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この話の続きが現在でも起きている戦争につながるのですね。
この悲劇の連鎖がいつか終わってほしいものです。
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ロシアのウクライナ侵攻のニュースを見て何十年かぶりに読み返した。思想とか民族とか宗教とかイデオロギーとか、何が正しくて何が正義なのか、いる環境によって全く違ってくる。軍人も警察もそのときは正義だと信じて動いているので痛々しい。偏った思想の権力者を登場させることは不幸だ。どんな正義があるにしても殺し合いを手段にしてはいけないだろう。登場人物たちはみんなそれぞれ怪我をしたり愛する人を失ったりしているが、それでも逞しく生きているなぁ、と思う。
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由紀江と草平、レストラン開業。カウフマン、筋金入りのナチスになっていたが、左遷される。特命でUボートで日本へ向かう。文書を探してあちこちでいざこざを起こす。峠草平、空襲で聴力を失う。ヒトラー死ぬ。神戸の街が空襲にあう。由紀江重症。カウフマン文書を見つけるが、ヒトラー亡き今、時すでに遅し。由紀江を草平に託し、姿を消す。由紀江出産、死亡。
ナチ狩りに追われるカウフマン。PLOに入る。イスラエルに行ったカミルに妻子を殺され、復讐のためPLOを抜ける。対決の時。倒れるカウフマン。
峠草平、イスラエルを訪れる。
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今思うと、戦争描写がここまでリアルで生々しくてちゃんと漫画なのに真に迫ってるのが…本当に凄いな……
本当に戦争の虚しさ、人間の愚かしさと悲しさ…しんどいな……
こいつぁ大人向けだ……
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大掃除中にふと手に取り一気読みしてしまった年末。悲しいかな、奇しくも2023年に相応しい一作となってしまった。
本作の中で目の当たりにした、相対的な「正しさ」が絶対的な「正しさ」に優先する事象が、現在進行形で現実世界でも起きていることに絶望する。来年はどうか平和に、どうか戦地の人々が健やかに過ごせる日が来ることを祈る。