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ひぐらし稲荷で始まる、ひぐらし長屋の物語。誰が主人公というのは分からないが。多分立場茶屋(おりき?)の紹介する日下部沙影という訳あり(夫・脱藩?)が店に引越してくることから始まる。世話やきの女房連含む住人達の物語。
一話形式で話は進むが、それぞれ関連があり、後々が楽しみ。
いつまで続くか分からないが!早めに次が出ないと忘れるかも
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ひぐらし店に住む住人は、自分の身過ぎ世過ぎだけではなく、同じ長屋の仲間とともに楽しみ悲しみを感じとめながら暮らしています・・・でも、気持ちって日々揺れ動くか感情の爆発もあったりしますね
最後にでかい因縁話をぶっこんできた作者の感覚は、まだ最初の一冊なので図りきってません
楽しみな作家さんです♪
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先に読んでしまった「夢草紙人情おかんヶ茶屋」の前の話。
いろいろつじつまがあってすっきりしたけど、
それ以上なにがあるという訳ではない。
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始めの出だしは、小話口調で、始まり、ひぐらし稲荷のお狐様から見た、ひぐらし店の人たちのことを描いているのだと思っていた。
新吉原の華やかな表通りを、一歩路地に入ったひぐらし店。
天国と地獄の差がある店である。
ひぐらし店も 蜩でなく、その日をどのように食べていくのかを考えあぐねる住人ばかりである。
誰が主人公でもなく、皆江戸っ子の気質で、困ったものが居たら、手を貸してやる風習が、読んでいて気持ちがいい。
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内容(「BOOK」データベースより)
新吉原の華やかな表通りに隠れた場所に、ひぐらし店と呼ばれる裏店がありましてねえ。場所が場所でございますから、堅気の仕事をしている者はほんのひと握り。後は大道芸や芝居小屋の中売り。噺家とも呼べないろくでもない奴に、仕事師とくる。おんや、そんなひぐらし店に似つかわしくない、滅法界、品をした女ごがやって来ましたよ…。
令和元年6月8日~11日