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小学生時分に初めて読んだ小説だと思う。文庫でなくハードカバーだったな。オレもこいつみてぇに風流で豪気な男になるぜ、とがっつり影響受けてた。本編じゃないけど、ハゲチビデブのおっさんがワインレッドのビロードスーツを違和感無く着こなしていたのを隆さんが見て、粋だと感じたというくだりはとても腑に落ちた。
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歴史の整合性はあんまり気にせず楽しむ娯楽小説的。高齢ニートだけどつよいぞかっこいいぞ。前田利家の扱いは割とひどい。
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実に爽快!!
もう三度目の読書だというのに、それでもグイグイ引き込まれました。
こんな生き様カッコいいよね。
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慶次、最高!!!!
「粋」の真髄。惚れ申した~~(笑)
米沢まで慶次の供養塔に線香手向けに行きました。
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漫画から、この作者を知りましたが、実にオモシロイ!
漫画では事情があり沖縄編でしたが、原作では、韓国編が楽しめます。漫画は漫画でいいのですが、こっちのほうがナットクです。楽しめます。
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言わずと知れた、マンガ「花の慶次」の原作。設定が異なる点を楽しみながら読むのもまた一興。原作では、慶次は沖縄ではなく、韓国へ旅立ちます。
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私も高校時代に漫画でハマってから原作小説を読んだよくあるタイプ?漫画と原作の違いが楽しめる。小説の方が漫画的な演出(改変)が無くて抵抗無く読める(漫画は漫画で面白いが)。助右衛門がたった数言で主馬を切腹覚悟まで追い込んだ名シーンが好き。友情とは何かを考えさせてくれる。
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毎日毎日色々なことを頭に詰め込み、レポートを書き・・・・・
そんな日々に疲れたあなたに、
この物語を読んでほしい。
これは、「傾奇者」前田慶次郎の風流な生涯を描いた物語である。
その豪放磊落な武人にして当代きっての風流人たる男の物語は、
老若男女すべてのひとを熱くせずにはいられないであろう。
私もこんな男になりたかった・・・!!!!orz
(鹿児島大学 学部生)
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漫画「花の慶次」を読んでいたので、大体のストーリーはわかっていたけれど、やはり面白い。
傾奇者、いくさ人の慶次郎の生きっぷりが痛快。
もっと隆慶一郎作品を読みたかったな。
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歴史小説やっぱり面白い。
花の慶次は未読だから、前田慶次郎まったく知らなかったんだけど、こりゃ魅力に富んだ人物だわ。
武に長け、歌や詩に富み、機転もきき、教養すらある。だけど無法者。
ひとつの男の理想だなぁ。
おれひとつももってねーよ。
「この男は何が起り、何にぶつかろうと一向に苦にしない。まるで予期していたかのように平然と立ち向かう。」
カッコいいな。自分にないからこそ、こういう文章読むと励ませられる。
「わし、踊ってくるけん」
という物語最後らへんに出てくる悟洞の言葉。
なんか感動した。
男が男に惚れるってこんな感じなんだろうか。
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慶次郎の生き様もそうですが、彼をとりまく人々の魅力に溢れた小説だと思います。とにかく爽快。何度読んでも笑ったり泣いたり、良い意味で忙しいです。
この本を読むと、いつも"自分はどう生きたいのか"を考えさせられます。
行き詰まった時、哀しい時、何度でも読み返したい。
大好きな一冊。
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自由を思う存分使いこなした稀有な人物。爽快な生き様とに感動しました。面白い!ぶち切れた石田三成が泣きながらぽかぽかと慶次郎の胸板をたたいたシーンに笑ってしまいましたけど;;
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作者の「こういう男をかっこいいっていうんだよ!」という声が聞こえそうな作品。歴史小説、というより戦国ロマンだなあと思いました。
前半の利家や秀吉とのエピソードや終盤の会津でのシーンなど、伝承に基づいて、ある意味作者が縛られて書いた部分こそ、命がけの逆風の中で悠々と傾く慶次郎がかっこよく、逆に自由に想像だけで書いたと思われる朝鮮半島での場面は、無敵のスーパーマンになりすぎてかっこよさが半減していたのは皮肉でしたが、全体としてはとても面白かったです。
この作品の慶次郎は、女性から見てもかっこいいですが、たぶんむしろ男が惚れる男、ってやつなんでしょうね。
慶次郎の力量のない慶次郎気どりほど性質の悪いものもないし、たぶん乱世だからこそかっこいいともいえる生き方なので、フツーの男性にはあんまり真似してほしくないですが。
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マンガ「花の慶次」の原作ときいていて、今回はじめて読んでみた。
原作ならではのエピソードや、文章ゆえの想像力のかきたて、マンガにも共通した慶次郎をはじめとする登場人物たちの魅力、改めて知るマンガならではのエピソードや変更。
非常に面白く、ある程度知ったストーリーということもあって、一気に読めてしまった。
まったく、生きるだけ生きて野垂れ死にたいものである。
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主役は、前田慶次郎。
最初に知ったのは、マンガだ。
意外とあるのね、歴史マンガ。
バガボンド、花の慶次、、、、って、その他続かないけどw
泣けた壬生義士伝とは違って、また、人間宮本武蔵の成長と違って、これは、、やること為すこと、半端無い。
史実はさて置き、
この前田慶次郎が暴れまわる、戦国末期の戦場に、外交にと。
時に日本を抜け出し、朝鮮半島にまで。
歴史時代小説が、大好物なのであるが、
脇役で、かなりの美味と思うのは、忍び。
例に漏れず、慶次のお供にもいた。
驚いたのは、加藤段蔵。彼が、慶次と共にいるとは!
かなりマニアックな領域に入るが、
戦国最強と言われた上杉謙信の忍びであったが、能力が凄すぎて、謙信に暗殺を謀られ、はたまた、次に仕えた謙信の宿敵、武田信玄には、これまた、凄すぎて、暗殺を謀られる。
表題のそれでは、加藤でも、段蔵でもなく、痩せ過ぎてるから"骨"、とか言われて登場するのだが。
そんなお供を惹きつけた、
まさにかぶいた、慶次郎の奇跡に舌を巻く。