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紙の本

労働法における判例の重要性

2008/08/07 02:58

7人中、6人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:佐伯洋一 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 労働法というのは、他の法律に比べても特に判例が重要である。判例をとおして具体的事実を検討して初めて通説判例の使い方が分かってくる。
 労働法というのは日常から使われ、日々改正が行われ、判例がぼんぼん出る動的な法律である。だから、いくら菅野労働法をはじめから読み倒してみてみても、いざ問題を解いてみようまたは問題解決にあたってみようと思っても、想像以上になにも出来ない。それは特に、就業規則とひとことでいってみても、定型的なものからオリジナルなものまでさまざまあるし、これに個人との契約、そして具体的な状況、さらには労働組合の態度・関わり・・。これらすべてを考慮しなければならないことに大きく由来する。だから、判例が重要であり、そういう詳しい判例を読む必要がある。
 そこで本書はなかなか手頃な本である。厚すぎず、薄すぎず。判例の事実がちょうど100選より3倍増くらいに載っている。そして、関連付けた判例の解説もなされている。100選と併用することで、100選の判旨が立体的に浮かび、なおかつ事実抽出の訓練にもなる。
 ただし、基礎概念の説明が詳細になされているわけではない。そこで、本書購入の対象者は、基本書か予備校本(LECか伊藤塾のテキストは決して基本書より劣るものではない。劣るというのは、権威主義の妄言である。予備校本は、概念が図解で整理されているが、基本書では平面に並べられているだけである。分かりやすい本。所詮勉強は理解したもん勝ちなんだから、ツールにこだわるのは無用無意味だと思う)を通読した人と言える。
 こういう学術本こそ、ネットすなわちBK1で買うべきだ。なにしろ、本屋の弱点は学術本だ。きっと探しても本書はそう簡単に見つからない。生協でも1~2冊しかなくて、すでに手垢べたべた。いいことはない。
 

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