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2008/12
二大政党の1つだが、歴史も浅く、また離合集散を繰り返している党の歴史から一枚岩と見られていない民主党。一番最初の結党からの歴史をたどりながら、どのような正当なのか解説している。
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彼らは一体、何者なのか?新党ブームのなかで、なぜ彼らだけ生き残れたのか?なぜ代表が次々クビになるのか?なぜ小沢一郎が絶対的権力者になったのか?なぜ左と右が共存していられるのか?資金源、実力、弱点は?かつて事務局長を務めた政治アナリストが意外と知られていない歴史、人脈、選挙、政策を総点検。結成十年で自民党と肩を並べるまでになった民主党の仕組みを明らかにする、有権者必携の一冊。
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選挙が近くなってまいりました。
いよいよ、政権政党となる可能性が現実味を帯びてきた民主党。
一度くらい任せてみてもいいのでは?という流れもあり、実際に民主党政権が誕生する可能性が高いと自分自身は思っているが
果たして、実際にこの政党は政権運営ができるのか?
なかなか難しいんだろうな。
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[ 内容 ]
彼らは一体、何者なのか?
新党ブームのなかで、なぜ彼らだけ生き残れたのか?
なぜ代表が次々クビになるのか?
なぜ小沢一郎が絶対的権力者になったのか?
なぜ左と右が共存していられるのか?
資金源、実力、弱点は?
かつて事務局長を務めた政治アナリストが意外と知られていない歴史、人脈、選挙、政策を総点検。
結成十年で自民党と肩を並べるまでになった民主党の仕組みを明らかにする、有権者必携の一冊。
[ 目次 ]
1 野望と野合の10年?結成前夜から小沢時代まで
2 なぜ代表がすぐクビになるのか-代表交代劇と人事抗争
3 「5勝1敗2分」の通信簿-選挙
4 「寄り合い所帯」を解剖する-主要人物・グループ図鑑
5 バックにいるのは誰か-機構・地方組織・資金力
6 あらためて理念と政策を検証する-公約・マニフェスト
[ POP ]
[ おすすめ度 ]
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[ 関連図書 ]
[ 参考となる書評 ]
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かつて民主党で顧問をしていた著者による民主党の解説書。鳩山由紀夫・邦夫兄弟と菅直人が中心となって96年9月28日(くしくも自分の誕生日と同じ)に発足した民主党の歴史、政策、ビジョン、課題について語る。
興味深い点
・発足時に中曽根康弘元首相だけでなく、のち民主党代表となる新進党の小沢一郎党首(当時)からも「すぐになくなる弱小政党」という趣旨のコメントがあった
・選挙結果は5勝1敗2引分。05年の衆議院議員選挙(いわゆる郵政選挙)以外を見ると着実に議席を伸ばしている
・永田議員偽メール事件で前原代表が辞任し、瓦解しかけた民主党を統合させた小沢一郎はやはり只者ではないと思った。その割には前原氏が小沢氏を批判することがあったりとなかなかよくわからない現象が起こった
思ったのは民主党は良くも悪くも日本の政党らしい政党だということ。対中国・北朝鮮に強硬的なバリバリのタカ派から、労組と関係の深い旧社会党、社民党の議員までいろいろ… 曖昧さがあったからこそ高度成長期を支えてきた実績のある自民党に対抗している政党なのに、自民党以上の曖昧さがある寄り合い所帯。まさしく政治思想のサラダボウル
民主党が本気で政権を交代させ、それを維持していきたいと思うのなら、自民党との違いを明確にすべきである。政党を名乗る以上、憲法や外交、教育の認識をもう少し共有する必要があるのでは(あるとしたら反与党の姿勢ぐらいか)。今のところどちらの党も支持するつもりはないが、政党同士の足の引っ張り合いが続いている現状からは脱却してほしい。
民主党が政権を取る可能性が高い今、民主党を知るために有権者として読むべき本だと思う。
というのが、政権交代前に読んだ時の感想。今となってはグダグダ…