投稿元:
レビューを見る
この本は、<本物の食材に出合う旅>とサブタイトルにあるように、日本各地を巡り生産者を訪ねての訪問記だ。ちなみに京都では、「酢」と「だしの素」が取り上げられている。和食の重要なファクターである「だし」は、日本独特の調理法で昆布や鰹節から取る(真っ当なルウ!)けど、その方法は千差万別・・・奥の深い京都の「だし」をもう一度見直してみては如何だろうか。美食でなくても贅沢でなくても、真っ当な食を目指して!
投稿元:
レビューを見る
様々な食材について、こだわりを持って製造する業者を紹介したもの。
知らないことばかりで面白い。
ただ、「真っ当な」という修飾語が、ウザい。
投稿元:
レビューを見る
真っ当なものを食べたい!
その思いを胸に、日本各地を巡り、本物の食材に出会う旅。
・序
塩 味噌 醤油 酢 味醂 ごま油 和三盆 鰹節 昆布
だしの素 野沢菜漬け 奈良漬け 梅干し納豆 豆腐 野菜
・おわりに
各種調味料に漬物、納豆に豆腐、野菜。
その土地と気候に合った食材で、手作りを中心に生産。
その歴史と、食材が完成するまでの工程をも取材している。
シンプルあれば、複雑あり。
真摯に伝統を受け継ぐ姿あれば、時代に合った工程もある。
生産者たちの努力、やめないことの心意気が味に伝わっている。
むせない酢に驚いた千鳥酢は美味しかったなぁ。
京のだしは味わってみたいなぁ。
でも「真っ当」が頻繁に登場するので、ちょっと食傷気味。
皮肉っぽい言葉も多く、味わいが薄れるのが、残念でした。