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近未来を舞台にした女探偵サラを主人公とする連作短編集。
現代社会に対する問題提起的な部分もあり、悪くはないんだけど、主人公がどうも好きになれない。でも、続編が出たらたぶん読むけど。
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元私立探偵をやっていた男の所へ尋ねて行った、現私立探偵の女。
そこからふとした時に出てくる男は…いくつですか? と
真剣に考えてしまいました(笑)
何だかんだと言いながら付き合ってくれる男は
付き合いがいいのか何なのか…謎です。
近未来の私立探偵の仕事、かと思いきや
徐々に何だか怪しい方向へ。
しかも想像を書き立ててくれるような所で終了していますし!
続きを書く予定ではあるらしいので
それを楽しみにしたいと思います。
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時は2031年
近未来
世の中は世紀末を過ぎ
末期の一路をたどる
その中で
一人の探偵
サラ
彼女は未来を救えるのか
連作になるかは不明との事
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老人問題、人口減少、整形、自殺、ドラッグ...“現代の闇”が凝縮された世界、それが2031年東京。私立探偵サラのもとに舞い込む様々な依頼。周囲の誰もがいなかったものとして口を閉ざす姉の捜索。関わる人間が必ず自殺する美しき死の天使。食欲喪失により死に至るドラッグ...。調査の過程で、サラにも魔の手が。彼女の奥底に眠る9.11の記憶を呼び起こした才賀医師は悪魔なのか...。
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大好きな作家なのでさらっと読めたし、それなりに面白かったが、あと数ページを残して謎の組織との戦いをはじめられても・・・。
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近未来っていう設定になれていなくて、どうもしっくりいかない。すごく大きな面が発展しているわりに、携帯の代わりにトークカードってものがあったりもするのだけれど、そういった小物とかが全然よく見えない。
ストーリーははじめ面白いなって思ったけれど結局超能力とかの話になってるし、近未来の世界観がぶち壊し。ただのオカルト作品かぁ。と読み終わって失望した。
それに、主人公が魅力的な感じがしない。心理面においての注釈がどれも欠けていて理解できない部分が多すぎたのが原因だと思う。
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今から7年前の、911同時多発テロの絡まれた、近未来の探偵話。911は、私にも衝撃でした。テレビでずっと見てた。これで、世界が変わるかもと、何か期待と不安を抱いてた(1999年の7月の世紀末、何も起こらなかったし。古いな、私)RIKOシリーズみたいな、強くて弱い女性が主役。柴田よしきらしい話です。が。全然、途中なの!!どうなるんだよ!!あんまりだー!!な感じ。でも、楽しめた。続きに期待です。
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柴田よしきはほんとに当たりはずれの振幅が大きいよ。この本ははずれの方。風祭さんとの出会いのあたりはまあよかったけど、わけのわからん組織とかでてきたあたりから、もう駄目。思うに壮大な物語を描こうとしすぎるのだと。風呂敷広げすぎると、うまく収集つけられない感じで、荒唐無稽になってしまう。そういうのがうまい作家もいるけど柴田さんは向いてないと思うなあ。細かい設定を自分でも忘れるみたいで、つじつま合わないところも出てくるし。もっと身近な感じのちまちました話を書いた方がうまいのに。書きたいものと筆力の間に差がありすぎ。編集者ももっとうまくリードできないもんか。
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西暦二〇三一年、科学技術の発達と共に、世界は色々な問題を内包していた。
私立探偵の『サラ』は、人探しの調査の中で、前世紀を生きてきた『風祭』という探偵を引退した男と出会う。
男を自殺に導く『ルシファー』と名乗る女を追うサラは、謎のカルト集団との戦いに飲み込まれていく。
少子化に経済破綻・自殺増加など、今まさに懸念されている事柄が深刻化されている設定。遠い未来ではなく近未来だからこそ、妙に現実味を帯びていて恐い。
9.11の『グラウンド・ゼロ』崩壊を引き金とし、世にはびこる『絶望』で人を支配しようとする組織と、それに『抵抗』することを宿命づけられていたサラ。超能力を含め、さらに話しは予期しなかった方へと転がって行く。彼女の戦いがどうなって行くのかはこの本では語られないが、前世紀の人間としては、ぜひ『希望』が残っていて欲しい。
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新しい世紀が始まった時、21世紀に生きていた人々の、来世紀に対する希望や夢や温かな幻想は崩れ去った。空はもう青くない。大地は緑ではない。
死ぬことに理由なんてない。
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9.11後の世界で、ある女性探偵が色々な事件を追っているうちに、新興宗教のある巫女と出会う。そして、"世界崩壊からの再構築"をする為に、一度、人類の数を減らそうと試みていることをしる——というところまでが描かれている、短編集。
読み足りない印象が否めない。
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こういう世界観好きかも。
近未来と近い過去の出来事がリンクして繋がって希望が消えた世界の中にもきちんと希望は残されている。その希望を潰してしまうかどうかは人間次第。
続きがとても気になる作品。
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2031年の物語。ちょっと想像を加えるだけで見えてくる、ありそうな未来。そう、まだまだ便利に、そして、何処までも住みにくくなる未来。続編を期待させる終わり。
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私立探偵サラのもとに舞い込むさまざまな依頼を通して、世界がくっきりと見えてくる女探偵物の近未来小説。柴田よしきさんの作品としては、少し物足りなさを感じる。
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2031年の近未来を舞台に、私立探偵・植野サラを主人公にした連作物。
ルシファーを名乗る組織との攻防など。
なんとなく、RIKOっぽい雰囲気の本。
柴田よしきっぽいなって思う。おもしろかった。
続編がありそうなのに、まだ出てない。