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2008年出版ですが、肝臓についての誰でも知っている基本的な知識から、実際に手術になった際の術式まで幅広く取り扱っています。
「そうだったのか!」という知識が盛り沢山なので、1冊すぐに読み終えてしまいますし、退屈はしません。
もちろんお酒をよく呑まれる方から、肝臓の手術を控えている方まで、読んで損は無いと思います。
より深い知識まで必要とされる方や、医学に携わる方向けではありません。
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意外に知らない人が多いんだよねぇ。
B型肝炎は「性感染症」の側面を持っているということを。
母子感染も多いけれどもこれで感染する場合もあるから
検査は大切!
そして肝臓病は何もお酒ばっかりでは起きないということ。
一番大きいのは上記のようなウィルス性肝炎です。
それと意外なものがダメ、と言うのには
おどろきました。
良かれと思ってとっている食品は
案外体を痛めつけているみたいですよ。
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この本を読んで、毎年受けている人間ドックの検査項目に肝炎ウイルスの項目があり、自分が陰性と確認。でも休肝日は必要なのね。。。
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B型、C型肝炎ともに、感染経路など病態がよくわかり、またどの程度の割合で肝がんになるかもわかっている。治療もインターフェロンや核酸アナログ製剤ができてずっとすすんでいる。日本がリードして発症率が低下している分野だ、実際、臨床現場でも30年前に比べ肝炎患者の数はずいぶん減ったと実感する。
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アルコールの害、ウイルスの恐怖に新常識あり
本当の「敵」を知れば、肝臓病は怖くない!
酒の飲み方、脂肪肝、肝炎の最新治療法から肝がん手術、生体肝移植の知識まで丸わかり!
肝がん手術の技術は、この20年で飛躍的に進歩しました。ステージ1なら5年生存率は90%、ステージ2でも70%を超える時代です。20年前は、肝臓を切ると5000~1万ccという大量出血を起こしていた時代でしたが、今では丁寧に止血をしながら手術を進めることによって、平均で1000ccという出血量にまで抑えることができるようになっています。私たちの外科チームが行う肝がん手術であれば、出血量の平均は400ccほど。だから輸血の必要もありません。駅前で行われている献血の採血量以下に抑える、これが私たちのモットーです。当然、患者さんの体にかかる負担も大きく違ってきます。輸血による肝臓への負荷も避けることができます。
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