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鬱は心の風邪と申しますが、「誰でもありうる」という意味を込めたかったらしいんですけど「薬飲めばOK」とか「病院行けばOK」とかお手軽イメージを植え付けた総合的にはあんまり良くない結果を生んだコピーじゃないかと思います。という訳で他人のふり見て我が身を治す精神科医の話。心の病気だからこそ、心が一番効果的な薬だと思う。
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言い忘れていたことがある。正しくは「困ったときは宮部みゆきか奥田英朗を読め」だった。特賞あり、はずれくじなし。それが奥田英朗だ。そしてこの作品が特賞だ。
困ったときに奥田氏の作品を読みたいのは本音だが、当方、奥田氏の作品は文庫でしか読まないと決めていて、文庫化している作品はすべて読んでいるので、文庫化→即買い…しかない。トンデモ精神科医・伊良部先生の第2弾。膨らみすぎた期待にたがわぬ面白さ。何度「フッッ」と笑ってしまったことだろう。伊良部先生を頼る患者たちの悩みはすごく身近で、そのうちお世話になりそうな気さえしてくる。もう多くは語りませぬ。読んでない人!損してますよ!早く、早く読んでください! 直木賞受賞作だが、この作品に関しては選考委員もタイミングは絶妙だったのではないか。(た)
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精神科医・伊良部の話の第2弾。
伊良部が前回よりもいい人に描かれてるかも。
伊良部の意外な特技が書かれてる。
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おもしろかった!こんな医者ありえないだろ、でもかかってみたいなって思ってしまう…患者と一緒に自分も清々しい気持ちになります☆
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ひと言でいうと、いくら探しても、欠点の見つからないユーモア小説。
いやぁ〜 『イン・ザ・プール』 より面白かった!
それもこれも全て伊良部先生のおかげだわ。
前作で初登場し、奥田ファンの度肝を抜いた伊良部先生。
ますますパワーアップして登場です。 文庫落ち、待ち詫びました〜〜〜♡
もちろん“Fカップ看護婦”のマユミちゃんも健在。何気に好きなんだ!
今回はマユミちゃんの、意外な一面を見ることができた。 好きだなぁ。
もちろん、一気読み必須です。 途中で止められる訳が無いわ。
一つだけ、注意事項があります。
決して人前や人目のつく場所では読まないで下さい。
あなた自身が、他人から伊良部先生を見る目で、見られてしまいますから。 ∴∵ゞ(゚ε゚ )ブッ
本書の患者の悩みは前作に比べ「普通」で入りやすい気がする。
っていうか…
前作の患者が、奇人・変人ばかりだったから(><;
読後、伊良部先生の方がまだ、まともだなぁ。と、思ってしまったもの。
今回の患者は5人。 以下の5人に、伊良部式・治療を施しました。
「空中ブランコ」 飛べなくなった古株の空中ブランコ乗りを、治療。
「ハリネズミ」 先端恐怖症のヤクザを、治療。
「義父のヅラ」 文字通り!養父のカツラを剥ぎたい衝動に翻弄される精神科医を、治療。
「ホットコーナー」 突然一塁へ送球ができなくなった、プロ野球のベテラン三塁手を、治療。
「女流作家」 小説が書けなくなった、女流作家を、治療。
こう並べてみると・・・ 結構、シリアスな悩みばかりだなぁ。
でもこの5人、みんなイイ奴ばっかりなんだ。
考えてみれば、嫌な奴が一人もいないのも、魅力的だなぁ。 ふふふ。
治療法方は、ただただはちゃめちゃww
初っ端から、巨漢の伊良部先生が空中ブランコに挑戦するんですから(笑)
読んでいる内に、私が伊良部先生に治療されている気分になるから、凄いや。
たっぷり、ストレス解消できますよ!
名言がたくさん出てきますが、お気に入りを。
「伊良部といい看護婦といい、この診察室は観覧車だ。乗ったら一周する間、
そのペースに合わせるしかない。」
そして、皆、魔法に掛かったかのように、完治するのだ。 (^0^ヘュ−オッホホ♪
「だめだめ。病院では総理大臣もホームレスも、患者で統一されるんだから」
物怖じなんて一切しない! 流石だわ、伊良部先生♡ アハハ
未読の方は、是非手にして欲しい。
シリーズ作品ですが、本書から読まれても、何等問題はありません。
こちらから読んだ方が、もしかしたら面白いかも・・・。
『町長選挙』・・・ 早く文庫落ちにならないかしらん。
※第131回直木賞受賞作。
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イン・ザ・プール続編、変人精神科医伊良部センセイのある意味「凄さ」が光ります 笑 短編の主人公である患者と一緒になぜか伊良部に癒されてしまった。
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変人奇人デブっちょ精神科医伊良部が主人公の第2弾。今回は大学の同級生も出てくるので、伊良部の大学時代どんなふうだったのかも少し出てくる。相変わらず伊良部も患者も面白い。
飛べなくなった空中ブランコ乗りや、先端恐怖症になったヤクザ、義父のズラと取りたい脅迫観念に駆られる大学時代の同級生等が出てきます。
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伊良部総合病院精神科伊良部一郎、すごいの一言。何やこいつはと思わせながら、最後はほろり。さすがは直木賞受賞作品。続編を期待します。
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イン・ザ・プールの続編です。
今回もスムーズに読めました。
精神科に行くとしたら
私もこんな医者に知り合えたら
って考えるけど
やだなって思う
映画とドラマが見たくなった
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変人すぎるのに何故か人を寄せ付ける伊良部がちょっと羨ましくなりましたよ。相変わらず読みやすく面白ろかったです。
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今度、宮迫主演でこの話の舞台をやるらしい。
見に行きてー。
注射マニアでトンデル精神科医、伊良部が好き勝手やって
病気を治しちゃうお話。
『イン・ザ・プール』の続編。
前作より、もしかしたら自分もかかっちゃうかもと
思わせる精神病の話が多かった。
心暖まる話も多い。
笑えるところも多い。
だから面白かったです。
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再読。
人から借りて読んで面白いと思って、
自分でも買った本の第一弾。
やっぱり面白いなー。
心が荒み気味なときには是非。
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相変わらずぶっ飛んでておもしろかったです。伊良部さんは不思議な人で滅茶苦茶だけど、結局はみんなが元気になっていくからすごい。
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[2008/2]
伊良部先生シリーズ第二段。空中ブランコの話では、肉の塊がぶーんと空を飛んでいる様子が目に見えるようで、大爆笑。
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イン・ザ・プールよりも伊良部がパワーアップして面白くなっている。
電車の中でついついニヤリとしてしまい恐縮を買ってしまった。