サイト内検索

詳細検索

ヘルプ

セーフサーチについて

性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示を調整できる機能です。
ご利用当初は「セーフサーチ」が「ON」に設定されており、性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示が制限されています。
全ての作品を表示するためには「OFF」にしてご覧ください。
※セーフサーチを「OFF」にすると、アダルト認証ページで「はい」を選択した状態になります。
※セーフサーチを「OFF」から「ON」に戻すと、次ページの表示もしくはページ更新後に認証が入ります。

e-hon連携キャンペーン ~5/31

hontoレビュー

ほしい本の一覧を見る

ラジオの戦争責任 みんなのレビュー

新書

予約購入について
  • 「予約購入する」をクリックすると予約が完了します。
  • ご予約いただいた商品は発売日にダウンロード可能となります。
  • ご購入金額は、発売日にお客様のクレジットカードにご請求されます。
  • 商品の発売日は変更となる可能性がございますので、予めご了承ください。

みんなのレビュー7件

みんなの評価3.6

評価内訳

  • 星 5 (0件)
  • 星 4 (4件)
  • 星 3 (1件)
  • 星 2 (1件)
  • 星 1 (0件)
7 件中 1 件~ 7 件を表示

紙の本

ラジオという新しく登場したメディア発展のガイドブック。

2010/01/24 23:28

7人中、7人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:浦辺 登 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 高嶋米峰、友松圓諦、松下幸之助、松岡洋右、下村宏というラジオにかかわった五人の人物の評伝に近い形でのメディア論だが、著者の年齢からして、真空管ラジオとは無縁の世代がラジオという新しいメディアが果たした役割を述べているところが斬新だった。
 表題に戦争責任という言葉があるために、ラジオ放送やラジオ製作にかかわった五人を糾弾する内容なのかと思いきや、そうではなく、淡々と事実を列記しているので読みやすい内容になっている。

 ラジオ放送という新しいメディアを日本人が受け入れていった背景が、プライバシーの無い住環境であったこと、情報を共有する社会であったことを提起しているところに、視点の新しさを感じる。
 毎年、終戦記念日にはお馴染みの昭和天皇の玉音放送を耳にするが、あのラジオ放送の仕掛け人である下村宏を第五章に持ってきたのが良かった。その前の第四章に松岡洋右を持ってきているので、なおさら、インパクトが強い。
 できれば、ラジオ放送を最初に企画した後藤新平も入れたらば、日本という国がラジオ放送をどのように拡大発展させ、どのように国策に利用しようとしていたのかが分かって良かったのではと、少し残念。

 また、出身地の山口県以外にも東京青山霊園に松岡洋右の墓があるが、ここで、彼が意外にもクリスチャンであったことが分かると、国際連盟脱退の演説で十字架のキリストを持ち出した思想の背景もうかがえて良かったのではと思う。

 いずれにしても、インターネットの登場で新聞、ラジオ、テレビなどの媒体の在り方が再検討されているが、その資料として一読しておいても損はないのではと思いました。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

2008/03/04 22:13

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2008/11/25 20:47

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2009/12/30 10:37

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2011/04/23 11:15

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2008/06/12 18:14

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2011/11/23 16:11

投稿元:ブクログ

レビューを見る

7 件中 1 件~ 7 件を表示
×

hontoからおトクな情報をお届けします!

割引きクーポンや人気の特集ページ、ほしい本の値下げ情報などをプッシュ通知でいち早くお届けします。