紙の本
青春ストーリーで学ぶ物理
2015/12/12 15:38
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:けんたん - この投稿者のレビュー一覧を見る
主人公が打ったファールボールが,天才女子学生に当たってしまうところから始まる,青春ストーリーマンガです。
天才女子学生が講師役になり,主人公に物理を教えますが,一方的に天才女子学生をライバル視する女子学生が登場し,ストーリーが面白くなります。
初めての力試しの問題が解けなかったのは,私も主人公と同じでした(笑)。
読後感もさわやかで,何度でも読みたい本です。
紙の本
物理学の基本がこんなに簡単にマンガで学べます!
2020/02/22 12:15
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、物理の概念をマンガで易しく学べる一冊で、主人公である野球部のエースで4番のデンチュー君が、読者を物理学の世界に連れていってくれます。内容も、「第1章 物理は野球よりやさしい」、「第2章 常識を疑え!」、「第3章 変化と変化の速さ」、「第4章 速度と加速度」、「第5章 ガリレイの発見」、「第6章 力のはたらき」、「第7章 質量とはなにか」、「第8章 わかるって面白い」、「第9章 観測者の立場」となっており、楽しく物理学が学べるようになっています。
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「お後がよろしいようで。」を連載中の鈴木ゆう子さんのご主人、漫画家の鈴木みそさんの新刊。
物理のことがよくわかる、らしいんですけど、それはさておき、(おいていいのか?)、物理に興味がなくてもちゃんと読める仕掛けになってました。これを読んで、強くなっていただきたい、いろいろと。
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250ページのストーリーマンガで読ませる「物理というものの見方」にせまってみせた入門書の意欲作。ああ、授業でいってたv=atとかF=maっていうのは、そういうことだったのか、とか、ニュートン力学とか相対性理論について「言おうとしていることだけはわかった」、というところくらいまで分かりたい人にうってつけ。初めと終わりでキャラどころかタッチまで変わっている作画に5年かかったという作者の苦労が偲ばれる。めがねっ娘に教わる役を野球部員にして、例えに野球を用いたところも個人的に良し。
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同シリーズで化学もあります。人気だったからかは分かりませんが、同じノリで物理も出しちゃいましたという本。
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野球バカのデンチューよりも、バカでした。
“大事なのは時間(T)が2倍3倍たつと速度(v)は2倍3倍位置(x)は4倍9倍になっていくということこれ覚えておいてね”(105 ページ)
を人生の教訓に!
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こころに残りそうな言葉がいくつかあった。
これで物理のきっかけというよりも、物理が好きな人が「こう説明したい!」と好きな自分を納得できる本だと思う。
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マンガで科学を解説する手法は多くの場合がっかりする結果になっています。しかしこの『マンガ 物理に強くなる』(ブルーバックス、関口知彦原作、鈴木みそ漫画)は良く仕上がっていて、お勧めです。原作者と漫画家の苦労の足跡は「漫画家のあとがき」に記されています。制作には5年を要しています。
私は滑り台屋なので本書が扱う力学は「飯の種」ですが、先月も営業に出かけて「重い人が速く落ちる」と思っている人に出会いました。皆さん学校で自由落下の法則は既習のはずですが、教育の効果はこの程度です。試験で赤点つけるのは簡単ですが、このことを直感的に納得してもらうのはとても困難です。
本書ではガリレオの思考実験に習って、重い石と小さな軽い石を結んで落としたら、中間の速度で落ちるのか、それとも更に重くなるのだからもっと速く落ちるのかを問います。そして実験の結果が示されます。重さによって落ちる速度が違うという前提が崩されるのです。滑り台の場合、滑面に接しながら運動するのでこれを納得してもらうにはもう一工夫必要でしょう。
ピサの斜塔の絵が出てきて私はドキドキしました。通説のようにガリレオはここで実験して自由落下の法則を得たように書くかなと。でもさすがです。
「本当は実験はやっていなくて
後から作られた伝説だって言われているけどね」
とってもよく出来た漫画ですが、注文を少し。ガリレオ・ガリレイを略して呼ぶ場合は「ガリレオ」として欲しい。Wikipedia日本版にも出ていますが、ガリレイはガリレオの複数形なので「ガリレオ家の」という意味になるのです。
慣性の法則の発見を斜面の思考実験によるように書かれていますが、振り子の実験からこれを発見したと書いた方が事実に近いのではないでしょうか?『新科学対話』にある斜面の絵で実験をするにはお粗末過ぎます。
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本屋で数ページ立ち読み。そのままレジへ。
久々に良本に出会った。
こういう、「マンガでわかる」形式の本って、大抵絵が下手だったりストーリーに無理がある(あるいはストーリー自体が無い)とかで面白くないのだが、本書はちゃんと面白い。
んで、判りやすい。
物理に強くなる、というタイトルの割りに力学の基本の部分だけだが、とりあえず今学びたいのはまさに力学のところだけなので好都合w
購入してから気が付いたのもアレだが、マンガの方を担当したのが鈴木みそ氏。
ファミ通で「おとなのしくみ」とか書いてた人。
「おとなのしくみ」の時も思ったが、この人、何かを説明したりするマンガを面白くかつわかり易く描く天才なんじゃないだろうか。
調べてみると、氏がマンガを担当した「マンガ 化学式に強くなる(ブルーバックス)」なんてのもあるようだ。
購入してみようかな。
数学系とかも描いてくれないかなー。
ちなみに、何で今更物理(というか力学)を学ぼうとしているかというと、UI部品の「表現」としてのエフェクトについて試行錯誤しているため。
単純なイージングについては自分のサイトにも書いた(http://finlay.pro.tok2.com/index.php?%C3%B1%BD%E3%A4%CA%A5%A4%A1%BC%A5%B8%A5%F3%A5%B0)が、それ以外に「自然に見える動き」を知る必要があるから。
こういうときだけは、自分が文系を選択したことをちょっと後悔。。
高校の時に、もう少し真面目に物理と数学勉強しておけばよかった。
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簡単小一時間程度で読める本。「日常感覚を疑え、常識を疑え、物理は計算だらけで難しい学問という思い込みを疑え。」という台詞に思わずガツンとやられてしまいました。速さと速度の違いって習ったかもしれないが忘れていて、新たな喜びをもたらしてくれました。最後のほうの完成の法則や相対性理論、完全に消化できてないが面白いと感じました。
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図解・日常生活からの実例がたくさんあって、わかりやすかったかなー。
でも途中で出てくる恋のライバル的な女と、アホな野球部員はいらん。
どこにも恋愛要素はないのに女がいらんシーンをつくり、部員が意味のない誤回答で、セリフを倍増させていて邪魔。
デンチューくんと学年トップの子の気づき・解説はとってもわかりやすかった!
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学生でなくなった私がテストが解けるとはおもわないけど、面白かった。断片的に知ってたことも裏打ちされました。いいね、上手に描かれた学習マンガ。
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http://bookclub.kodansha.co.jp/bc2_bc/search_view.jsp?b=257605 ,
http://bookclub.kodansha.co.jp/books/topics/mangadekagaku/
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「マンガで物理に強くなったら、世話ないよな~」と思い手に取ってみた本。タイトル通りの効果があるかどうかは分かりませんでしたが、何故勉強するの等、大事なところは抑えてある本ではないかと。いい本だと思います。
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図書館でパラ読み。頭を柔らかくするにはちょうど良い。ただ、買うか?と聞かれたら買わない。物理を勉強したい中高生に勧めるかというのも微妙なところだけど、そもそも勉強ってなんでするの?って思って中高生には勧めてみるかも。