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ビジネス頭を創る100の難問 ブレイン・ティーザー みんなのレビュー

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みんなのレビュー32件

みんなの評価3.6

評価内訳

32 件中 1 件~ 15 件を表示

紙の本

本書のおかげですっかり論理パズルやフェルミ推定にハマってしまいました。

2010/03/20 02:55

5人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:marekuro - この投稿者のレビュー一覧を見る

先月、本棚の整理をしていて
未読のまま放置されていた本書を発見しました。

そういえば、07年~09年初頭にかけて
「フェルミ推定」だとか「地頭力」だとか
「論理パズル」などのタイトルを冠した書籍が
書店にて多く見かけたように思います。

評者も本書をその頃に買ったように記憶していますが
いつのまにか買ったことすら忘れて本棚の肥やしに
なっていました。

未読のまま売ってしまおうか悩みましたが
未読だろうが既読だろうが二束三文にはかわりない
ので、せっかくだからパラパラと読むことにしたのですが
結果的にすっかりハマってしまって類書まで買い漁って
本書で言うところの頭の体操を楽しんでいました。
もちろん純粋に楽しんだだけではなく
わずかでも頭が良くなるかも?といった
下心があったりなかったりしたのですが。

本書「ビジネス頭を創る100の難問」の特徴は
類書と比較して収録されている問題の種類が多いことが
筆頭に挙げられるでしょう。

以下、目次
・LESSON1 日常生活の中の難問とラテラルシンキング問題
・LESSON2 数字のいらないロジカルシンキング問題
・LESSON3 数字を使うロジカルシンキング問題
・LESSON4 確率のパズル
・LESSON5 フェルミ推定問題
・LESSON6 ビジネスケース問題
・LESSON7 実行パズル

以上の7章から構成されています。

類書を購入したことがある方ならわかると思いますが
大抵の類書は、例えば「フェルミ推定」だけだったり
「論理パズル」だけ収録されていたりするものが
多い傾向にあります。
その点、本書は幅広く様々な問題を楽しめるという
利点がありますし解説も比較的、しっかりしている印象です。

しかし、利点ばかりではなく欠点も存在します。
それは限られたページ数で多くの問題と解説を載せた
事によるページ構成の雑さです。

具体的にいうと、類書では問題と解説が別々のページに
分かれているのが普通ですが、本書では問題のすぐ側に
解答と解説があります。

この手の問題集は解説を見て解いてもあまり意味はなく
問題を自分の頭で考え抜くという過程が大切であると
前書きにも書かれていましたが、難しい問題だと
ついつい解答を見てしまう。あるいは解答を見てみたい
欲求に駆られる場面が多かったように思います。

もうひとつの気になる点は監修者の存在でしょうか。
どういうことかと言いますと、本書では
何故か勝間和代さんが監修者として
名前と短い「前書き」を載せているのですが
その他には彼女の存在を感じる場面はありません。

実際に勝間和代さんが問題をチェックしたのかも
しれませんが、本書からは氏の本に特有の雰囲気を
感じませんでした。
個人的にはその方がよかったりするのですが
氏のファンにしたら物足りないでしょうし
氏の事が苦手な人にしたら監修者として
大きく名前が出ていることで本書を敬遠するでしょう。
ページ構成以外には大満足の内容だっただけに
もったいないことだと思います。

本書の使い方に関してですが
評者は通勤時間やトイレの中、あるいは仕事の休憩時間
などの隙間時間を使って少しずつ解きました。
タイトルには「難問」と冠していますが、中にはとっても
簡単な問題も含まれています。

例えば。

   Qマンホールの蓋はなぜ円形なのでしょう?
   (p15)

   Qコーラやビールの缶の上部と下部が細くくびれて
    いるのはなぜでしょう?
   (p54)

   Q長針と短針は、一日に何回90度をつくりますか?
   (p72)

等々のちょっと考えたらわかるような問題から

   Qアメリカに車は何台あるでしょう?
   (P214)
    ※統計資料などを使わず、あくまで推定する問題。
   
   Qビル・ゲイツ氏の浴室を設計してください。
   (p276)

といった一見するだけでは「???」な問題もあります。
他にも多くの問題があって、頭を鍛えるという意味では
質量共に充分であると思います。

では評者のように本書や類書を含めて、このような
問題を解いたらどのような利点があるかという点について
ですが、はっきり言ってしまうと目に見えた成果は
感じられませんでした。

この場合の目に見えた成果というのは、すなわち

「頭が良くなり、仕事を含めた日常生活にポジティブ
な変化、発見が起こる」

といったような意味合いだと思うのですが、評者は
相変わらず平々凡々なサラリーマン生活をしております。
そしてそれは本書を読んで頭を鍛える以前の生活と
ほとんど代わり映えのしないものです。
それはもしかしたら評者があまりに凡庸だからかも
しれませんし、長い目で見たら何らかの変化があるのかも
しれません。

もっとも、そのような下心をもってこのようなパズル問題
等々と向き合うよりは、純粋に頭を使って楽しむことを
主眼に置いた方が良いと思います。
結果的に目に見えた効果こそ感じませんでしたが
頭を使う楽しさのようなものを実感することが出来たことは
思わぬ収穫でした。


なお、本書によると先に抜き出したような問題は
外資系企業の面接試験で問われるそうです。
そして、本書に収録されている問題の半分以上は
外資系企業の面接試験では定番の問題のようです。
その意味で、評者のようにビジネスとあまり縁のない
仕事をしている人にとっては、ちょっとした気分転換に
なりました。
「最近、頭を使ってないなぁ」と思う方におすすめしたい
一作です。

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2010/04/10 20:40

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