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やっと読めた感のある、乾くるみデビュー作にしてメフィスト賞受賞作です。
内容的にはやはり、傑作と名高い『イニシエーションラブ』や『リピート』と全然違う作品に出来上がっています。
最終的には、伝奇的な話に落ち着く辺りを『イニシエーションラブ』あたりを好きな読者が受け入れられるかは・・・微妙かな?
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乾くるみ作品を読むのはこれが4つ目。
裏表紙に書いてあるように、確かに”衝撃的”だったな〜
これが処女作って言うのがさらに輪をかけてビックリっ!!
最後まで騙されましたね(いい意味で)
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苦手。読み始めはこんな展開になると思わなかった・・・
精子と卵子うんぬんは想像したくないのに頭が勝手に想像して気分悪くなった。
やっぱりイニシエーションラブが一番好きだなぁ。
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凄い、凄すぎるっ、と思いました。
本格ミステリーかと思いきや、後半には……。
魅力的な人間が、悪魔化するという過程には、
恐ろしさとともに、怪しい美しさがあります。
そんな、妖艶さとハラハラドキドキのストーリーに
猛烈なスピードで読んでしまうことでしょう。
ただ、ラストのラストだけが
「う〜ん。。。」と思ってしまいました。
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・他人の心の悲しみなどは、傍から見てその量を正確に測ることのできるようなものではないし、ましてやそれを別な誰かと比較してどうのこうのと言うのもナンセンスな話である。
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うーむ。こういう展開だとは思わなかった。
人間じゃないものが出てくるなんて。
「スピーシーズ」という映画を思い出した。
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ちょっと微妙かなー。
つまんなくないんだけど、突拍子もないというか現実離れしすぎというか都合がいい。
染色体うんぬんもちょいと飽きる。
オチもまぁそうなるだろうね的なありきたり。
しかし作者は少しかわった女性観をお持ちのようで。
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イニシエーションラブ以降,乾くるみ氏マイブームにより手に取った3作目。
流石に3作も読むと,作者の癖というか着想が透けてみえてきます。
他の作品もそうですが,全般的に「男性から見た女性」が描かれている印象。
本作,舞台設定上,主人公も主要な人物も女性が多いですが,男性の僕が読んで
そう思うと言うことは,女性が読むとどう感じるのかが気になるところ。
ですが,リピート同様,イニシエーションラブ及のどんでん返し感は全然なかった…。
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「リピート」「イニシエーションラブ」と読んで、これにきた。乾くるみのデヴュー作。荒いし、説明臭い。そして最後の落ちが僕は好きではない。この作品を最初に読んでいたら他のを読んでいないと思う。いまいちかな〜。
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よくありがちな味を想像して買ったアメが、実はガムだったようなもんかな。しかも、意外とオトナ味の。
全寮制の学校、上級生のお姉様と新入生の妹。
ひそやかな儀式?くすぐったいような秘密、甘ったるい会話とどろどろした嫉妬。
すっごくアナクロな設定・・オカルト?ん?
なんて思っていたら、ぷち・エイリアンだったんですね。
SFのようなホラーのような、ついでにおまけのヤオイ系(?)
子供を残す、という想いが、重たくてこええ!
しかし乾くるみは一作ごとに凝っているなぁ。
これがデビュー作とは、なかなか。
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全寮制の名門女子高を次々と襲う怪事件。一年生が塔から墜死し、生徒会長は「胎児なき流産」で失血死をとげる。その正体を追う女探偵「黒猫」と新入生の優子に追る魔手。背後に暗躍する「ジャック」とは何者なのか?「イニシエーション・ラブ」の著者が、女性に潜む“闇”を妖しく描く衝撃のデビュー作。
途中まではおもしろかったのに、途中からただグロかったり、エロかったり。
最後の展開には本当にがっかり。
あのラストをつける必要はあったの?
解釈の時点で終わっていた方がよかったと思う。
解釈は結構おもしろかったのに。
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イニシエーションラブではまりその後読んだ作品。途中までは嫌いな人は嫌いそうな内容だったが、この本を通して作者が伝えたいことは
しっかりと読めた気がする。全体を通せば考えさせられる作品。
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都心から離れた森の中にある女子高・純和女学院。
全寮制で知られる名門の女子高だった。
春、今年も新入生を迎えようとしている。
新入生の坂本優子は、駅前から出てる学校のバスに乗り遅れて路線バスに乗ってバス停に降りた。
一人で不安だったのだが、一緒に降りて悠然と先に行く女生徒を捕まえ一緒に学校にむかった。
彼女の名前は、高橋椎奈。
びっくりする程の美人で、声も綺麗で美しい。
優子の学園生活は、不安と緊張の中で始まった。
学園生活の中で先輩からある事件の事を知る。
去年のクリスマスに、一年生の生徒が塔から飛び降り自殺したのだった。
その子は、優子に容姿が似ていて性格も似てるという。
そして学園で事件が起きた。
生徒の憧れの的の生徒会長の朝倉麻里亜が寮の自室で死んでいたのだった。
胎児なき流産で失血死をしていたのだった・・。
「黒猫」と呼ばれている女探偵の鈴堂美音子は、麻里亜の父・朝倉剛蔵の依頼を受けて、麻里亜の事件と一年前に死んだ姉の百合亜の事件を調べ始める。
百合亜も同じように胎児なき流産で失血死。
警察の調べでは、結婚していた百合亜の夫が先に殺されてその後に百合亜が死んだと書かれてた。
そして、夫を殺したのは百合亜だとされていた。
美音子は、ある推理に行き着くのだが・・・・。
乾くるみのデビュー作です。
あらすじが長いから面白いかと思いきや面白くなかったです。
学園物なんだけどな・・・・。
テンポが悪いし・・・。
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全寮制キリスト系名門女子高で起こった奇怪な事件…と、名探偵モノでもありそうな、言って見ればありがちかもしれない設定(でもこういうのって好きなんだよね)…と思いつつ読みすすめ、最後
「これがオチなの〜?!!!」
という感じにさせられてしまうと言う…本格ミステリファンにはお勧めできないけど、独特の雰囲気は良し。
特定ジャンル(ネタばれになりそうなので伏す)マニアにはたまらない本であるとは思うが…
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全寮制の名門女子校で起こる不可解な少女の連続死。新入生の優子はそれに巻き込まれていく。また、死亡した少女の父親から依頼され調査を始めることになった「黒猫」こと美音子も、調査するうちこの事件に深く関わるようになる。
自殺した少女が遺書に遺した「ジャック」という言葉は何を意味するのか?
「イニシエーション・ラブ」の作者のデビュー作。ミステリというか以下略。
ネタバレを言う前に 言っておくッ! おれは今 乾くるみの斬新さを ほんのちょっぴりだが 体験した
い…いや… 体験したというよりは まったく理解を 超えていたのだが……
あ…ありのまま 今 起こった事を話すぜ!
「おれは 本格ミステリ小説を読んでいたと
思ったら いつのまにか十八禁触手エロ小説になっていた」
な… 何を言っているのか わからねーと思うが
おれも 何をされたのか わからなかった…
頭がどうにかなりそうだった… ロジックだとか伏線だとか
そんなチャチなもんじゃあ 断じてねえ
もっと恐ろしいものの片鱗を 味わったぜ…
という感じになりました(ほんと)。
そんな、全寮制!女子校!キリスト教!ときたらそりゃもうマリみてみたいなものを想定するじゃないですか普通は。しかしそんな読者の期待をフルボッコですよ。
ミステリというにはトンデモというか、SFというか、「ねーよwww」というか、後半笑いが止まらなかったよ。っていうか表現にやたらデジャブを感じると思ったら、「官能小説表現用語集」から来るデジャブでありました。それっぽく「Jの神話」とかかっこいいタイトルつけてるけど、要は下ネタギャグのための布石ですからね。
ちなみに「ジャック」の正体は、相当早い段階から「まさかああいうものではあるまいな」と思っていて、まさかでほとんどニアピンでびっくりしました。どうしてわかったかというと、ジャックやらジョンやらの単語に私の下ネタセンサーが反応したからです。Jじゃなくなっちゃうけど、ディックとかだったらもう一発でわかったと思う。
ひどい感想だ。
すいませんでした!