ぶたぶたくんのおかいもの みんなのレビュー

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投稿者：wildcat　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

ぶたぶたくんがおかあさんに頼まれてはじめてのおかいものに行きます。

はじめてのおかいものといえば、ドラマがつきもの。

そして、おかあさんと行ったことがある場所でも、
はじめてそこに行くのは本人にとっては大冒険なんです。

途中出会ったお友だちのかあこちゃんにこぐまくん、
目的のお店のぱんやさん、やおやさん、おかしやさん。

みんなそれぞれが個性的でマイペースでそれでもなんか調和していて、
そのやりとりがおもしろい味を出しています。

彼らは無理して周りと合わせようとはしていなくて、
話すスピードもはやい人ははやい、ゆっくりの人はゆっくりで、
それでOKという雰囲気が良いのです。

「ここまできたら、あとへ　もどるよりも、このまま　さきへ　いくほうが　ずっと　ちかみちだよ。
とちゅうまで　いっしょに　いってあげるよ」
とこぐまくんにいわれるぶたぶたくん。

もとの道を戻るのではないのですね。

ちょっとはじめてのおかいものにしてはなかなか高度です。

途中の道々で何があったかちゃんと覚えていて
おしゃべりして帰るぶたぶたくん、かあこちゃん、こぐまくん。

そういえば、何があったかなぁと絵を復習したくなります。

そして「よつつじ」で別れる3匹。

おかいもの物語ではポイントとなる
帰ってきたときのおかあさんの様子も気になるところ。

最後の見開きは地図。

買い物の道程がきちんと立体的に考えられていることが分かります。

こぐまくんのいうように
「あとへ　もどるよりも、このまま　さきへ　いくほうが　ずっと　ちかみち」なのも絵で確認できます。

本書は第17回大人絵本会（12月26日（日）22時～24時 #ehonbc_17）のお題図書です。

4月にリアル大人絵本会を好きな動物絵本を持ってくるというお題でやったのですが、
そのときにもこの本をもっていらした方がいました。

ぶたぶたくんは、歩くときにぶたぶたというのが口癖で、
それでみんなに本当の名前じゃなくてぶたぶたくんと呼ばれるようになったのです。

おかあさんも自分がつけた名前を忘れてぶたぶたと呼ぶようになったのですね。

そのことについて、母親が子供の名前を忘れるのはビックリと話題になったことを思い出します。

Twitterで絵本を大人読みするとつぶやいたら、
大人絵本会主宰のえほんうるふさん（@ehonwolf）に見つけてもらって
大人絵本会に参加するようになったことは、私の今年の十大ニュースのひとつです。

ぶたぶたの絵本のように、個性的なメンバーが自分のペースで参加していて、
それでいて調和しているという仲間の集まりです。

26日は今年最後の大人絵本会です。

本書について語りたい方はご一緒しませんか。ぶたぶた♪

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投稿者：シンリィ　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

この本は息子の父親が子供時代に大好きだったらしく買ってまいりました。
先日、小学校の読み聞かせで３年生に読んでみましたが、大うけでした。
ぶたぶた、ぶたぶた言いながら歩いていくぶたぶたくんの可愛さと、
とても個性的なお店の人のキャラに子供達は目をキラキラさせて聞いていました。
来週は５年生に読んでみたいと思っています。

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投稿者：なま　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

ぶたぶたくんが、お母さんに頼まれてお買い物に出かけるお話です。様々なキャラクターが出てきて、のんびりしたペースでお買い物が進んでいきます。私が娘たちに読んだものを、今度は孫に読んで聞かせましたが、しっかりと聞いてくれました。

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投稿者：みーあねこ　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

二回りほど離れたいとこへの贈り物として購入しました。
私自身幼稚園の頃に、弟が幼い時には弟にと、母が読み聞かせてくれたのを覚えています。
ぶたぶたくんの「ぼく、キャラメル買ってくる！」という台詞を、今でもキャラメルを見る度に思い出して少し優しい気持ちになります。
大きな事件はないけれど、絵をじっと見ていると面白いところもあって飽きない名作だなと感じました。