紙の本
自分自身と自分自心
2008/11/11 00:45
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者：ショートチョット - この投稿者のレビュー一覧を見る
「よいと思うコピー」には自分自心の鏡を見つけることができます。
なぜ、「よい」と感じるのかを展開ししていくと、自身でも気づかなかった心のヒダに埋れた大切な思いを発見することができる。
表面的には見えないが、深く掘り下げることによって湧き出てくる言葉、それが自分自心であった。
本書を読んで「人と同じことを思い、人と違うことを考えよ」との著者のすすめに応じて考えてみた。結果、実に楽しいということが理解できた。
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名文コピーをわかりやすく解説。
古今東西の広告コピーの名作をわかりやすく解説してくれてます。
さりげない文章に隠された、
幾重もの工夫を一枚一枚はがしていきながら、
その根底にあるものをあぶりだしていく、そんな作業です。
読ませるコピーは、本当に声に出して読みたくなります。
こんなふうに名文をかけるひとになりたい。
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2008/10
コピーライトは限られた字数、本当に短いものにメッセージをいかにこめるか、なかなか奥が深い。多くの実例を挙げながら、ものを伝えるという視点を中心に、どのように考えていけばいいか解説してある。
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「読ませる文章」というか、「名作コピー」満載の本。
なつかしいコピーがいっぱい。
よく考えてみると、最近、これといった名作コピーってないような気がする。
それはやっぱり広告のメイン媒体がwebに移ってしまっているからなのだろうか。
（それとも単にわたしがテレビを見ていないから知らないだけ？）
コピーを見ると、そのときの時代背景がわかる。
コピーライターって、一時期あこがれたけど、やっぱりすごい。
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コピー本としては内容・価格共に優秀だが、ビジネスに応用できるかというと微妙。毎回この精度で文章考えてたら、頭がパンクしそう。もうちょっと仕事術寄りな感じを期待していたのだが…。
とはいえ、ちょっとした単語の選択や表現なんかに頭を抱えたことがない人には、かなり新鮮な内容だと思う。推敲の仕方が分かるので。メール打つスピードに自信持ってるタイプの人は、一度読んでおくべき。
300円。
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ビジネス文書の訴求力、特に「倫理構造」の側面ではなく「魅力」の側面について、ヒントを与えてくれる本です。
タイトルにある通り、広告のコピーを扱った本ですが、ここにある短い文章をattractiveに仕上げる考え方は、コンサルの報告書はじめあらゆるビジネス文章に通用するものです。
「論理的」に「判りやすく」書くことにについては、バーバラ・ミントの「考える技術・書く技術」を筆頭に数多の書籍がありますが、「魅力的」な「惹きつける」文章を書くことについては、ビジネス書の類ではあまり触れられていませんので、こういう異業界の視点から考えてみるのもアリかと思います。
一点気をつけるべき点としては、この本も「How to本」として読むと痛いめにあいます。その裏にある「モノ作りの本質や心構え」を読み解くべき本です。
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タイトルのままの内容。
「文章は書くものではなく、読んでもらうもの」
確かに、よく練られた文章って素敵よね。
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広告マンのバイブル。
広告マンじゃない人は必読。
『広告コピーってこう書くんだ！』と同じく、
「コピーは、書き方を知れば誰でも書ける」
という結論。
その手法が、名作コピーを例に出しながら解説されている。
おもしろいし、わかりやすい。
ほんとにすごい本だ。
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なんかすごい面白くて
さすが読ませますね。あっという間に読み終わってしまった。
文章をっていうより、やはりコピーの書き方が主だったと思われます
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文才を学ぶべく読了。腹落ちする言葉が幾つかあった。要は「楽しみながら読み手のために」かな。
・1行目は2行目を読みたくなるように、2行目は3行目を読みたくなるように。
・文章は書くものではない、読んでもらうものである。
・読んでもらいたいという衝動がエネルギーになる。
・本人が楽しんでないと読み手にそれが伝わらない。
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購入
コピーは自分勝手な芸術ではなく。
コピーは人のために書くんだ。
コピーには法則があると思う。
コピーには相手・組織を思いやる想像力が求められるのですね。
しかし実際書くとなると、思うようにペンが進まないのでした。
（それでも書くけどね）
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以下、著者がバイオテクノロジー企業の新聞広告のコピーを担当することになった際の話の一節を引用
ふつうの頭のワタシが「それを面白い話だ」と思わない話では新聞の読者にとっても面白くない。
「面白い話だ」に出会うまでヒアリングを終える訳にはいかない。
聞き手が「それはいい話だ。ぜひ読者に聞かせたい」という衝動に駆られる話を入手するのが広告制作の取材。
「これは人にぜひ聞かせたい」と思わず膝を叩きたくなるいい話を聞き出せたら持ち帰って書く。
このことを私は「コピーは読者への土産話である」と言ってます。
喜んでもらえない話は土産話になりません。
確かにそうだで済まさせることかもしれないですが、人にモノゴトを紹介する際に興味を持ってもらうためには、そのモノの良さを自分自身が知らないことには、人に伝えることなんて出来る訳がないので、自分が知らないことを取材するには、話し手の面白い話を聞き出すことは非常に重要であり、それを引き出すコツも必要だなーと思いました。
その他、この本では、キャッチコピーを書く際に参考になる下記のような話がコピーの実例や著者の体験をもとに書かれています。
１．話の中身
２．表現の方法
３．話の見つけ方
４．発想の方法
５．説明力
６．勉強の方法
キャッチコピーを学ぶのに参考になる考え方が書かれた一冊です。
レビュー詳細
http://atk1983.jugem.jp/?eid=532
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いい文章は幕の内弁当のようである。
著者、鈴木康之さんは、40年にわたって広告界でコピーライターとして活躍されている名人。
本書は名作コピーを例に、名作コピーを作るにはどうすればいいのか、
分かりやすく、そして読み終わったときには、自分も何か書いてみるか、
とやる気を与えてくれる本である。
個人的に、感心した文章を一つ。
-「地球温暖化とは」とは、アル・ゴアさんのキャンペーンがGlobal Warningであるように、
緊急警告的な意味をもって叫ばなければならない言葉です。
(中略）
コピーライターに略語を頼んでくれたら、もっと気持ちを込めて「地球加熱化」「地表高温化」
など、恐ろしさと緊迫感の感じられる日本語を提案したでしょう。-
〜本書 第二部 表現の方法より〜
名作コピーというのは、感情のこもった、また読み手に「なるほど」「たしかに」と思わせる
力を持っていなければならない。
意味を履き違えていたり、きれいごとで終わったり。
そんなコピーは力を持たない。
無限に作り出される言葉。
だからこそ、響く表現を作り出すのは難しい。
でも、努力で書ける。作れるようになる。
日常に溢れる広告にもっと興味を持ってみよう。
自分でも、広告コピーっぽく、読まれるコピーを書いてみよう。
そんな風に思わせてくれた1冊。
ありがとう、鈴木さん。
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まず、丁寧に分かりやすく書いてあるのがいいです。
(それこそが著者の考える、文章のあり方の基本ってことだけど)
変に専門的に技巧の話に特化するんじゃないから、
誰でも読めるし、誰でも役に立てられる内容かと。
紹介している文章の書き方を、
そのまま投影した本です。読みやすい。
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文章は書くものではない、読んでもらうものである
コピーの書き方についてがテーマですが、コピーだけでなくすべての文章に通じることだと思います。
書きたいことを書くのではなく、読んでもらえるような文を書くことが大切なんですね。
色んなコピー文が紹介されているので、読み終わった後は、とても良い文を読ませてもらった満足感でいっぱいです。
著者自身もコピーライターなので、全体を通して読みやすい文章になっていて、これまた丸ごと参考になる一冊でした。
