紙の本
第7巻はファンのための1冊
2008/02/10 20:53
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ざわ・・・ぶろぐ - この投稿者のレビュー一覧を見る
内容は物語の本筋ではなく、短編と中編が収録されている。
7巻にはSide Colorsという副題がついているが
それにちなんでか、各編のタイトルには色が使われている。
「少年と少女と白い花」
170ページ程度の中編。
ロレンスと出会う前のホロが、少年と少女の小冒険に遭遇。
なんだか既刊の話を想起すると、それほどは楽しめなかった。
驚きの展開を期待していて、何もないまま終わってしまった感じ。
タイトルに『狼と香辛料I』の最後のようなカタルシスを期待していて、以下略。
「林檎の赤、空の青」
45ページ弱のさらっとした短編。
しかし読後感は上記よりもこちらの方が濃密だった。
前述の後なのでロレンスとホロの会話がいっそう引き立てられる。
言葉遊びを交えた掛け合いに思わず頬が緩んでしまう。
商人の生活が描かれているのもまたこの作品の魅力。
ただタイトル、特に「空の青」には大した意味を感じなかった。
「狼と琥珀色の憂鬱」
シリーズ初のホロ視点で描かれる55ページ。
新鮮味があって、流れるように読んでしまう。
ホロのモノローグをロレンスの視点で読むと、面白い。
ああ、こんなふうにあしらわれているんだな、と感じられる。
この話はタイトルも好印象。
(内容的には)6巻の続きとなる8巻が待ち遠しい。
紙の本
7巻は短編集。
2018/05/21 00:00
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:イシカミハサミ - この投稿者のレビュー一覧を見る
白の話は、ロレンスと出会う前のホロの悪だくみ(?)
赤と青の話は、商人がみんなこの程度には賢ければ、
世の中もう少しうまく回るのにな。という話。
琥珀の話はホロ視点。
あの羊飼いに猛烈に敵愾心を抱く。の巻。
投稿元:
レビューを見る
狼と香辛料の短編。
ロレンスと出会う前や某町でのロレンスとホロの買い物を描いた短編。
そう…初めてホロ側の視点が描かれているというモノ。
『狼と琥珀色の憂鬱』ではホロのキャラ全開(笑)ホロ好きを自称する方は是非お手元にドウゾ
投稿元:
レビューを見る
狼と香辛料、短編集です。
もうにやにやしっぱなしでした。
最後のお話がたまらなくにやにやにやにやしちゃいました。
投稿元:
レビューを見る
今回は本編より番外編ということで書かれており、前半は少年少女とホロのお話。
後半はホロが主体となったストーリーになっています。
狼と香辛料はロレンスとホロの言葉の駆け引きが面白いので、
ホロ側からの視点で書かれているというのは、これまた面白いものでした。
投稿元:
レビューを見る
ホロかわいいですね…
小悪魔ツンデレっぷりがたまらないですね。
でも本編未読ゆえ羊飼いとか結構
キャラがわからないという罠…、
とにかくちなはこういう年増(失言)女さんが
好みだ、というのはガチですね。
投稿元:
レビューを見る
3つの短編集から構成された作品.特に,ホロ視点で描かれた作品は,普段から裏の裏をかくホロの思考の道程が垣間見えて興味深い.また,普段はなかなか本音を言わないロレンスへの気持ちが伝わってきてほほえましい.
投稿元:
レビューを見る
実はここから買っていない。
だが、買う予定はある。
---
02/15
雪蟷螂を読み終わりそうだったので買っておいた。
来週の通勤のお供。
---
02/23
Side Colors というだけあって、どの話にも色をもたせてある外伝。
「狼と琥珀色の憂鬱」が1番面白かったかな。
投稿元:
レビューを見る
短編集です。
アリエスはええけど、クラスががきんちょ過ぎてあんまり好かんかった。
ホロ視点で書かれた「狼と琥珀色と憂鬱」。
可愛かったッス。
投稿元:
レビューを見る
コルが旅の仲間に加わったことで、動きをだしてきた本編は一旦休憩。
箸休め的に挿入されたのは、3つの短篇からなる短篇、サイドストーリー
投稿元:
レビューを見る
●2009年8月読了
「少年と少女と白い花」「リンゴの赤、空の青」「狼と琥珀色の憂鬱」の短編・中編3本立て。
今回は長編ストーリーではなく、それぞれ別のお話で構成されています。
「少年〜」はおそらくロレンスと出会う前。少年と少女と旅をした時の話です。
「リンゴ〜」はパッツィオの街での番外編。
「狼と〜」はノーラに嫉妬するホロのお話。
たまにはこういったそれぞれ独立した話だけのものもいいなと思いました。
投稿元:
レビューを見る
狼と香辛料第7作目。今回の内容は外伝的な話を含む3っつの話を盛り込んだ短編集である。
1つ目の「狼と少女と白い花」はいつか書くだろうな~と思ってた内容でニヤニヤしながら読んだ。笑
つまりはロレンスに出会う前のホロの話で、これまでに何回かそんな伏線が入ってきているので、あわよくば…って感じで期待してた。
「狼と琥珀色の憂鬱」は個人的にかなり好き。今まで書かなかったホロが一人称のホロ視点の話。結構こういううだうだする展開は好み。まあ毎回続くのは正直勘弁だけど、、、でも萌えた。萌えましたがなにか??笑
投稿元:
レビューを見る
今回は短編集。一つ目はロレンスと出会う前のホロの旅について。二つ目と三つ目はこれまでの旅の描かれていなかった部分のお話。
個人的に押したいのは三つ目。このお話は、ホロ目線のお話。初めてホロの内面を描いていて、ホロも普通の女の子なんだなぁと思った。
さらに久々のノーラもでてきて、満腹。
次は一つ目。このお話は子どもの二人旅にホロが同行する形のもの。
もしアリエスが現実にいたらいらつくだろうな(笑)
クラスは子どもだがアリエスを守り、男をみせていた所がよかった。ほほえましいなぁ。
ここでコルとの旅をすぐに描かずに、サイドストーリーを挟んで読者の飽きを払拭した作者は巧みだと思う。そういった意味でも★5!!
投稿元:
レビューを見る
色にまつわる短編集。
*少年と少女と白い花
*林檎の赤、空の青
*狼と琥珀色の憂鬱
「少年と少女と白い花」は、ロレンスとの旅よりずーーーーっと前の話。
しかし、そこで終るかぁって感じ。
うむ。色々つっこみたい、悪くいえば、甘いところが多いんだよねぇ。
ま、ホロの潔さが、物語を真直ぐに常にしていくんだけどさ。
うん、雰囲気と、真直ぐさと楽しむ物語。
「林檎の赤、空の青」は、1巻の後日談。二人でお買い物です。大量に買った林檎に悪戦苦闘するホロがかわいい。
と、わかりやすい商人との付き合いかたのレクチャーww
「狼と琥珀色の憂鬱」は、2巻の後日談。ホロが体調崩します。
うーーーん、神に近い存在であるホロが、体調崩すんですかねぇ。
ともあれ、初のホロ視点なのであります。なので、かなりロレンスにほろっとしているホロがわかるのであった。
にしても、この世界には日本でいう「鶴の恩返し」とか「羽衣」とか、そういう話はないんだろうか。教会の力が強いから、そういう異端の話はなし、ってことなのだろうか。が、異端の話はなしですって世界なら、ホロに対してもっと畏怖がありそうなんだけどな。でもって、反対にそういう異形のものとの話が残ってるなら、ホロと云々となることにもっと抵抗が少ない気がするんだけど。
…微妙に、中途半端。
ま、そういうのを気付かせない(?)魅力に溢れてるんですけどね。
…さっさと8巻でやがれww
投稿元:
レビューを見る
6巻が出てから2ヶ月というハイペースで刊行すげぇ・・と思ったらサイドストーリーでした。
話としては「ホロが麦の神様となる前の話」「1巻終了直後の幕間話」「2巻終了後の幕間話」の3つ。
ロレンスとの掛け合いがおもしろい「狼と香辛料」なのだが、ロレンスと出会う前の話もほのぼのの中にもスパイスが効いていて面白い
・・・・
が、やはり一番の読み所は2巻終了後の幕間話。初のホロ視点での展開なのだが、これがイイ。
一言で言うなら
『ホロ、かわいいよホロ』
に尽きるw