- 現在お取り扱いが
できません - ほしい本に追加する
- 予約購入について
-
- 「予約購入する」をクリックすると予約が完了します。
- ご予約いただいた商品は発売日にダウンロード可能となります。
- ご購入金額は、発売日にお客様のクレジットカードにご請求されます。
- 商品の発売日は変更となる可能性がございますので、予めご了承ください。
2 件中 1 件~ 2 件を表示 |
紙の本
嘘偽りなく「待望の新刊!!」ではあるけれど、刊行されるまですっかり忘れていたのも事実
2008/07/23 00:02
5人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:みなとかずあき - この投稿者のレビュー一覧を見る
非常にありきたりな言葉になってしまいますが、岡崎作品に巡り合うといつも「天才は忘れた頃にやってくる」と思ってしまいます。短編なので1冊の本になるほどまとまるのには時間がかかるのだということはわかっているのですが、それでもこれだけ間隔があると正直普段は忘れてしまっています。ちなみに、この“Neo”も第1巻が出たのはもう4年前のようです。これでは忘れるよなあ。
しかし、4年待つだけの甲斐はあります。
この第2巻には8つ話が収められていますが、どれも短編ながら奥深い意味が込められているように思います。体裁はSFであり、しかもかなり現代科学でも説明しうる根拠を踏まえて描かれているようですが、そこに「ジンクス」であったり、カラスの儀式であったり、人間の記憶であったり、吸血鬼やタイムトリップやイルカや、さまざまな人間の現象や想像、感情までも描かれているように思います。
次巻が出るのはまた4年後でしょうか。まるでオリンピックのようですが、それまでの間また何度か繰り返して読んでみたいと思います。そんな気持ちにさせるのもまた、短編の良さなのかもしれません。
2 件中 1 件~ 2 件を表示 |