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ここには主題しか出ていませんが、副題は「企業・大学・学生が演じる茶番劇」。
ここまで言い切ってくれると逆に清々しい。
就活というものを冷静にかつ客観的に見つめなおすのにもってこいの一冊だと思った。
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面白いけど…「へぇ」で終わってしまう新書。
オチがありきたりなのもやや不満。
しかし、光文社新書って何でこーいうアオリ気味な題名をつけるのかなぁ?
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就活中にこれを読んでいたら何か変わったかも。。。
言いすぎかな?と思う点もありますが、8割がた同意。
就活を終えて、全く同じような事を考えています。
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言ってることは正しいし、説得力もあるが、就活の負の部分にばかりスポットを当てているので、これから就活する人は読まない方がよいと思う。
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前著である「最高学府はバカだらけ」と同じく、
相変わらず文章の粗さが気になるが、それが味なのだという事にしておきます。
しかし、この本を読んでこれから就活に向けて方針の一端が見えてきたような気がしました。
私は大学生でまだ就活の時期では無いのですが、私と同じでこれから就活をする学生は読んでおいて損は無いと思います。
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大学も学生も企業もみんな「就活」に踊らされているのだそうです。
とはいえみんな必死なんですよね。
就活スタートの時期が早すぎるというのには同意します。学生は大学3年の終わりから4年のはじめくらいで内定をもらってしまうから、大学としては卒論が0点モノでも卒業させざるを得なくなる。すると特に文系の場合は何の専門的なスキル・知識も身につけないまま卒業してしまうということに。。。これでは専門的なスキルが身につく分専門学校の方が上。大学はただの就職予備校になってしまったということであります。
内定もらった後の大学4年生はひたすらバイト、遊び。モラトリアムとはまさにこのことであります。
答えは「探すもの」ではなく、「探す」「考える」などの行為を経た上で「決めるもの」であるということだ。人生に"答え"はない。人生とは、その"答え"をつくりだしていくものである。
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■企業・学生・大学は三者とも、他の二者のことをよくわかっていない
■学生の自己分析は、たいてい「入りたい業界・企業」に合わせたものになってしまっている。そう、「自己分析」になっていないのである。
■人事は、学生がなにをやったかはどうだっていいと思っている。電気のように明るい性格なのかどうかはどうだっていい。闇よりも暗い性格であっても、企業にとって必要な人材であれば採用する。
■机の上に向かって今までの人生を浅く広く振り返り、もっともらしい言葉で表現する。これが、いまどきの学生たちの自己分析
■学生は「○○のように××な人間」という自己紹介をしたがる。特に「納豆」は大人気だ。
■面接を通過するのは、自然な自己紹介ができる人である。自分から「私は○○のような人間です」とは言わない。
■「ちょっと真似してみよう」と思った瞬間、学生の個性は没個性化していく
■「なんでも質問する」というスタンス自体が、「グーグル世代」「ゆとり世代」の特徴。彼らにとって、答えは「出すもの」ではなく、「探すもの」なのである。
■好きなだけでは決め手にならない。知りたいのは「好きな理由と本質」と、それをなぜわざわざ「仕事」や「職場」にしようと思っているのか。好きなことを仕事にすると、嫌な部分が見えてしまうことがある。それでも「好き」と言えるのか?その「理由」はなんなんだろうか?それを「仕事」にまでしたいと思うのはなぜか?面接官はここを知りたい。
■どうしても質問したいことがなかった場合は、面接の感想を言う
■面接で珍しさを出したいのであれば、「趣味は女装、日常会話はビスラマ語、修行僧経験あり」くらいは言いましょう
■面接官は納豆が嫌い
■「大好きです」と「よくわかりません」と話す学生は、同じように落ちていきます
■「うちの就職課は使えない」という学生がいる理由→入学して、講義でも大学の先生はうるさいことは言いません。すると、就職課にはじめてきついことを言われることになります。当の学生にしてみれば、今までチヤホヤされていたのに、就職課ではその扱いを受けることができず、ショックで「就職課なんて使えねぇ」になる
■学歴差別は多少あり、ただし学生側に原因多し
■大学受験においては負け組みだった。他の分野では価値を目指そうと完全に割り切っている
■文系学部は、偏差値が下がるほど、いじけ度が反比例していく
■卒業生や外部との接点が多いことが「無意識下の就活」
■「親以外で接点のある社会人は何人いるか?」「小中高の同級生以外で違う大学の友人は何人いるか?」
■学校を出た時点では、君たちはその他大勢に過ぎない。これはあくまで定量的な問題。定性的な問題として、高偏差値大学の卒業生というのが、、その時点では「人の作ったゲームの高得点者」に過ぎない。今求められているのは、ゲームそのものを作れるやつか、最高得点以上の点数を取っても、最高得点分の給料で満足してくれるやつかのどちらか
■入社案内や採用ホームページは企業の立場から作られた広告。加工された事実なのだ。
■出てくる社員は「会社���用意した人材」。社員のうち2割は優秀で、8割はバカだらけ。採用活動の際にはその2割の社員が集められているので参考にならない
■優秀な学生ほど、合同企業説明会にはそっぽを向く
■自己分析をする時間があったら、もっと未来のことを考えるべき。「今までバカ学生でしたけど、これから成長したいと思います!」という学生に足りなすぎる
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ある日後輩にこんな質問をされました。
『先輩、お勧めの就活本ってありますか?』
僕は間髪入れずこう答えました。
「ねーよ」
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タイトル買い。三色は緑多め。
そこそこ面白かったが、『おわりに』だけを読んでも全体の内容がわかってしまう典型的な本。著者の結論はココにズバッと書いてある。ココだけ読めば十分であった。
一言で言えば、期待しすぎた。終。
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就職活動はちょっと先ですが、帯の2コマ漫画(写真には付いてないですが)で笑ってしまい、
中身も見たら面白そうだったので買いました。面接で勘違いしてる就活生のアピールとかインターンシップの本来の姿と実態の違いとか笑いが止まらない就職活動支援サイトの話とか。
鵜呑みにするつもりはありませんが、本格的に活動し始める前に読めてよかったです。面接の話は特に読んでおくと良いかもw
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就職活動における「あるあるネタ」集。
ノウハウ・ハウツー本というような位置づけとして読むよりも
就職活動が終わってからゆっくりと読みたい一冊ですね。
これから就職活動するひとは、本書の下段に書かれている
一言メモだけは熟読しておいてもいいかも(笑)
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就職活動でなかなか演習に参加できない方を責めないために読んでみる。
内容は筆者らの言うとおり「問題提起」のみ。
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http://plaza.rakuten.co.jp/bombyxmori/diary/200812240000/
就活事始。イタイ人にならないために。
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これ、就活前に読んだら逆に冷めてしまう気がする…
踊らされてたことに気づかなかった己の愚かさを悔やみ、笑うための一冊。
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就職活動、採用活動について、やや穿った見方にも見えるが、実態をよく描いている。「就活は気持ち悪い」という所感は的を得ていると感じた。
要旨を箇条書きにすると、以下の通り。
慶應生や理工系生は無意識下の就活をしている。
「無意識下の就活」とは、学生時代に大人世界など異文化に触れることである。
異なる文化にふれる経験を早くからしているから、就職活動の際に面食らわない。
それをやっていない学生は、就活ではじめて異文化と直にふれるため面食らう。
結局、ある程度の学歴があり、コミュニケーション力がある人間が就職活動で得をする。
学生は型にはまった自己分析や自己アピールをするのでイタい。自己アピールのねたが豊富でも、仕事ができるとは限らない。
採用側もランキングや学生評価などに追われているだけ。採用担当者も力がないし、現場で働いたことがないことが多い。
学校も「倫理憲章」などで、企業側を牽制するものの、就職率が受験者数に直結するため、早期からキャリア支援をする羽目になっている。
また、学生に対して本気でだめ出しすると、学生がキャリアセンターに近寄らなくなってしまうという本末転倒も多い。
学歴差別は存在する。受験勉強という努力をしてきた人間、何らかの成功体験を持っている人間の方が重宝されるから。
学歴を意識しすぎて萎縮してしまう学生や、過信する学生も多々存在する。
体育会系や帰国子女が有利とは限らない。
体育会系は、一つの価値観の中で組織のルールに従っていれば生き抜ける部分もあるため、体力はあっても、社会の矛盾に弱いという面もある。
帰国子女も英語ができるだけではだめ。
就職情報会社はマッチポンプだが、景気の波に依存するためいたしかたない部分もある。
人気企業には安く売り、不人気企業からぼったくる仕組み。
冒頭に出てくる「就活」を言い表した表現、「焼き肉の生焼け理論」。
これがすべてかと思う。