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ヤンの反撃というか、流れ流れての帰還、そしてユリアンとの再会。
危機的状況にも深刻になりすぎないのはいいとして、おじいがかっこよすぎて泣けました。本当に惜しい人を亡くした…
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ぼちぼち、退場者が続出してきそうな気配を醸してきた7巻。
いろいろなフラグが立ち始めているけれど、まずは同盟軍に欠かせなかったあのお方が逝き、ヤンに衝撃を与えてくるあたりの先を考えてしまうし、ロイエンタールの行く末にも不穏な空気が感じられる。
そんな中、同盟側の不良中年と若き撃墜王の存在感が増してきて、ふたりが登場すると何やらほっとしてしまう。
懐かしい場所への帰還も果たすけれど、ヤンVSラインハルトの最終決戦が近づいてきていることに、ワクワクするよりも嫌な予感がどうにも勝ってしまう・・・。
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ラインハルトの宇宙統一のこだわり、ヤンの戦いの姿勢といい、二人とも呪われているのではないかというほど、才能に付随した性質とも言えるそれで悩まされている。
「つまるところ、みごとな死というものはみごとな生の帰結であって、いずれかいっぽうだけが孤立することはないように思える」p.223
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ついに自由惑星同盟完全制圧に向け、ハイネセンへの進行が始まる。一方ヤン独立艦隊はイゼルローン奪還に向け動き出す。そして帝国内ではフェザーンの黒狐による謀略が。
相変わらず面白いが、ちょっと飽きてきてるのか、スピードが上がらない。
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後書きが『小説ドラゴンクエスト』の作者の久美沙織さん!独自の戦争観に共感が持てました。
今回はヤンのイゼルローン再奪取作戦!とラインハルトの大遠征再び!物語も中盤を折り返して終局へ向けて加速していきそうな予感がします。
ここに来て、ヤンとラインハルト以外のキャラクターの色が濃くなってきたかなぁと思うのは私だけでしょうか?
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7~9巻にかけては、ロイエンタールを思うと銀河英雄伝説1巻からの人物像をもってして、涙せずにはいられない。
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全10巻の本編はいよいよ終盤へ。最後の盛り上がりに向けた各陣営の盛り上がりが楽しくもあり、物語に終わりがあることの寂しさも感じる。特にこの物語は過去回想の視点で描かれるのですが、終盤に入り歴史的な語りの中で伏線が語られることが増えて不安とワクワクが止まらない。
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前巻でハイネセンを脱出したヤン一行は、先の大戦後に残存兵力を率いて別行動を取っていたメルカッツらと合流、その後、同盟政府からの独立を宣言したエル・ファシル星系政府に迎え入れられる。圧倒的に戦力が不足している状況下、ヤンは戦力基盤を固めるため、銀河帝国としては戦術的な価値が低くなったであろうイゼルローン要塞を再び攻略しようと目論む。
一方、銀河帝国のラインハルトは、同盟駐在高等弁務官レンネンカンプの死を口実に、自由惑星同盟の歴史に幕を下ろすべくハイネセンへの侵攻を開始する。対する同盟側は、宇宙艦隊司令長官である宿将・ビュコックが、次代に希望を託すべく、艦隊を率いて最期の戦いに挑むのであった――――。
自由惑星同盟が名実共に滅び、銀河帝国に対する抵抗勢力はヤンら"不正規隊"と、合流したエル・ファシル星系政府となる。ヤンに奪われたイゼルローン要塞取り戻すべく、そして最後の決戦を挑むべく、ラインハルトは艦隊をイゼルローン要塞へと進める。
再び相まみえる"常勝"と"不敗"。戦力的に圧倒的有利である銀河帝国だが、ロイエンタールやオーベルシュタインといった軍幹部に立ち込める暗雲は、隠すことのできない状況。果たして戦いの行方はいかに。(次巻へと続く)
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恐らく物語の最終章へこれから進むのだろうと予感させる。今回はあとがきも良かった。女性目線のこういう見方もあるのかと、読みごたえあり
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帝国軍・自由惑星同盟の戦いが終わったかとおもいきや。
ヤンには平和な年金暮らしを送って欲しかったけれど
運命がそれを許さない。
怒涛篇というその名の通り、怒涛の展開と内容の巻。
多くの女にとって戦争は当事者として立ち向かうものではなく巻き込まれるもの
というのと、
戦争はかっこいい。なぜなら、戦争なくして英雄たちは存在しえないからである
というのが印象的だった。
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この巻ではイデオロギーについてまた考えさせられる。民主主義ってなんだろう。誰の為なのだろう。善悪についてもまた考えさせられるのだ。真面目だから迷い込む袋小路。そこに悪意はない。
一番の見どころはビュコック対ラインハルトではなかろうか。そしてイゼルローン再び。
よくもまあ、息をつかせず一冊読ませるものだと感心する。これでようやく7巻か!
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再びの直接対決に向けて物語がまた大きく動き出す。
あんな言葉で宇宙の歴史が変わるとは。ヤンの想像力の一欠片でもあれば仕事もうまく回せる気がするのに。
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てなわけで10分の7です
佳境も佳境なんですが、薄っすらと「どうせみんな死ぬんでしょ」と思いながら読んでますw
「皆殺しの田中」というのはファンの間で有名で、主要キャラが惜しげもなくバッタバッタと死んでいきますからね
ヒーローは悲劇的な結末を迎えることで、より人の印象に残るってことと
やはり「戦争」を描くことが多いので、「戦争」良くないよ!って意味がたぶんに含まれてるということですが
ほんとこの人限度ってものを知らんからな〜w
はてさてどうなることでしょう
この世界的名作を今さら初読している幸せ(?)を噛み締めながら読み進めていきますよ
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個人の集合体として国家という群体が生成されるのではなく,国家とは国家という一個体としてのみ存在し,その中の個人が国家に含まれるかはその個々人に依る,また,その国家の存在は実時間上観測し得ず,後世においてのみ成し得る,という考え方なのか.実際国家の意思決定を個人が制御できない現状に鑑みると理解はできる一方で,その考え方は歴史家という存在を正当化するためのものともとれ,国家の理想的な有り様に思いが至る.
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こんなにも装飾の多い話だったか。
考えてみればヤンが最も勤勉に働いている巻かもしれない。イヤイヤながらも。