紙の本
めちゃ楽しい読書でした
2017/09/07 01:56
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投稿者:koji - この投稿者のレビュー一覧を見る
初見の作家さんです。
いや〜楽しかったです。
読んでいる最中に何度ニヤニヤしてしまったことか。
高校生の頃なんて昔話みたいに遠くなった私ですが、この小説みたいに劇的な出来事なんてなかったけれど「楽しかったよな〜」と懐かしみながら読んでました。
「レヴォリューションNo.3」
「ラン、ボーイズ、ラン」
「異教徒たちの踊り」
の3部で構成されているのですが、それぞれテイストの違う良さと味わいがあって甲乙つけがたく素敵でした。
今まで金城さんという作家を知らなかったのは、どうしてなんだろう?
「GO」という作品で第123回直木賞も受賞されているのに。
でもこうして巡り会えたのですからこれから目一杯楽しませてもらうつもりです。
それにしても楽しい読書だったな〜。
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やっと文庫化してくれた〜〜♪
待ちに待ったゾンビーズシリーズ1作目。
金城作品で私が一番のお気に入りの作品です。
表題作は、落ちこぼれ校に通うゾンビーズが、
ご近所のお嬢様女子高の学園祭にもぐりこもうと画策する話。
すっごくくだらないけれど、このくだらないことに
一生懸命になっている彼らがすっごくイイ!!
何がいいって、純粋に友情しているのがイイ!!
好きなシーンは数え上げたらキリがないのですが、
今回再読して改めて「おぉっ」と思ったシーンは以下。
高校生とは思えないフェロモンむんむんアギー君に、
(彼は自分の顔と頭脳で立派に(裏で)金稼いでるからね)
「どうして、おまえみたいな奴が高校になんか来てんだ?」
と語り部南方くんが尋ねる。
そのとき、彼はホワット・ア・フール・ユー・アーという表情をして、
「おまえみたいな友達が欲しかったからだよ」と答えるのです。
すげぇ、格好いい。
こんなせりふ、現実じゃお目にかかれないでしょうが、
アギーが言うとばちっとはまるんですよね。
でも、他の登場人物も含め、皆がスーパーマンなわけじゃない。
皆、どこかに弱い部分を持っている。
だから惹かれるんだと思います。
ビバ文庫化♪
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あ〜文庫が出たのが嬉しくて買っちまった…最高ですゾンビーズ。
前回読んでからいい感覚に時間が開いて、「異教徒たちの踊り」犯人誰だったかすっかり抜けてたから推理モノもばっちり楽しめました。やっぱキャラがみんないとしい!ゾンビーズのいいとこはそこだ!
くわしい感想は前にも書いたんで割愛。あっちのが初見だし勢いあって素直になってるはず。
文庫版やはりメリットは「こんなおもろいモノがこの価格で」ってことに尽きるでしょう。「ほっしいけどハードの値段はちょっと…」ってひとも絶対ぜったいうれしいはずだが(わたしもハードで買いたいくらいこの本好きだったんで、文庫が出てないときムキー!ってなってた)一言ケチつけていいすか。
表紙ーーーーー!!!!!
オイッお前ら誰だ!ゾンビーズには見えん!!今回本の表紙の重要さを切実に感じさせられました(悪い意味で)。装丁がすごい残念。表紙買いするひとはイメージと中身のギャップ感じるんじゃなかろうか…あぁ…とかいろいろ考えた。本屋行ったときもこの本だけ妙に平積みされてて(しかも冊数減ってない)かなしくなりました。
どうせなら人間書かんとも文字だけとかでもいいから…!夢をうらぎらないでくれー
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ベタベタしていないけどクールぶっているわけでもない感じがよかったです。無理やり泣かせようとしている風でもないし。わりと淡々としているんだけど、あー仲間とか青春っていいなぁと。というか男子っていいなぁ。
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勧められてた本!
やっとゾンビーズの一員になれて嬉しい限り。笑
いやーまず読みやすい!
話がいい。
さらに熱い!
友情の一言に尽きるね。
ゾンビーズの続き早く文庫本で出てー♡
あとゾンビーズ最終章も気になる!!!
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悪ガキ青春ものです。「GO」好きなら面白いかなと思うのですが・・・。同作者の作品なら「対話篇」の方がお薦めです。
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「君たち、世界を変えてみたくないか?」
新宿区にある高校の中で唯一落ちこぼれであるという男子校に通い、
他の高校からはゾンビと呼ばれ
死んだような毎日を送っていた生徒たちが
生物の先生からの言葉で、突如活動し始める・・・
女子校の文化祭にむりやり入ってみたり
ストーカーをやっつけてみたり
一生懸命な努力だけでなく
友情のすばらしさも感じました。
早稲田駅
高田馬場駅 馬場のウェンディーズ
戸山公園
など、知ってる地名がたくさん出てきて
おもしろかった。
続きもあるみたいだから
読んでみようと思います。
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ゾンビーズシリーズがついに文庫へ。
どのこたちもすごくかわいい。勢いがあって、キャラが魅力的で、そして読みやすい。
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金城さん定番の、頭の悪い僕たちが活躍する青春ストーリーで。
ただ馬鹿な話だけじゃなくて、いつもどっかに考えさせられる部分がある。
めっちゃ好きです、熱くてバカでかっこいい男の子。
絶対惚れる。
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抱かれてもいい、と思った。
に何回吹いたことか。笑
でも文句なしにかっけーの。
愛してる!
いいよね、
世界を変えてみたくないか?
ザ・ゾンビーズ、
彼らみたいな子達が
世界を変えるべきなんだよ。
自分達は変わらずにね。
やっぱり、
こういうのだいすき。
金城さん初めて読んだけど
もうたまらない、だいすき!
続き読むー!!!!!
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映画『フライ、ダディ、フライ』で惚れた「ザ・ゾンビーズ」達の小説。
文庫化するまで、ず〜〜〜〜〜〜〜〜っと待ってました。
やっぱり朴舜臣は岡田准一を浮かべながら読んでましたわ。
南方も萱野も当て読みしたけど、
まさか彼らの人生があんなにハードだとは、
読むまでわからなかったなぁ。
でも、男の子の夢が詰まってて、読後は爽快です。女子でもね。
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内容は薄いですが、だからこそ良かった気がします。
舜臣とアギーに恋しましたw
アギーに抱かれてもいいってゆう主人公に共感w
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『池袋ウエストゲートパーク』は犯罪や暴力を切り離せませんが、これはよりクリーンに、さらなる男子高校生らしさ(つまりおバカ)を突き進めたイメージです。いっそ男に生まれたかった。「ええじゃないか」踊りはもうにやにやしっぱなしだったし、女子高生が認識を覆す気持ちは痛いほど分かる。「強いソウルを持つ人は〜」「遠くに行っちゃった〜」では切なくて泣いたし、沖縄はヒロシそのものだった。公園がホモの巣窟と化したときはにやにやしたし、主人公が誰にともなく手を上げると全員立ち上がるし、朴が本を閉じると会合の合図。山下はみんなのアンラッキーを請け負ってくれ、アギーは七洋といわず各国に彼の港を置けるだろう。そして、へらへらするのは友情の証。
何が何でも読んで欲しい、そんな本です。これは絶対太鼓判。
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ぼくちゅうが好きな人なら楽しめるはず。女子高潜入の話とお金を取り返す話とストーカー撃退の話。下ネタ大好きでおばかで魅力的な男の子たちの青春ストーリーなのかな?
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めっちゃ面白かったですよ。
愛すべきヤンチャな子たちです。
「あほやなぁ〜」とツッコミながらも、
ホロリときたり、青春ド真ん中です。
私は“やんちゃな男の子”に生まれたかったという
願望があったので、彼らはまさに粋な男の子たちです。
ドクター・モローの言葉にはグッとくるものがありました。
あと襲撃前に「愛してるぞ」っていう言葉に、
何とも言えない位彼らに愛おしさを感じました。