投稿元:
レビューを見る
本書に何度も出てくるのが以下の4つ
ブルーオーシャン戦略により新しい市場を創造するには…
?買い手にとっての比類ないユーティリティ
?マスの取れる価格
?収益の取れるコスト
?導入
・矛先が社会に向いているのは本当に重要。ここが出来ていないと企業は衰退する。
・ブルーオーシャンにおいて価格がまず決まる。コスト+利益=価格ではない。
そしてその価格は買い手にとってのユーティリティでなければならない。
例えば、ソニーのPS3はマシンのスペックというレッドオーシャン戦略に酔い、買い手本位の価格を完全に見誤った。
・コスト意識も価格と同じくらい重要。
しかるべきところに資源を集中し、採算がとれないところは資源を切り上げる。また異なった分野同士の資源の相互利用も検討する。
・重要となる人物に戦略を理解してもらい、巻き込む。
ステークスホルダーや従業員にも徹底した説明を行う。
価格、サービス等を検討する際に、、、
A 同業だけでなく、形態は異なるが、同じ機能やサービスを提供している企業も比較する
B 形態も機能もことなるが、根本となる目的が同じ製品やサービスを提供している企業も比較する
そうすると僕がいまいる職場では
Aは不動産業、顧問会計士、税理士、弁護士、保険、証券、銀行、ネット証券などなど
Bはなかなか頭が回らないが、
情報提供という分野でくくると、会員制サイトやSNS、コンサルティング会社、セミナー運営会社とかもそうなるかな。
しかし、常にブルーオーシャン戦略は頭にいれつつ、レッドオーシャンとのバランスを取っていかないと勝ち残れないみたいだ。
投稿元:
レビューを見る
ブルーオーシャン戦略を日本企業の成功・失敗を例に出して説明した本。
率直な感想としては、誰でも戦略を理解して効果的に使えば企業を成長させれると感じ取れる内容となっているが、理解する、実際に使うことが大変だから出来ないから苦労するのではと感じてしまう。
ただ、ブルーオーシャン戦略の本質「新しい需要の創造」と、実行として「現場を知ること」、「対象を実ユーザだけではなく、その人(企業)に影響を与える人までとする」などは共感ができる。
どの経営戦略の本を読んでいても感じることだが、落とし込めばどんな場面でも使える考え方であると感じる。
とりあえず興味が持てる内容であったので、W・チャン・キム著「ブルー・オーシャン戦略」を読みます。
投稿元:
レビューを見る
日本の実例からブルー・オーシャン戦略をわかりやすく記述してくれている書籍です。
たとえば、Wii、iPod、iモード、ユニクロ、アスクルなど。
1度ざっくり読めば、ブルー・オーシャンのイメージができます。
投稿元:
レビューを見る
『 ここで、レストランと映画館を考えてみよう。これらは物理的な特徴も役割もまったく異なる。
しかし、レストランの役割を会話と食事を楽しむ場を提供すること、映画館の役割を観る娯楽を提
供すること、と捉え直せば別の面も見えてくる。もし、買い手の目的が「外出して楽しい夕べを過
ごす」ことだとしたら、レストランと映画館はどちらも同じものを買い手に提供していることにな
るのだ。このように物理的な特徴・役割がまったく違っていたとしても、買い手のユーティリティ
が同じになるもの、これがオルタナティブである。
オルタナティブは、産業であるとは限らない。場合によっては、個人の行動を指すこともある。
W・チャン・キム教授は「現在の顧客だけでなく、ノン・カスタマー(Non-customer:非顧客)
の立場に立てば、こうした直感的な選択があることに気がつく」と説明する。このように広くオル
タナティブを見渡してみることで、新たな需要創造のヒントは出てくるのである。
6つのパスのうちオルタナティブ以外の5つは、自社内でもある程度考えることができるだろう。
だが、オルタナティブを広く捉える、顧客の目的を広く認識することは、社内ではなかなか難しい。
筆者のクラスでも、目的の定義を広げること自体ができなくて困っているという話をよく耳にする。
そのようなときには、現場に足を運ぶこと、外部の新鮮な目を持つアドバイザーとの議論が有効と
なる。 』
あれっ『ブルー・オーシャン戦略』まだ読んでない(笑)
投稿元:
レビューを見る
多くの具体例から分かりやすく書かれているが、特に興味を持ったのはブルーオーシャン戦略実行の章でティッピンング・ポイント・リーダーシップ:TPLと金魚鉢のマネジメントだ。いくらすばらしい戦略でも社内で理解され特に現場が動かなくては、そんな戦略は「ない」に等しい。中核人物に働きかけ(TPL)→金魚鉢マネジメント→具体的な内容に因数分解する。
投稿元:
レビューを見る
ブルー・オーシャン戦略の始まりである
『ブルー・オーシャン戦略』(ランダムハウス講談社)をベースに、
日本人向けにまとめなおしてくれたもの。
よくまとめてくれていると思うので、
ブルー・オーシャン戦略の概要を知りたければこれで十分である。
もっと理解を深めたいということがあれば、元の本を読んでみるといいと思う。
投稿元:
レビューを見る
● ブルー・オーシャン戦略の利益モデルはあくまでも価格が先に決まる。「コスト+利益→価格」ではない。
投稿元:
レビューを見る
ブルーオーシャン戦略を日本企業の事例を挙げつつ、纏めたもの。ブルーオーシャン戦略とは、新しい需要の創造。ストラテジックムーブを伴うもので、戦略作りの方法論のみならず実行論まで包括している。戦略策定手順は、買い手にとってのユーティリティーがある、マスの取れる価格設定、利益の出るコスト、導入である。中核要素はバリューイノベーション、ティッピングポイントリ-ダ-シップ(TPL)、極めて大きな影響力を持つ層に訴えること、フェアプロセス、全員が意思決定に参画することである。レッドオーシャン戦略(マーケティングの4P、コストリーダーシップか差別化戦略)との差異も語られており、ブルーオーシャン戦略とは何ぞや?という疑問に応える一冊。
投稿元:
レビューを見る
Kodama's review
オリジナルの『ブルー・オーシャン戦略』がインパクトのある内容だったので、すでに手にした方も多いことと思います。一つの事業やチームをまとめる立場の方やマーケティングに関わる仕事に携わっている方には特にお勧めの一冊です。というか読むべき一冊でしょう。
(08.12.6)
お勧め度
★★★★☆
投稿元:
レビューを見る
購入者;松木
不景気の中でも業績をあげている企業はあります。
その多くは「競争の無い所で競争をする」というブルーオーシャンの基本戦略を実践しているのが要因だと思います
この本はそうした成功例が具体的に書かれていました。
ブルーオーシャン戦略を知らない人でも読める様にブルーオーシャンの基本項目も解説していました。
投稿元:
レビューを見る
捨てるべきものの決断を促し、大きな新市場を創造することを
体系的に学べる書。
特にレッドオーシャン戦略との違いもよくわかる。
やはりどちらもバリュー価値を上げることには変わりないが、それぞれの考え方のプロセスがよく理解できた
投稿元:
レビューを見る
日本企業の事例が中心でわかりやすい。出てくるツールや考え方などはブルーオーシャン戦略の原書?と同じかな。復習みたいな感じで読めたので、原書よりはすんなり読み込めた感じ。
投稿元:
レビューを見る
08103
VCFの池上講師の著書。
ブルーオーシャン戦略 を読んだばかりだったから、ブルーオーシャン戦略に関する理解が深まった。
というより、きちんと理解していなかったんだなと言うことに気づけ、さらに理解が深められたと言うべきか。
この本は、ブルーオーシャンを理解するためには、その対比としてのレッドオーシャンについて理解しておかなくてはいけないという考えの元にレッドオーシャンの説明をした上で、それぞれの対比を説明してあり、その説明が日本の事例を使っているため分かりやすい。
投稿元:
レビューを見る
「ブルーオーシャン戦略」W・チャン・キム著を読む前に読んでおくと理解がしやすくなるという感じの前菜のような本。
投稿元:
レビューを見る
2010.8 戦わない一人勝ちの戦略(ブルーオーシャン戦略)をほぼ理解。具体的な活用事例について、もう少し詳しく知りたいと思う。関連書籍を探る予定。