電子書籍
主人公に共感
2020/11/06 23:11
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:すとこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
心が尖っているとき、心が弱っているとき、主人公に共感できる。世の中はそんなに甘くないし、ご都合主義というものもなかなか通用しない。それでも自力で、そして他人にも頼って、生きていくしかないのですね。
ところでいくつかの謎ははっきりしないままだけど、まあ重要でもないのでいいか…。
久代さんの「本は良い」のくだりはとても良い考え方ですねー。
紙の本
ほんわり系のお話
2022/11/07 10:12
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投稿者:Koukun - この投稿者のレビュー一覧を見る
両親の夜逃げ というかなり衝撃的な場面から話はスタートするのだが、避難先で比較的周辺人物に恵まれて というややほんわか系のお話である。一人称独白という、読みやすくわかりやすい体裁で話は描き出されてゆくが、やや単調になるのはやむを得ないか。終盤にかけていろいろな秘密が明かされてゆくが、結果 まあ良かったね というところで落ち着く。
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読んでて心あたたまるお話。
前作の続編みたいな感じもあるので、読んでれば余計におもしろいかも。
しかし、メールだけはイマイチよくわからなくて、すっきりしなかった。
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久しぶりに自分の中のカテゴリ外からチョイス。サヤさんみたいな人に憧れたり、反発したり、自分の暗い部分と闘うところに共感を覚えたりして。卑屈とは違うんですが。
でも、すごい、がんばろって前向きな気持ちになれました。
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久しぶりに加納朋子を読みました。
姉妹編のささらさやも昔読んだ覚えがありますが、今回はちょっとあんまりありえない設定なので、普段の「どこでもありそうで、どこでもありそうななぞ」という加納朋子の良さが少なかったなーって思います。
最後のシーン、だめです。
どうしても祖父のときを思い出す。
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ささらさやがおもしろかったので。まだ読んでない。
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んで、読んだ。うう、よい。わたしはまだまだ照代ちゃんみたいな甘ったれなのでな、身につまされるぜ。
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親の夜逃げのために高校進学を諦めた照代。そんな彼女の元に差出人不明のメールが届き、女の子の幽霊が現れる。これらの謎が解ける時、照代を包む温かな真実が明らかになる。不思議な街「佐々良」で暮らし始めた照代の日々を、彼女を取り巻く人々との触れ合いと季節の移り変わりを通じて鮮明に描いた癒しと再生の物語。
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はじめは「ちょっとなぁ・・・」
だったけど物語が進むにつれ温かさが満ち溢れていった。
読み終わった後は温かいため息が・・・ww
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電車で泣いた。うん。
あったかかったなあ。
今の世に足りてないものが、
佐々良には沢山あると思う。
頑張ろう、って、
純粋に想わせてくれた。
てるてるあした
きょうはないても
あしたはわらう
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か〜〜、再読だけどやっぱいいわ。(2/29)
最後涙が止まらんわい。
まあ多少涙腺がゆるくなっているとこも
あるけど。
ドラマの場面場面を見直したいな。
再放送をやらないかなあ〜
(追記)2009年の年末にCSでやって
いたので、全話録画!
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「ささらさや」と同じ佐々良の町を舞台に展開する別のお話。心に響く言葉がたくさん散りばめられ、やさしい気持ちに包まれる。
主人公の15歳の少女はもちろんのこと、お婆さんから幼い子どもまで、いろんな登場人物が抱える気持ちに寄り添いながら話が進んでいく。
久々に読む加納さんの本。彼女の作品を読むといつも、ひとつの物事というのは、視点を変えることで随分見え方が違うものなのだと気づかされる。
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てるてるあした
きょうはないてもあしたはわらう
外で読んでたので泣かないようにするのが必死でした。
暖かくて泣ける話。
ささらさや も買わなきゃ!
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主人公は、中学卒業後、父母の不始末のせいで高校進学を諦め、夜逃げをして佐々良へやってきた照代です。彼女は遠い親戚という鈴木久代さんの家にやっかいになりにきたのですが、久代さんのあだ名は魔女。見た目も中身も魔女のようで照代は馴染めません。
行くところがない照代は、がまんして一緒に暮らし始めるのですが、幽霊を見たり、不思議なメールが届いたり、ちょっと変わったことがちょっとずつ起こります。
この照代はかわいげのない子で、いつも怒っているのですが、それは母親に愛されたことがないからで、最初は素直じゃなくてやな子だな〜と思っていたのですが、読み進んでいくとかわいそうになってきてしまって、自分の子どもの頃を思い出してしまいました。
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泣けた・・・・・・。前作の「ささらさや」も泣けたけど、「てるてるあした」も泣けましたよ・・・。
佐々良というところを舞台に話は進んでいくのだけど、なんか、みんながちょっとさみしい感じ。
かなり面白かったです。
「ななつのこ」も面白かったけど、この佐々良シリーズもかなりハマりそげな予感。。
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金銭にだらしのない両親の借金のため、夜逃げでひとり遠縁のお婆さんを頼って佐々良にやってきた照代。
ささらさやのスピンオフ作品
私が大人になったからか、照代の幼さにも寛容に理解ができた。
成長した照代が「正しいことは優しくない」っつうのはその通りだよね。優しさの中には甘さがあるものね。
これを読む前には是非「ささらさや」を読んでいただきたい。最終話での気持ちが全然変わってくると思うから。