天の時 地の利 人の和
2009/01/24 22:17
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投稿者:龍. - この投稿者のレビュー一覧を見る
天の時 地の利 人の和
中巻は、直江兼続が上杉家の執政として飛躍をしていく様子が描かれています。
上巻では、軍神である謙信の死後の困難を乗り越えることが、テーマでした。中巻ではしだいに形づくられていく豊臣政権下と上杉家の「義」との葛藤がテーマになっています。
兼続の師である、謙信は「おのれの義」を見出せと遺言しています。
兼続の答えは仁。
「愛」
そして、自らの兜に愛の字を掲げることになるのです。
それにしても、美男で才能もあり優しい主人公は、女性のこころをとらえます。いつの世も仕事ができ、芯がしっかりとした男はもてるものです。
物語の中でも夫人をはじめ、彼の周りには才女、美女が物語に華を添えます。
中巻は、千利休の切腹と朝鮮出兵までのお話。
いよいよ下巻では、秀吉の死と関ヶ原です。
龍.
http://ameblo.jp/12484/
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投稿者:いのぜい - この投稿者のレビュー一覧を見る
歴史認識に裏付けられた良書である。
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天地人。の地の部分。
天の時、地の利、人の和。
読んでいくとよくよくわかります。
景勝との主従関係がほんと素敵。
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最後に「中」を読む変態です※下⇒上⇒中の順番(笑)
兼続が積極的に上杉家の舵取りをし始めます
ただ・・・視点が妙に遠方からなため、感情移入がしづらい
それと、豊臣家からの評価で間接的に大きく見えるので
読者としては、事跡からその男ぶりを見たかったな
(ってゆーか、順番に読め!)
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義で動く直江兼続。
歴史用語が参考になった。
上杉謙信はよく知っていたが、跡継ぎである景勝に
従った兼次の生涯を興味深く読んでます。
2009/4/18
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景虎の子、道満丸を殺したのは景勝方でした(大河では景虎方の遠山康光っぽい設定)。作者の同郷の兼継への思いがひしひしと伝わってきますが、かなり肩入れしすぎているのでは、という気がしました。
きらめく才知 色気と愛嬌
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NHK大河ドラマの原作(新装版)の中巻。豊臣政権が成立して時代が大きく動く中で、直江兼次の存在感がずっと増してきます。石田三成(ドラマでは小栗旬)のとの友情も育まれていきます。
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直江兼続に関する小説のはずだが、主人公があまり出てこない。上巻は上杉謙信が目立ち、ここでは前田慶次郎が主人公のようだ。。。
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御嫁さんと、天下統一した後の跡目争いと
その後子供が出来て、土地譲ってくれ、と
交渉に行った、程度しか覚えてません。
ついに天下統一したとしても、平和になりました、と
いうわけでもなく…。
後、千利休が出てきた、程度です。
さすが京都人だ、というぐらい、プライドが高い話が。
最後には、何だかいい雰囲気になってたのに
別れた娘さんが出てきて、また…みたいな状態に。
どうするのでしょう?
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本能寺の前から慶長の大地震まで。上杉からの目線では初めてなので、なかなか面白いが、説明口調はちと苦手