投稿元:
レビューを見る
沖縄本島、新原ビーチにある浜辺茶屋と山の茶屋。
大好きなカフェだ。
浜辺茶屋−
窓のすぐ下は浜辺、大きな窓枠から見える海が一枚の絵のよう。
刻々と移ろう太陽と海の色と音に浸りながら味わう極上の珈琲。
山の茶屋−
そそりたつ岩壁をそのままカフェの壁として利用している設計
にまず驚く。
岩からくるしんしんとした自然の念波。
高台の窓から見晴らせる大海原。
カフェの入口に至るまでの、琉球王朝を思わせる美しい石の階段。
ガジュマロの木陰が優しい、静かな散歩道。
こんな素敵なカフェが出来るまでのストーリー。
高い志、ピュアな夢、くじけない精神、
そのひとつひとつが沖縄への愛という最大のパワーと相まって
生まれた世にも素敵な空間。
必読。
そしてそれ以上にまずはこの場所へ、是非。
投稿元:
レビューを見る
沖縄の崎原(さちばる)にある「浜辺の茶屋」の歴史を、物語的に紹介するという著作。
「浜辺の茶屋」自体の魅力は、挿し込みの写真とそのキャプションだけで十分に伝わってくる。だからこれは、「浜辺の茶屋」を知らない人にむけて書かれたというわけではなく、むしろ「浜辺の茶屋」を知っている人や、行ったことがある人をターゲットにした企画だったんだろう。
そういうわけで、「浜辺の茶屋」や崎原はおろか、沖縄についてもほとんど何も知らない僕は、「いつか絶対行く!」という気持ちにはさせられたけど、それ以外に残ったものはほとんどなかった。オーナーである稲福信吉・米子夫妻の、崎原にたいする考えかたや取り組みが好きだってことと、沖縄の神話が面白そうってことを感じたくらいかな。ここをよく知る人にとっては、1,500円ってのも適正価格なのかもしれないけど。
この本の場合はまず目的がべつだったわけだけど、地域の実践者を紹介するために本を書くというのは、なかなか難しいのかもしれんなあ。
投稿元:
レビューを見る
さー、癒されに行きましょう!南の島へ。
海を眺めながらのカフェでのひとときはきっと心の疲れを拭い去ってくれるはずですよ(笑)