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おはなしとしてそこそこ面白いし知的好奇心も刺激される。
でも先生に対しては敬語を使えるのに大先輩の高齢者をいきなり「おばあちゃん」呼ばわりしてタメ口をきいたり、正義を主張してなんの対策もなく蛮勇を奮ったりする独善的な主人公が嫌。
にわとりのために怒るのに、生ませた卵でワクチンを作ることにためらいがないのは、100%無精卵だから?当たり前に使うチーズはなにで固めてるの?
命を食らう自分と、命を奪う「敵」と、どこに違いがあるの?
キツい部分を直視させないご都合主義が多すぎる。
残酷なことやマズいことをごまかすそのやり方がヘタ。
ごまかすなら上手に騙せばいいのに、都合の悪いところ(たとえば梅毒の感染経路)だけをあいまいに濁そうとするからバランスが悪い。
ああここごまかしたいんだなってのがバレバレだ。
魔女の描きかたがみんな「人間」だし。
人間は人間の都合で「腐敗」と「発酵」を分けるし、「害虫」や「病原菌」を倒そうとする。
同様に病気は病気の都合だけで動いて、その結果がたまたま人に有害になるだけでいい。
なのに変に擬人化して人に寄せようとするからうさんくさくなる。
「シマウマさんがかわいそうなので、ライオンさんはおにくをたべるのをやめておさかなをたべることにしました」みたいな偽善。
目につく「わるいこと」だけを排除して、本質に向き合おうとしない。
プロイスラー流用の設定は素敵だから、子供の頃に読んだならワクワクできたかもしれないけど。
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新型インフルについてマスコミで発言している作者自身による創作物語。
背景は異色だが、若干話が単調。
細かい描写には専門家ならではの現実性があるので、現実に裏付けられたファンタジーを楽しみたい方にはおすすめ。
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この本の良さは、ただの魔女のお話じゃなくて、書いた人が薬科大出身で免疫学やウィルス研究を専門にしてる人だというところ。
つまり、そのあたりにおいて嘘や不都合がないだろうと思われるところ。
登場人物が面白い。
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ローズ、かわいい!!!!
なんか、ちょっとホワッってするお話!!!
スキやわこんな本!!!!
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魔女本~っと思って手にとる。
専門家の方が、魔女というキャラクターを使って
病気の原因とワクチンについて物語っている。
テーマは新型インフルエンザ。
なので結果は分かっているわけで、どんなにローズが頑張っていても
こっちも必死になれない、とゆーか。
それぞれの魔女のキャラクターはおもしろかった。
が、多分、続きは読まないだろーなー。
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ウィルス学者が著した科学ファンタジーです。
病気に関する様々な知識が楽しいキャラクターと共に綴られていて、子供から大人まで楽しめる一冊。
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15:新型インフルエンザのパンデミック、ウィルスやバクテリアなど病原微生物、感染症のしくみなどをわかりやすく説いています。物語としても面白くて、小さい頃に読みたかった! とちょっと悔しいです。全国の小学校や図書館にどんどん入ればいいのに。おいしそうなお菓子も登場するし、ローズは可愛いし、導入が上手い!
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コロナウイルスについての解説者としてすっかりお馴染みとなった岡田晴恵先生が、児童向けに感染症と、それと戦うための知恵を、魔女の物語として書いています。
お子さんにウイルスについて聞かれて困ったら薦めてあげては?
シリーズ3冊のうちの1冊目。