投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
いや面白い。ちさ子さんもともと姐御だと思ってたけど、こんなにも武闘派でガキ大将だとは思いませんでした。ぱきっとした文章と同じく、はっきりとわかりやすい音楽の嗜好。そこまで古の大家の名曲をばっさり切ってもいいのか(笑)心の中で思ってても言えなかった「しつこいよ」とか(笑)もちろん音楽を好きになってもらうための本なので、基本的にほめていますが、視点と語り口の面白さで曲の印象を具体的にしているところが偉いと思う。ネタはちょっとベタだけど、好感の持てる本。「12人のヴァイオリニスト」Vnだけ12本なんてキーキーしてツマンナイと思ってたけど、新たな気持ちで聴き直してみます。
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
さすが高嶋ちさ子さん!と思わせる軽妙でさっぱりとした文章。
敷居が高く感じてしまうクラシックをこうも小気味よくわかりやすく斬ってもらえると、グッと距離が縮まる感じがします♪
面白くてどんどん読み進めちゃいました。
「サイトウ・キネン・フェスティバル」のこともこの本で知りました。
クラシック初心者以前ですが、一度でいいから聴きに行きたいなぁ。
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
前作も面白かったが、今回の名曲案内はよりいっそう著者の経験が逸話が多いように感じる。桐朋時代やアメリカ時代の逸話は面白く、12人のヴァイオリニストの逸話もいい。千住まりこのサインをもらいにいった話や、「生まれ変わったら諏訪内さんになりたい」には笑った。音楽家にも、こういった率直なひともいるのだなと思う。
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
高嶋さんのおススメのCD案内付き。偏っているかと思いきや、さすがプロの演奏家のおススメのCDは聴いてみると、そのよさがわかったりします。楽しく飾らない文章もGOOD。ファンの方は読んでみるといいかなと思いました。
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
「ヴァイオリニストの音楽案内 クラシック名曲50選」の次に出した本(のようだ)。やはり50曲を選定して紹介していた。
一番好きな曲がブラームス作曲の「ハイドンの主題による変奏曲」と書いてあり、意外と繊細な曲が好きなんだと思った。気になって気になって家のCDを聞き直してしまった。
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
文章のプロたる村上春樹の著書、評論を生業とする3氏の手になる新書、とそれぞれ読んできて、次はじゃあどれにしようかな、と思ったとき、いわゆるタレント兼演奏家の、著者の作品に手が伸びた。ここでまた違った視点が供されることを期待して。だけど10ページくらいで断念。文章の拙さと、書かれているエピソードの魅力のなさに辟易、っていうのが、匙を投げた主たる原因。クラシック音楽のガイド本は、他に手元にあるし、あえてこれにこだわらなくても、ってことで中途終了。