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先生×生徒
超ありきたりじゃんとか思いきや…ストーリー設定と攻め受け二人の相性萌えで全然飽きさせない内容!台詞がいちいち萌える。
今後に超期待の大型新人さんです。こんなに緻密に柔らかくBLを書ける作家さんは珍しいので今後もこの雰囲気を大切にしてほしい。
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まぁ、BL小説なんだけど、からみがあるのは最後の最後だけであって、えっちくはない。物語の雰囲気というか、流れはとてもよかった。イラストもこの小説にすごくあってたと思うし、一言感想で言えば、実に綺麗なBLだった。
どっちもホモっていうわけじゃなくて、お互いにお互いのああいうことそういうことに惹かれてった、みたいな。
志緒も桂も好きだけど、大抵はヒロインポジにいるりかちゃんもすごく大切な存在として扱われていてそういう関係もいいと思った。
だけど、一番好きになったのはカコイ(漢字でねぇ)だったりする。
読み味(?読了感)がなんだかふわっとした感じなんですが、そこは新人さんということで納得がいく部分かと。違う本も読んでみたいな。
でも、なんか小説よんでるーって感覚がなかったな・・・。
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【先生×生徒】
普段自分では手に取らない一冊。
ストーリーが良かったです。
透明感のある世界感も素敵でした。
ただBL小説ではないですね。
普通に先生と女子生徒の話にした方が良かったと思いました。
きっと、好きか嫌いかで読者がはっきり分かれる本だと思います。
※あらすじ
中学受験も高校受験も失敗し、父の母校に進学することが出来なかった志緒。今は、来年編入試験を受けるため、じりじりする気持ちを抱えながら勉強漬けの毎日を過ごしている。五月雨の降るある日、志緒は早朝の図書館で、いつも飄々をしている担任・桂の涙を見てしまった。あまりにも透明な涙は、志緒の心にさざなみを立て…。静に降り積もるスノーホワイト・ロマンス。期待の親鋭・一穂ミチのデビュー文庫!
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初めての作家さんだけど噂通り素晴しかった。
文章が綺麗で爽やかでとにかく上手かった。
自分の中ではキラキラ暖かく輝いてるような印象を残してる作品。
BL初心者にもお勧め!!
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[高校教師×高校生]
評価が凄く高い作品らしかったので
読んでみました。
題材は凄くいいというか、
深いもの感じたし、書き手はかなり大人かなと思った。
でも、なんか中途半端というか、
ストーリーは凄くいいのに表現が残念だった。と思う。
もっと分かりやすく、
極端に言うなら、全て攻め目線で書かれた方が良かった。
そうすれば最後のくだりもいらないし、もっと感情移入できたと思います。
でも少しだけ泣けました。
いい話なのは間違いないです。
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☆あらすじ☆
中学受験も高校受験も失敗し、父の母校に進学する約束を果たせなかった志緒。
今は、来年編入試験を受けるため、じりじりする気持ちを抱えながら勉強漬けの毎日を過ごしている。
五月雨の降るある日、志緒は早朝の図書室で、いつも飄々としている担任・桂の涙を見てしまった。
あまりにも透明な涙は、志緒の心にさざなみを立て―。
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タイトルに惹かれて購入しました。
志緒ちゃんが男前過ぎる!「俺の男」発言に眩暈が・・・(笑)
先生も志緒ちゃんも存分に幸せになるがよい!
ふと思い出しては読み返してしまう、そういう風に長く愛していきたいお話です。
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ここんとこ、一穂さんの作品を2冊ほど読み、デビュー作が気になって
入手。これお初・・・すごいな。
カップルが男同士だから、間違いなくBL小説ではあるけれど、繊細で
透明感があって、先生×生徒の正統派恋愛小説。青春小説でも良いかも。
先生が国語教師ってこともあり、会話の中にちょこちょこ文学の一文の
引用があったり、2人の言葉の行き交う様がなめらかだったりと
元文学少女(笑)としては、素直にときめいて読み終えました。
Hだったりキスだったりの場面は少ないんだけれど、萌えた・・・
というよりも、何度もきゅんと切なくさせられた。
主人公カップルの今後も覗いてみたいけど、何よりカケイくんの
過去が知りたいデス。どうなったらああ育つんだかw。
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こんな素敵な本に出合えてとても嬉しいです。
あまり活字歴はないですが、いままでの小説の中で一番好きです。
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【あらすじ】
中学受験も高校受験も失敗し、父の母校に進学する約束を果たせなかった志緒。今は、来年編入試験を受けるため、じりじりする気持ちを抱えながら勉強漬けの毎日を過ごしている。五月雨の降るある日、志緒は早朝の図書室で、いつも飄々としている担任・桂の涙を見てしまった。あまりにも透明な涙は、志緒の心にさざなみを立て―。静かに降り積もるスノーホワイト・ロマンス。期待の新鋭・一穂ミチのデビュー文庫。
【感想】
初めて読んだ一穂さんの本。瑞々しいです。
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サクサク読んだけども…内容はいいと思うのに、扱っている禁断の関係が嘘くさく感じて。感情の上げ下げがほとんど来なかった…。表現方法が綺麗に収まり過ぎていて…ドロドロ好きの私には物足りないだけなのか…。かなり残念…勿体無い。
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好きだから、好きでいる。言葉の重みを感じられました。
生徒と教師イコール禁断の恋っていう、それだけの理由じゃなくて、切ないのが上手いなあ、と思ってしまう。
数ある切ない系でも、一味ちがうものを味わった気分です。
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先生と生徒
お互いに心に傷を持っていて、本心を隠しながら生きてる
思春期に持つ潔癖な心が、すごくリアルに表現されてるかな…
その歪んでいるような真っ直ぐなような、相反する気持ちが
どうにもいきづまった、攻め様の心を解かし動かしていく様がジワっとくるのね
この物語、同人誌で番外編が沢山出ているので、それも纏まるといいな
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デビュー作だそうですが、引き込まれる文章力と、相当な文学への博識に惚れ惚れ。期待して購入です。
ですが、小説としてはすばらしいこの作品、BL的にはどうでしょう?と思います。男女でもよかったよ、先生と生徒。そのほうが話としてまとまっていたかもしれないです。
先生と生徒という禁忌だけならそれでも面白かったと思います。
そして、ここキモなんですが、互いが惹かれあう理由がまるで納得できませんでした。桂って、ノンケなんだよね?過去に女の年上のそれも教師と関係して子供までできてるんだから。
で、そんな桂をどうして好きになった志緒ちゃん??潜在的に性癖があったのかな…なんで?
ゲイじゃない先生とゲイじゃない生徒がわざわざ体までつなげようとするには、もっと説得力がないと。淋しいだけじゃ、そうはならないでしょうから。
それとも文学的にあっさり理解できないつくりになっているんでしょうか。きっと、読解力の無い者にはわからないのか…
でも、二人の会話自体はタメ口でくだけた仕上がりで、今どきなんだけど。違和感ありました。
そういうちぐはぐさや、やたら高尚なところが気になって気になって、萌えなんてかんじるスキがありませんでした。あったかどうかも、うやむやで。
あっさり素直に書き飛ばしてくれたほうが、むしろ清冽なこの小説の世界観に浸れたような気がします。心理描写がもっと欲しかったです。ちょっと期待はずれではあったけれど、ストーリーは面白かったので、次回作に期待です。
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うーん、なんだろう、これ……。とても素敵なお話だと思う、言葉の選び方が巧みで、林檎の香とかのイメージが綺麗……。なんだけどもなんだけども。「完成度の高い小説か?」と聞かれたら文句なしに「イエス」、「萌えるBLか?」と聞かれたら私的には残念ながら「ノー」って感じだった。まあ、こういうのは好きな人は好きなんだろうと思う。
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繊細で柔らかな文章とストーリーが本当に素敵で、あと人物が魅力的でじたばたするほど萌えた。わたしが読んだ先生×生徒もので最も好きな作品。この人の描く世界は優しくて美しくて少し切なくて、大好きです。