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「惟任(光秀)ご謀反」―。安土城で知らせを聞いた太田牛一は、生前の信長の密命に従うべく、5つの木箱とともに西へ向かう。が、佐久間軍に捕えられ能登の小屋に幽閉されてしまう。10カ月後、天下統一を目前に控えた秀吉から伝記執筆を条件に解放された牛一は、天満に小さな隠居所を構え、信長暗殺の謎を追うのだった。
2008.9.7 読了!!
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この夏、文庫化されたので、やっと買う事にしました!
タイトルからして非常に意味深。太田牛一が主人公というところが斬新ですね。
いわずもがなの本能寺の変の謎解きに挑むわけですが、こういう本で困るのは、どこまでが史実で、どの記録からが創作なのか分からないところですねっ!自分で調べろって?本当にその通りですね(…)
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織田信長の家臣であった大田牛一が、本能寺の変や、桶狭間の戦いの謎を追求しながら、「信長公記」を書き上げるまでに至るプロセスを小説風にまとめあげたお話。どこまでが史実で、どこから作者の想像なのか、全くわかりませんが、信長についての書はたくさんあって、結構読んだ記憶もあるのですが、こういう取り上げ方もあるんだなぁ。。。と、ある種のカルチャーショックでした。
とりあえず上巻だけしか購入しませんでしたが、まぁ下巻も購入して読むしかないようです。
(2008/10/20)
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「信長記」を書いた大田牛一を主人公に、本能寺の変で死骸がみつからなかった織田信長のなぞにせます歴史ミステリー。単行本が変えなかったので、本屋で文庫発売を見たときにすぐ購入。このミステリーはすごく飲み込まれるように読めた。上は本能寺の変直前から太閤秀吉に「信長記」執筆を依頼されるまでの話。信長の死について、牛一の思いを実証へと変えるためのプロローグがつづられている。
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平成20年11月13日購入
齟齬がないか検証できない自分の知識のなさが悔しい。
それほど自分の持つ歴史のイメージとは離れていた。
面白く読める作品だと思う。
とはいえ一番印象に残るのは
主人公のリアルな年寄りっぷりである。
自分を慕う若輩と信長と一部の例外をのぞいて
ほとんどみんな嫌いである。
リアルすぎて好きになれなかったが
さすがに高齢の人が書いただけのことはあるなあと
変なところで感心してしまった。
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信長の直臣であった太田牛一が、本能寺の変における謎を解き明かす歴史ミステリー小説の上巻。歴史背景と登場人物の関係をそこまでよく知らなかったので小説の入りは戸惑ったが、読み進めていくうちに慣れて引き込まれていった。信長の残した木箱がどう関係していくか、楽しみである。
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『秀吉の枷』でくわしく書いたので、省略しますが、ここでは、信長の光秀に対する心が、光秀に伝わらなかったことが、悲劇を生んだのですね。
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信長の死にまつわる謎を追う話。
最後の方がやや失速感が否めないけれど、
手に汗握る展開が面白かったです。
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フィクションとして楽しめ,ノンフィクションとして考えさせられた。
確かに本能寺の変に関しては,諸説あって,どれが正しいのかは100%言い切れない。その中で,この考えは悪くない。私個人的には好きです。
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加藤廣さんの戦国時代の歴史ミステリーを描いた作品。
「信長の棺」「秀吉の枷」「明智左馬助の恋」の三部作完結もの。
”本能寺の変”の真相を、信長、秀吉、明智それぞれの立場で描かれており、個々の人となりや時代背景を様々な視点から眺めることができてとても面白かった。
戦国時代好きにはぜひ☆
〈かな〉
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信長の遺体がなぜ見つからなかったのか、など本能寺の変に関する謎を解き明かす歴史ミステリー小説。
フィクションだと理解したうえで読めばおもしろいと思います。私は最初あまりにも現実離れしすぎた話なので(事実はどうだったかわかりませんが)あまり楽しめませんでしたが、フィクションだと理解して読んでからはそれなりに楽しく読むことができました。
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2010/7/7 Amazonより届く
2010/10/18~10/21
初めての加藤作品。新聞記事で加藤氏のことを知りさっそく購入した。加藤氏は経済のプロフェッショナルとして企業などに勤めたあと、執筆活動に入ったらしい。
物語は、「信長公記」の著者として知られる太田牛一を主人公にすえた視点が面白い。本能寺で明智光秀に謀反を起こされ死んだ信長。牛一は信長の一生を記録に残すために資料をかき集める。が、信長の死体が見つからない、桶狭間のころの記録がないなど、悪戦苦闘する。どちらかといえば嫌いな秀吉のちょっかいをかわしながら、牛一は信長の死体を発見し、なぜ本能寺で殺されなければならなかったか、の謎を解けるのか?
下巻が楽しみ
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小泉首相が読んでいた本、という記憶で読んでみました。
歴史上は正しくないかも知れないのですが、お話は面白かったです。
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<上巻>2008.10.14~21読了
<下巻>2008.10.21~30読了
新しい視点からの新解釈、ストリーテリング、面白い!
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桶狭間の戦いや本能寺の変の謎を太田牛一の視点で探る、というアプローチと前評判に期待したが…下巻は読まなくていいや。