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沢尻エリカと柳楽優弥で映画化されました
恋愛は甘いだけじゃダメ。。ときにはピりっとスパイスを利かせないと。。
みたいなかんじです(*^_^*)
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読後感は全然甘くない
それなのに読んだ感想は
さっぱり読める甘い恋愛小説
なんだか不思議
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短編集。
表題作「風味絶佳」が良かった。
おばあちゃんが素敵。
おばあちゃんを素敵に描く人なのかな。
滋養豊富。風味絶佳。
遊ぶような言葉の端々は、さばさばしていて、すごく生きている感じがしました。
働く人たちは素敵だー。
火葬場で。
ゴミ収集車で。
ご飯を作る話が好きです。
あとは、小エビのような唇の女の子が出てくる話。
小エビのような!すっごくプリッとしてるそれって!
私でさえ、キスしたい、それは。
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甘いだけではない恋愛小説集。
裏切られたり、裏切ったりを上手に書き出している。
キャラメルが食べたくなった笑
個人的には夕餉が一番好き。
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超!久々山田詠美。
最近気づいたんだが、最近の私の読書の傾向として
映画→原作本
が多い。
これが良いのか悪いのかはよくわからんですが、
とりあえず、これを読んだのも映画の「シュガー&スパイス〜風味絶佳〜」が好きだったからであります。
んで、風味絶佳はそのうちのひとつの短編。
いやーーー小説のほうが好きだった!w
まさに文章の妙ですな。
おもしろいし、グランマのかっこよさと良い意味での馬鹿馬鹿しさが良い味出してる。
読みながら思ったんだけど、山田詠美って「!」の使い方が上手。
ともすればわざとらしかったり安くさくなりがちな感嘆符を、
うまーーく、ユーモアたぷーりに使える小説家ってなかなかいない気がします。
風味絶佳はもちろん、
私は「夕餉」が好きでした。
内に秘めたものをたぎらせていく女性ってやっぱり綺麗です。
あと、「間食」の、彼女がかわいくってかわいくって仕方ないって言うくだりを、
あーこれ超わかるわかる、って思いながら読んだよ。
男子が読んだらもっと納得するんじゃないかねぇ。
ちなみにうちの彼氏は、超わかるって言っていたw
さすがえいみー嬢ですな。
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あれれれ、良いじゃん・・・。
ここ1年、青梅線の職場があるので、
何だかとても身近に感じる。
中神にアパートとか(笑)
とはいえ、もしかすると、
女性主人公ものじゃないと、
良いのかも、とも思った。
そして私の読書量の問題かもしれないけれど、
彼女が書いた精神的に不調な人の話、
って初めて読んだ気がするけれど、
その薄ら寒さと言ったら、
現場の人間から言わせても、かなりの完成度。
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映画「シュガー&スパイス」をみたあとに読んだ。
「風味絶佳」以外はちょっと不気味。普段肉体労働をする人と接していないからか。
こんなこと書いたら差別発言だって言われちゃうかな?
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映画『シュガー&スパイス』の原作だと聞いたからたまたま手に取った本で、山田詠美さんの本はこれが初めてでした。実際は6編の短編小説が収録されていて、「風味絶佳」はその内の1作なのです。短編の中でも私が気に入ったのは「夕餉」という作品で、世間体を気にするがために離婚を許可しない夫の元を離れて、自分よりも幾分若いゴミ清掃員の男の子と同居する女性、美々さんの物語。美々さんが食事を作る場面が印象的で、普通の家庭ではなかなか作らない手の込んだものをただひたすら同居人のために作るんです。そもそも美々さんは、旦那さまと決着を付けるに付けられず、逃げてきた結果がこうであって、本来は大人なんだから自分で進む道を決めていかなければならない。けれども、今の今まで誰かの敷いたレールの上を歩かされてきた彼女にはそれをするのが一苦労なわけである。それを、優しい言葉や何気ない気遣いで長い時間をかけて彼女を成長させていく若い同居人。最後の方で、彼が「美々ちゃん、旦那と別れな。」って優しく諭すシーンで無償の愛を感じた。『愛してる』なんて言葉は実際はなくてもいいものなんじゃないかと思った。本当に大切な何かを手にしたとき、人は『愛してる』なんて言う言葉なんてなくてもどこからかにじみ出るものなんだな…なんて感じた。問題の風味絶佳は、とにかくグランマの生きざまに感嘆した。たくさんの恋愛をしてひたすら悲しみや喜びを乗り越えてきた女の発する言葉だから意味がある。「甘くとろけるもんは女の子だけじゃないんだから。」まったくだ。女の子は優しさだけを求めているわけじゃーない。時には相手を顧みない強引さなんかも見せてほしいものなのだ。主人公の少年は優しすぎたんだ。いうなれば、甘いものばかり食べているよりも、ビターな食べ物を食べた後のキャラメルが絶品であるように、人生も恋も甘みと苦みのバランスが大事なんだろう。
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・間食
・夕餉
・風味絶佳
・海の庭
・アトリエ
・春眠
以上6作品が入った短編集。
どの物語の主人公も誰かに強く依存している。善悪なんてものはつけられない。本人たちにとって、それは心の支えなのだろう。だけどわたしには、その依存性が恐ろしく映った。特に「アトリエ」は怖い。文体が丁寧な分余計に恐ろしい。しかしながら先が気になる。
ちなみに一番とっつきやすかったのは「海の庭」、かな。たぶん主人公と歳が近いからだろうと思うけれど。
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「アトリエ」だけすごくよかった
最期の「春眠」が気持ち悪すぎて…
弥生の「二人で生きていくんだから」っていう言葉と矛盾してる温泉旅行がなんともああいう家族ごっこみたいのは虫唾がはしる
いや、わたしの父親嫌いに由来する不快感かもしれないけど。
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異常を正常にもしうる少し”非健全”な恋人同士の時間。他人とは共有できない秘密の時間。そんなものが詰まった作品。”共有できなさ”が結構レベル高くて、読んだ後、ある意味、こころが豊かになった気がした。
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TSUGUMIと同じくらい大好きな本で、短編小説集。
その中でも風味絶佳は、情景描写、心情描写とも完璧で、
すんごく感情移入できた記憶がある。
登場人物の価値観が鮮明に浮き出てるのも詠美さんならでは。
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山田詠美ファンが周囲の友達にたくさんおりまして。最近手をつけてみました。
こちらは 、6つの作品が収められた短編集。山田詠美さんっていうと、COOL& STYLISHな恋愛モノを描くヒトって認識だったケド、この短編集のテーマは 「職人の醸し出す滋味」ってとこかな。
各編には 鳶だったり、ごみ収集作業員だったり、体を使って作業をする人々と、その周りに起こる出来事を、 味わいのある食べ物を織り交ぜて描かれてマス。うーん、このヒト、文章うまいなぁ。 もっともっと 作品を読んでみたい作家さんです。 こんなふうに言葉を操れるヒトっていいよね☆
ちなみにこの本はキャラメルの箱のような装丁がとってもかわいくって♪
裏表紙がまさにお菓子の品質表示みたいになってる、という、、この遊びゴコロがとっても気に入った ♪
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******引用******
彼らは、もつれ合うようにして、来た道を引き返した。食事をして酒を飲んだ。もうどうするべきかは解っていた。立川駅で別れを惜しんだにもかかわらず、結局、乃梨子は、中央線ではなく、青梅線に乗った。中神のアパートに向かいながら、志郎は、キスからの手順について考えた。正しい手続きを踏むのは良いもんだ。行き着くところは同じでも、ジェントルマンの気分になれる。
―― 『風味絶佳』 p.123-124
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ん〜・・・
出だしからダメでした。でも、最後まで読みました。
何がダメって、
掴み所のない物語。
結局のところ、何が言いたいのかさっぱり分かりませんでした。