饒さと面倒くささを描き切った凄い本。檀流クッキングの正統なる後継者である。