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当時Amazonの経営戦略部門で1位を獲得した本です。
著者は現在早稲田大学大学院商学研究課準教授。
BSGを経てGEやらソフトバンクECホールディングスやら
消費財に生産財と幅広い経験をした方の本です。
「競争戦略を選ぶのではなく、競争のない市場を創造しよう」
というブルーオーシャン戦略について、
事例も盛りだくさん、フレームワークも盛りだくさんで、
わかりやすく記述しています。
ブルーオーシャン戦略は3つの中核要素からなります。
①バリュー・イノベーション
②ティッピング・ポイント・リーダーシップ
③フェア・プロセス
①は市場創造における発想の仕方・視点についてですが、
②、③はいかに具現化するかという推進プロセスにおけるキーポイントと感じます。
実際の事業活動では②、③がとても大事なんじゃないかなぁと思います。
〔29期 Kazu〕
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著者はブルー・オーシャン戦略を理論化し、提唱している
W・チャン・キム教授に直接師事を受けたという安部義彦氏と
早稲田大学大学院准教授の池上重輔氏。
この本を読むまで、ブルー・オーシャンは
「空白地帯を狙った戦略」程度の認識しかなかったが、
様々な視点から共感、考えさせられる点が多く、
とても勉強になりました。
マーケティングを学んでいる方は一読ください。
事例も多く、とてもわかりやすかったです。
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原書を読んでから復習的に読むと、理解が深まる。事例が中心なので後付っぽい印象にはなってしまうが、具体例の方が腹に落ちやすいので読んでおいて損はない。
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オルタナティブを自社に当てはめてみると、製品はある目的を達成する1つの手段でしかないということに気付く。例え代替品の脅威が低くとも、そのことは念頭に置いておく必要がある。
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ベストセラー「ブルーオーシャン戦略」。
その内容を著者2人が日本向けにカスタマイズした本。
本家を未読の方は本書を読むだけでも良いと思える位の良書。
本家の良さを残しながら、足りない部分の補完、
重要箇所は日本向けにより厚く書かれており、
万人が理解しやすい親切な内容だと感じる。
所与のものとされたレッドオーシャンについても詳しく書かれている。
しかし、本家の際にも気になった戦略キャンバス。
縦軸を定量的に感覚的にプロットする点にはやや納得感に欠ける。
「フォー・アクション・フレームワーク」、
「市場の境界を引き直す6つのパス」は、
何もブルーオーシャンに限らず、戦略を考える上では重要事項と思う。
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ブルーオーシャン戦略をすすめる上で、悩みがちなプロセスを、日本の企業を例にわかりやすく紹介されている。
バリューやユーティリティードライバーなど、わかりにくいところもあるので、実際にモデル化して、血肉にすることが、必要。
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ブルーオーシャン戦略、バリューイノベーション思考法
バリューイノベーションは、「非顧客層」と「市場の境界引きなおし」
境界引きなおしは、オルタナティブ(同じ価値を与えている業界)、同業界違う戦略グループ、機能(感性)から感性(機能)へ、など6つのパス。
「非顧客層」は逃亡客、意志決定客、非接触客に分けて考える。
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ブルーオーシャンの解説書。
原書の「ブルー・オーシャン」を教本とすると、その参考書といった位置づけ。従って全く新しい知識を習得はできないが、原書の内容をわかりやすく、また日本での具体例を紹介しながら解説しているため、ブルー・オーシャン戦略を実践しようとする人には最適。
これを参考書としながら、実際に自分のビジネスプランをブルー・オーシャンプラニングしてみようと思う。
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だいぶ前に買って、放置してた本。
Wiiの成功とか、読んでて面白い。
基本的には上層部の仕事の話だけど、私レベルでも何かに活用できるのだろうか?
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オリジナル(邦訳)より、さらに簡潔に要点が整理されていて、おさらいに良かった。本編だけでは物足りないかも。
認識を補強したくて国内での事例を期待したが、あまり新しい発見はなかった。実際にまだ少ないのかな。
それよりも、『ブルー・オーシャン戦略』ではいまひとつハッキリしなかったプロセスとツールの使いどころが、かなり分かりやすくまとめられている。
あとで思い出すときは、こちらの方が重宝しそう。
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ブルーオーシャン戦略そのものとしては後追いが中心かな。
身近な国内事例が取り上げられているのは非常に良い。
しかし、詳細は述べられていないので、あとは自分で調べろということなのであろう。
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池上先生は頭脳明晰な上に、人当たりもよくて尊敬しているのだが、本家を含むブルーオーシャン戦略はいかにも後知恵のように感じ、本書でも同じ感想を持った。いきなりWiiの話から始まるのだが、現状のWii-UとPS4の鮮やかな対比を見るとブルーオーシャンを目指せばバラ色の未来になるとはとても思えない。長期的にはコアなゲームファンの期待に高いレベルで応えていくSONYの戦略が勝っていたのは結果から明らかだ。究極的にどれが最良の競争戦略かは、市場による淘汰でしか判断できない。
経営学というのは多かれ少なかれ結果を後から説明するためのものでしかなく、再現性や予測性がない。これでは科学とは言えない。本書もその類である。
とは言え、文章の構成、表現の簡潔さ、的確な比喩、論点の明快さなど、池上先生の才能が余すところなく収められている。ブルーオーシャン戦略を深く理解したい人にはオススメである。
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日本人の著者が日本人向けに書いている分、本家より分かりやすかったと思う。任天堂の成功事例や携帯会社の失敗事例など割と興味深かった。
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コストを押し下げながら、買い手にとってのバリュー(価値)を向上=バリュー・イノベーション。 ERRCグリッド:コスト上昇 Raise(増加)Create(創造) コスト低減 Eliminate(除去)Reduce(減少)
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「ブルー・オーシャン戦略」を日本の企業人向けに、さらに実践的に解説した本。
ブルー・オーシャン戦略構築に用いられるいろいろなツールを具体的に解説。
ご本尊の「ブルー・オーシャン戦略」ほど従来のマーケティング理論(レッド・オーシャン)に批判的ではなく、両方を使い分ける必要あると説く。ふむふむ。