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前作インザプールから文庫化を心待ちにしていた本書が四年越しにやっと文庫化
町長選挙(第三弾)は単行本で買うのも致し方ないか…
とりあえずトンデモ精神科医伊良部が魅力的すぎる
身近にいたらむかつくんだろうけど、たまにいるじゃないですか
自分勝手で人間的にえらくむかつくのに、その人がいると
良い方に流れが変わる劇薬的な人間(笑)
(あなたが今想像した人、まさにそんな感じ!)
それをさらに強化した精神科医伊良部が患者たちの心の隙間を埋めていく
その話を読む間に自分の精神も安定していくのも感じるのです
読むべき本の一つ、娯楽小説はかくあるべき
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直木賞を受賞した奥田英朗の『空中ブランコ』。自分にとっての初めての奥田英朗作品。あとから調べて分かったことだが、この『空中ブランコ』は伊良部3シリーズのうちの一つであるらしい。収録してある作品すべてに精神科医の伊良部が登場する。すべての作品は精神的な疾患を追った主人公(といっても伊良部こそ主人公のような気もするが)が伊良部との関わりを通じて、それを克服していく展開になっている。個人的には表題作よりも「ハリネズミ」「養父のヅラ」のほうがあほらしさ満点で楽しめた。そして最後の「女流作家」を読んだ時、看護士のマユミが初めて人間らしい行動をとったところに、この『空中ブランコ』のすごさを感じた。 2008-03-14
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変わり者の精神科医伊良部と尋ねてくる患者を描く短編集。
話を読んでいたら誰しもがなんらかの精神病にかかってるようにも思えてくる。
でも、読んでたら自分が過呼吸の時とかを思い出してしまって、
精神的にしんどかったかな。
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伊良部総合病院の精神科医伊良部の第二段。読みやすくておもしろい、それぞれのキャラがしっかりしていて、それでも今回伊良部は何をしでかすのか、と気になる。
明るい気分になれます。
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2008/3/18
ちいちゃんに薦められて。
さらっと読めてクスッと笑える。
でも患者たちの傲慢な視点は自分にも思い当たる節が・・・。
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さらにキャラクターの味を前面に出した、伊良部シリーズ第二弾。
直木賞受賞作でもあり、なんとなく筆がノッている感じがします。
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直木賞作品、シリーズ第2弾。伊良部総合病院の神経科、伊良部一郎とその精神科に通う患者とのアホらしいやりとり。ふざけているが最後にはなるほど。
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『イン・ザ・プール』よりも短編ひとつひとつが面白かった。
だんだん伊良部にはまってきた。
直木賞受賞。
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面白いってきいたから読んでみたけど私はそこまで…って感じかな。最後の話がなかったら買ったの後悔してたかも。
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読んでてなんか「よーし、がんばろ。」って思えるような一冊です。
精神科医伊良部シリーズ第2弾。そして笑いもありと最高の仕上がりですね、これは。
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伊良部シリーズの第2弾。相変わらず気持ち悪くて突拍子なかった。ただ、最後の『女流作家』はラストにちょっとほろっときた。
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真打登場、文句なし!!
直木賞受賞作なんですが、もう面白くて電車の中で何度もニヤケちゃいましたww
伊良部総合病院の精神科を訪れる悩める患者達のお話で、跳べなくなった空中ブランコ乗り、尖端恐怖で刃物が見られないヤクザ、医学部長に就任した義父のヅラを剥ぎ取りたい衝動に負けそうな大学講師などなど。
患者達も面白いけど、この精神科の伊良部先生が凄いキャラでヽ(゚∀゚)ノ
本書はその精神科医・伊良部一郎シリーズ第2弾です。
第1弾が『イン・ザ・プール』、第3弾は『町長選挙』 全部読まにゃ(*^o^*)
面白いだけでなく、現代人の心の病が上手に描かれていると思います♪
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相変わらず面白い。デブキャラにも嫌な感じがおきない。何をやらかすかと思うともう、くっくっくっ!と。
考えただけで面白くて一気読み。
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2004年の作品。精神科医伊良部一郎シリーズの第2弾で、第131回直木賞を受賞。
前作の『イン・ザ・プール』よりも幾分か読みやすくなった感じがする。伊良部の破天荒ぶりは相変わらず。なのに、伊良部の治療を受けた人々はなぜか幸せになっていく。ウチのワイフは収録3編目の「義父のヅラ」が特にオススメのようだ。この物語では伊良部の学生時代のエピソードが当時の同級生との絡みで明らかにされていく。
本作は、宮迫博之・佐藤江梨子のコンビで舞台化。また、5月には阿部寛・釈由美子のコンビでスペシャルドラマ化して放送の予定。
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「女流作家」の話では
作者の普段考えていることや悩みも
書かれているのかなとも思わせる。
「ハリネズミ」のセイシンカイのくだりは笑える。