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不幸を選択したアメリカ 「オバマ大統領」で世界はどうなる みんなのレビュー

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紙の本

「CHANGE」は魔法の言葉。オバマに与えられた時間は最大1年

2009/05/19 00:03

6人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:MtVictory - この投稿者のレビュー一覧を見る

 オバマ大統領就任直後に出た本。彼を選んだアメリカ国民は自ら「不幸を選択した」と著者は考えている。前作では大統領選について書いていたが、オバマに対しては好意的ではなかったから仕方ないか。
 本書では、どんな人たちが彼を大統領に選んだのか、また一体、彼はどんな人物なのか、そして彼がこれからやろうとしていることは何かについて分析している。 オバマがやろうとしていることは、何をおいてもまずは金融危機対策、そしてロビイストが関連する政治的な利権の問題に楔を打ち込むことくらい。日本には関心がない、安全保障政策に関心がないという。
 第五章ではアジア極東戦略に触れているが、「オバマには世界戦略がない」とも書いている。外交や国防は景気対策よりも優先度は低いのだろう。経済対策としては財政赤字にしても構わないから、「購買力を高め国民に自身を持たせ、デフレに陥らないようにする」と考えているようだ。実際、ブッシュ前政権末期から巨額な資金が投入されている。
 第四章ではオバマ政権の中枢のスタッフを列挙し、その顔ぶれを説明した後、こんな皮肉を言っている。選挙中は「変化」を主張したが、大統領になった途端、「自分自身がまず変化して、リベラル派から中道保守になってしまった」と。当面は経済問題重視で「実務的・現実的な政治」を行なうしかないから仕方がないだろう。
 それにしても酷い時期に大統領になったものである。100年に一度の危機と言われる今回の金融危機だが、同時にこの危機がアメリカ一極集中時代の終焉を招いた。すぐに衰退するとも思えないが、世界のパワーバランスが崩れてきた時代に、オバマはアメリカを立て直すことが出来るだろうか。また巨大な軍事力を維持し、「世界の警察」として振る舞い続けることはできるだろうか。アメリカの自滅で、相対的に日本の力が大きくなり、発言力を高めるチャンスとも思われる。だが、現在の国政を見ていると不安ばかりである。

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紙の本

過去にとらわれた言説のなかに,あたらしい可能性がうもれている

2009/10/08 22:14

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:Kana - この投稿者のレビュー一覧を見る

アメリカ人は冷静に判断すればマケインをえらんだはずなのに,まちがってオバマをえらんでしまったという.著者はオバマ自身の能力にも否定的だが,オバマのスタッフや,これまでの民主党政権とくにカーター政権に対する評価がひくい.

著者はまた,オバマ暗殺の可能性を示唆し,アメリカへのあらたなテロの可能性を指摘する.

著者は国際紛争を解決する最終手段は戦争しかないという.そして,1929 年の大恐慌からアメリカをすくったのはニューディール政策ではなくて第 2 世界大戦だという.それなのに民主党政権はいつも緊張をきらい,外交で失敗するという.

しかし,そういう戦略が現代のアジアにおいては「合理性のあるものになってきている」ともいう.また,アメリカ経済回復への可能性のひとつとして,大規模な代替エネルギー産業を起こすことだとも書いている.全体のトーンはオバマ大統領に否定的だが,よくみれば可能性もしめしている.そして,代替エネルギー政策をはじめとして,実際にオバマはその方向にむかっているようにみえる.過去にとらわれた著者のおおくの言説よりも,こうした可能性に期待をかけたい.

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2012/04/19 20:50

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2014/11/07 00:58

投稿元:ブクログ

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2018/10/14 20:29

投稿元:ブクログ

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