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初、柴崎作品だったんだけど・・・。
私に読解力がないのか、終始何が書きたいのか、いったい何の話なのか全くわからずに読了。
文体自体は柔らかくて嫌いじゃないんだけど・・・。
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189P
初出:「群像」「朝日新聞」「Melbourne」
初刷:2008.3/3
印刷:凸版印刷(株)
製本:黒柳製本(株)
装画:喜多順子
装幀:名久井直子
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文章が長く、句読点をうつところが私にとってはビミョーで、読みづらい。作者が何を問いかけたいのかもわからない。そこがいいと評価されているのかもしれないけど。
2008.12.22-2008.12.23
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表紙が綺麗! 初めて読む柴崎友香さん。
誰の視点で描かれているのかがいまいち定まらない文章で、感情描写においてときどき突然に主語が変わるのが不自然で読みづらい。
アジア料理の店で偶然見かけたひとびとに対して、主人公が「きっともう会うことがないのは、もったいないな」と思う場面が好き。折角目の前にいるのに、タイミング次第で逃してしまう縁、そういう切ない繋がりがこの世界には満ちている気がして、ああ分かる、と思う。「女の子カフェ」にわたしも行きたい。
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女の子独特な感情がいっぱい詰まったお話。
登場人物はみんな私の友人に置き換えられるくらい身近な感じがします。
いつも以上に単調なストーリーだったように思えて、物足りないような…。
でもまぁいいか…ってな感じ。
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3つの話が入ってる。
表題作の「主題歌」がよかった。
女の子を好きな女の子(女のひと?)が、いっぱい出てきて、なんかうれしかった。
*ただ、かわいい女の子やきれいな女優を見ていると、それだけで幸せな気持ちになるし、そのことについて話すのが楽しい。
↑うんうん、わかる。
そうそう、そーゆー感覚。
と思いながら読んだ。
風景とか、大阪弁のセリフとか、心地いい文章だった。
出てくる女性たちも、よかった。
けど。
あと2つは……。
う〜ん。
よくわかんないです、ごめんなさい。
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すごく淡々としてる。
「あ、終わりか」って感じの読後感。
そんなに感情の起伏があるわけでもなく、大して頭使わなくていいかも。
イヤ、頭使えば感想も違うのか?(汗
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女子好き女子は自分を含め身近にいるので、不思議でもなんでもない。
そこを、かわってるかもって書くのに、目から鱗でしたわよ。
柴崎さん読んでみたことなかったけど、読むのに感覚養わないと読めないなぁと思いました。ジャンプ読むのに訓練がいるみたいな感じ。
描かれる場でのことをすべて写しとりたい人なのかしら?と思いました。
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女の子がカワイイ女の子を見てウキウキするとか
おうちカフェでワイワイやるとか
わかるなぁ~いいなぁ~と思った。
最後の短編は意味がよくわからん。
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とりあえず装丁のかわいさにやられて
借りてきた一冊
日常の1コマをそのまま小説にした感じ
いつもの柴崎作品でした
「女の子だって、かわいい女の子とか美人さんとか
見ると嬉しくなったりするよね?」
っていうのが今回の内容だったのでとっても共感!
街でかわいい子探しちゃうなんてよくある話です
この気持ちが男の子にどこまで理解されるかなー?
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デザイン会社勤務の実加、同僚の小田ちゃんといつ子、バイトの愛ちゃん、後輩の森本、それが連れてきた美人のりえ、プロ絵描きの花絵、写真の奈々子、その人らが何かというと女の子っていいなあと。
この世界には妬み僻みがあまり出てこない。生き方価値観が違ってても皆やさしい。
ここなら女の子たちと仲良くしていけたのかもしれない。
何度も芥川賞候補にあがってて、この作品もその一つ。
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女の子好きの女話がテーマというところと、装丁の美しさに惹かれて買ったけど、初柴崎友香は合わなかった。。というか読みにくかった。主語がコロコロと変わる小説って苦手なのだよな。
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「主題歌」「六十の半分」「ブルー、イエロー、オレンジ、オレンジ、レッド」お3篇。最初の「主題歌」が一番長編なのもあって存在感あったかな。自然な大阪弁や、阪急電車界隈の自分の守備範囲の町の雰囲気も手伝って、なんか自分の若い頃を思い出すようななつかしい雰囲気。あの頃の友達は皆どうしてるんだろう。。
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第137回芥川賞候補作可愛い女の子を見ることが好きな女性たちの、どうってことのない日常がさらさらと描かれている。劇的なことは起こらないけど。不思議なことも起こらないけど。彼氏と暮らして、仕事をして、友達と呑んだり食べたりして。そういう同じような毎日の中にささやかな楽しみを見出している、そういう好感の持てる女性たちの和紙のような手触りの小説。女子カフェ 参加してみたいぞ。
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かわいい女の子やきれいな女優を見ていると、それだけで幸せな気持ちになる(同性愛ではない)、という女子好きの女の子たちの物語。
女子好きの女性は現実にたくさん存在すると思うので、今まで小説の題材にならなかったのは不思議。
あんまり認知されていないからかな?
柴崎さんの小説を読むのは初めてだけど、私も女子好きとしてすごく楽しめた。
なぜかわいいと思うのか、自分が分析しないことにもどかしさを感じつつもそのままにしてしまう主人公の気持ち、よく解る。
今この瞬間を愛しむ気持ちは女の子ならでは、なのかも。
会社の窓から差す日差しが午後になると照らす位置が変わる、というような何てことない日常の情景が丹念に描写されている。
こういう一見無駄に見える場面や描写が物語にふくらみを持たせていて、それによって、淡々とした物語が饒舌で豊かになっている感じがした。