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上巻の続き。
目の癌である瑞人少年の父親が殺され、看護士小夜、瑞人はどう関わるかって感じでした。
刑事の加納が駆使するDMA(犯行現場をコンピューターに取り入れ、高度な分析により、犯人を割り出す的なシステム)
など少々現実離れした要素が強かった。
歌声に反響して映像がはっきり見えるというのも多少無理がある気がする。
前作「チーム・バチスタの栄光」と違って、SF傾向にあって僕の好みではなかった。
近作は次回作への含みを持たせているようなものも見られるし(白鳥が桜宮病院を視察していた理由など)
東城大学病院シリーズは続いているようなので、これまでの人間関係なども含めて続きは気になる。
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手術前で精神的に不安定な子供たちのメンタルサポートを、不定愁訴外来担当の田口公平が行なうことになった。
時同じくして、小児科病棟の問題児・瑞人の父親が殺され、警察庁から出向中の加納達也警視正が病院内で捜査を開始する。
緊急入院してきた伝説の歌姫・水落冴子と、厚生労働省の変人役人・白鳥圭輔も加わり、物語は事件解決に向け動き出す。
読者を魅了する、海堂尊のメディカル・エンターテインメント、下巻です
【AMAZONより】
やっと白鳥さん登場。
白鳥と同級生の加納の登場はかなり面白かったけれど、ストーリーはちょっと無理があるかな・・・。
設定に納得が出来ないから余計なのかも。
最終的に看護婦:小夜の身勝手さを肯定的に書いてるのがちょっと不愉快。
あまり、納得出来る終わり方じゃなかった。
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白鳥さん出てこないのかな?と思っていたら下巻でやっと登場しました。
そして想像はしつつも、悲しい結末でした。
人はつらい経験をした人ほど強くなるといいますが、瑞人はホントにいい子!!かっこよかったです。
この本での伏線が、「螺鈿迷宮」「ジェネラル・ルージュの凱旋」へと続いていくのでしょうか?
現役の勤務医でありながら、ものすごいスピードで立て続けに刊行していく海堂さん、尊敬します。
まだまだ海堂さんの頭の中にはたくさんの物語の構想が文章化される日を待っているのでしょうか。
私もそれらの構想が一日も早く文章化される事を待ちわびています。
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小夜さんがなんか可愛そうだった。
驚くような結論でもなかったので、少し残念な感じ。
ただ、文章展開やキャラ立ちしているので、読んでいて面白いとは思う。
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ミステリに分類するのはちょっと…うーん。
だって最初から犯人は分かり切ってるじゃないか。うん。
なんか、ツメの甘い感がいなめ、
ゲフンゲフン。
一瞬登場する速水先生がめっちゃ素敵だということだけは言っておこうと思う。
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相変わらずミステリーではないが。
登場人物のうち、白血病で最後には死んでしまう女子がなかなか。
しかし、チーム・バチスタの時もそうだけど、いまひとつ「キャラ萌え」な要素が強い気がする。
森 博嗣よりはマシだが。あれはきつい。
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この話は少し現実離れしているな。
この世界ありえないという現象はないだろうという位不思議な病気や事象があるんだから、ある、かもしれないだろうけど、矢張り首を傾げてしまう。事件自体の謎はふうんだった。
けど白鳥が出るとどうしてこうも作品の雰囲気が変わってしまうのだろうか。
そして今回私のお気に入りの言葉は「どつきあい」。
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~~~~~~内容紹介~~~~~~
手術前で精神的に不安定な子供たちのメンタルサポートを、不定愁訴外来担当の田口公平が行なうことになった。時同じくして、小児科病棟の問題児・瑞人の父親が殺され、警察庁から出向中の加納達也警視正が病院内で捜査を開始する。緊急入院してきた伝説の歌姫・水落冴子と、厚生労働省の変人役人・白鳥圭輔も加わり、物語は事件解決に向け動き出す。読者を魅了する、海堂尊のメディカル・エンターテインメント、下巻です。
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犯人について予測はできていたものの、一筋縄ではいかない、その裏に綴られる哀しい真実と嘘。そして、最後までわからなかったのが冴子と小夜の歌。本当に科学的に実証されてるんでしょうか?気になって仕方ないです。おもしろそう。歌の部分がどうなのかいまいち読みとれなかったのだけれど、全体としてはペースがすごく良くて、田口と白鳥のコンビもますますさえてきて。加納もナイスキャラで、とても面白く読めました。続編も絶対に読みたい!殺人シーンはかなり強烈なので、そういうの苦手な方はだめかもしれないけど・・・。
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バチスタはバチスタで面白かったけれど、
この作品は同じシリーズでありながらもバチスタとは一風違って面白い。
シリーズ化していく作品の第二作目として、軸となる大学病院とそこを取り巻く環境がより描かれている。
もちろん、ミステリとして結末に向けて盛り上がっていく要素もばっちり。
これはジェネラルも楽しみだ!!
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登場人物達のセリフがいやに華美なんだよね〜。
そりゃー、フィクションですから現実の人間と同じ動きはしないだろうけど、
それにしても、クサーい舞台芝居の俳優さんが演じている様な、
何とも言えない気持ち悪さがある。
でも、まぁ、おもしろいよ。
「チーム・バチスタ」が面白かったからなぁ・・・
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チーム・バチスタの栄光よりこっちのが好きだな。
白鳥調査官の登場まではややテンポがしんどいか?とも思ったが、読了するとそんなこと気にならない!
また続編への伏線もありそうで続きを読むのが楽しみ。
09/01 1
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「チーム・バチスタの栄光」『田口・白鳥シリーズ』の第二弾
バチスタ・スキャンダルから9ヵ月後、医者や看護師達が浮かれていた東城大学付属病院の忘年会後
看護師の浜田小夜と如月翔子は男に「酔いどれ迦陵頻伽」と呼ばれる有名な歌手・水落冴子のライブに誘われる。
だがライブ中に冴子が大量吐血する事態が起き、田口が当直を務める神経内科病棟のVIP病室「ドア・トゥ・ヘブン」に入院することに。
一方、小児科には瑞人とアツシが網膜芽種で入院していた。
その二人のメンタル面を危惧し、田口の小児科患者限定不定愁訴外来にメンタルケアを依頼。
だが同じ頃、瑞人の父親が無残な形で惨殺される事件が発生する。
犯人は誰か。
前作が医療過誤という重いテーマであったにもかかわらず、素人にもわかりやすく
それでいて専門的なものだったので
今回も非常に楽しみにしていたのですが。。。。
本格派医療ミステリーと言うよりメルヘンが含まれていたように思い
ちょっと残念。
強引な解決だったようにも思うし、
殺人じたいが簡単に起こりすぎていたように思いました。
前作がおもしろすぎた・・・って事ですかね。
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うぅ〜ん。とりあえず、これをミステリーとして見るのは難しいのかな。あまりにも事件が単調すぎる。医療ファンタジー?医療SF?みたいな。
前作からいるキャラと今作からのキャラとたくさん人間が出てきて掛け合いをしていくのが面白かった。そういう見方をするのなら十分読む価値があったと言える。娯楽小説かね。
ただ、そのせいか、作品そのものがごちゃごちゃしていて、何が言いたかったのか見えてこない。
まぁ、でも終り方が良かったので良い話だった…となっているんだけれども。
引き続き、シリーズ読破目指して読んで行きたいと思ったのだからやはり楽しかったのだろうな。
(2009.02.15)
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完結編。
事件の全貌が明かされるわけですが、大体想像通りでした。
なんとなく、キャラ増やすための作品だったような気さえします。
電子狩猟犬とか、千里眼とか、将軍とか、ね。
シリーズ最高傑作と称される、『ジェネラルルージュの凱旋』に期待。