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参加することをやめればいい…
やめたくてもなかなかやめられないです。
不満はあるけど,どこかで満足してしまっているのかなぁ
それとも,ある意味あきらめてしまっているのでしょうか。
カルチャー・クリエイティブの価値観の特徴についての引用は,
読んでいて妙に納得してしまいました。(モダンズについても)
漠然と感じていたもうひとつの流れがはっきりとしました。
(気付くのが遅すぎでしょうね,きっと…)
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著者より)
本書は、「幸せとは何か」という本ではない。
「幸せ」についてじっくり考えたり、ゆっくり話したりしづらいこの時代に、幸せの前に立ちはだかっている「豊かさ」という名のモンスターを退治して、しかるべきところへ引っ込んでもらおうという本だ。
そして、もう一度、「幸せって、なんだっけ」とみんなが考え直せるように、地ならしをするための本だ。
<<目次>>
はじめに 人間を幸せにしない経済
1章 幸せって、なんだっけ
幸せについて書くことになるなんて!
「幸せ」との馴れ馴れしさとよそよそしさ
「幸せ」についての思い込み
水汲みの幸せ
「幸せ」があなたを不幸にする?
GNH(国民総幸福)というギャグ
「豊かさ」という罠
ブータン国王は(たぶん)こう考えた
豊かで不幸な人々
ぼくが生きてきた「豊かさ」の時代
経済発展という運命
ブータンに行ってみた
あなたにも、GNH
マインドセット
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(K) 世間では拝金主義がかなりはびこっているが、何かが違うという強い違和感をここ10年間持ち続けてきた。歳を重ねる毎にモノに対する執着心である物欲は次第に減退し、精神的な満足感を充たすものがなにか別のもの変わっていく。なぜだろうか。自分なりにその違和感は、「幸せ」とは何かという問いに答える事によって解消できるはずだというところに行き着き、これまでにもいろいろ考えてきた。
本書は、まさに「幸せ」とは何かについて考えた本である。私自身にとっては、これまでいろいろ考えてきたことを整理するという意味において大変価値のある内容であった。
豊かになればなるほど、人は忙しくなり、自分勝手になり、欲張りになり、冷たくなり、傲慢になっていく。豊かさを測る指標としての経済指標であるGDPをバロメーターにすることは、本当に我々を幸せにしてくれるのだろうか。筆者の答えはNoである。
経済と幸せの関係について考えみたいと思う人は、是非読んでみると良い。きっと、新しい発見があるはずだ。
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『どうして世の中はこんなに生きにくいんだろう』 『どうしてこんな世の中なんだろう…』という長年の疑問に答えてくれた本です。
先生も親も会社の人たちですら教えてくれなかった事実がここにはあります。知らないまま死ななくてよかった。
「人々がさらなる消費の圧力にこれほどさらされている国はほかにはない。そして富のむなしさがこれほど強く感じられる国も」
と外国人に言われるほどの国に住んでる日本人。
「みんなは特急列車に乗り込むけど、いまではもう何を探しているのか分からなくなっている」星の王子さま
の言葉は印象的です。
子供の頃ミヒャエル・エンデの「モモ」を映画と本で見たり読んだりしていましたが、この歳になってようやく理解しました。
キレイごとでも理想でもない現実。
必要以上に消費を煽る企業とお互いに『がんばって!』と励ましあっては首を絞めあい、勝ち残ろうとする人々の織り成す社会。
私も昨日まではその一員でした。
でも、もう終わりにしたいと思います。
読むほどに目が覚めていきます。目の前がクリアになっていきます。
新書であることと、タイトルから得る先入観を抜きにして読んで欲しいこれからの日本のあり方を正す経済本です。
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タイトルからは思想系の本と誤解されがちだが、経済の本だ。
とは言っても、経済的視点から幸せと感じること、すなわち「豊かさ」について異を唱えている。
自分がなんとなく、もやもや感じていた、社会に対する感覚。その根源はここだったのか、と納得した。
経済成長=豊かさ、幸せ
では決してないということを、みんな薄々感づいていながら、そこを認めることができないという現象。
それはマスメディアと企業が作り出した暗黒のドグマ。
まずはそこに「気づく」ことから。
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僕みたいな幼稚園レベルの脳みそを持った人間でも読めちゃう「幸福論」。話しは経済の歴史や問題点から始まるのだけど、とっても簡単にすらすら読めちゃう。僕の考え方や生き方を、ある意味180度変えてしまった一冊。
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[ 内容 ]
格差社会、地球温暖化、こころの病。
豊かさを追求してきた経済は結局、人を幸せにはしなかった。
「豊かさ」=「幸せ」ではないと気づいた今、私たちが向かうべき道とは―。
経済の発展と人々の不満や不安が相関しあうメカニズムを解き明かし、終わりなき成長を信じて突き進む社会に警鐘を鳴らす一冊。
[ 目次 ]
はじめに 人間を幸せにしない経済
1章 幸せって、なんだっけ
2章 幸せですか、日本人?
3章 「豊かさ」の発明
4章 「豊かさ」を問い直す
5章 幸せの経済学
6章 幸せを創るカルチャー・クリエイティブ
おわりに 幸せを想像する力
[ POP ]
[ おすすめ度 ]
☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
☆☆☆☆☆☆☆ 文章
☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
共感度(空振り三振・一部・参った!)
読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)
[ 関連図書 ]
[ 参考となる書評 ]
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経済成長=幸福を高める、という数十年に渡って信じられてきた「迷信」を明確に否定するスタンスに共感。
サラリーマン初めて数年、年々感じる違和感は、まさに著者が言う、経済成長=企業の成長は、従業員を幸せにするものではない、むしろ豊かさが不幸をもたらしているのだ、というのがまさに当て嵌まる。
生き方を見直すきっかけとなりそうだ。
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幸せとは?
→幸せと豊かさはイコールではなく、むしろ不幸せにしている部分がある
切り離して考える
お金より時間が大切であり、全て競争すればいいものでもない
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「経済成長=豊かさ=幸せ」
でもこれって本当?経済成長が、全ての問題を解決してくれるという"思いこみ"が、蔓延しているけれど、自然を壊し、自分の時間をすべて仕事に捧げて次々と新しいものを買っても、すぐに次の「欲しいもの」が作られて、ちっとも幸せになれない。
自然「ソイル」とつながり、自分「ソウル」とつながり、社会「ソサエティ」とつながる。「経済成長」神話が断ち切ってしまったこの3つのSとの関係を取り戻したら、きっと、もっとクリエイティブで楽しい毎日になる。
収入が減ってもより満足度が高くなったエクアドルの地域通貨「シントラル」の話が面白かった。
「成長率でしか語ることのできないこれまでの足し算の経済というものが、結局は大多数の人々の生活と自然環境を犠牲にすることによってしか成り立たない『否定形の経済』だったということ、『もっと、もっと』と消費に人を駆り立てる『豊かさの経済』は、今の自分や自分がもっているモノへの不平不満を煽る『不幸せの経済』だったということ。そして、その代わりに文化や自然の豊かさに支えられながら、同時にそれを支える循環共生型の『肯定形の経済』や『幸せの経済』が必要だということ。」(p204)
中高生に読んでほしいわかりやすい言葉で、「幸せ」と「豊かさ」と「経済成長」に関する"集団的な思いこみ"を解きほぐしてくれる一冊。
「
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・3/30 読了.つまりは必死になって人間が幸せのために頑張ってきた経済発展、経済成長の次に来る幸せのかたちに早く気付こうという進歩派の考察ね.ここでは従来の経済発展や成長を追い求める姿勢はもう古いと言ってる.確かにね.これ、日本だけの問題じゃないけど、世界一便利な国の日本がいち早く気付いて世界の先を行って欲しいよね.まずはコンビニの24時間営業見直しから始めて.