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紙の本

源平の戦いを題材にとった連作短編集。

2010/04/22 23:59

4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:読み人 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 この方、新人さんだと思いますが、恐るべき力量の持ち主。

 源平の戦いを題材にというか、平家物語を題材にとった六篇の短編集いや、連作集です。
 雑誌の掲載されていたのが、二編、書き下ろしが四篇です。

 源平の頃って雅な貴族文化を残しつつも武士の台頭ってよく歴史の教科書に書かれていますが、
それが、大変よく表現されています。
 雅な感じとはかない感じが同居している感じ。
 そして、宮尾登美子さんが、平家物語を出したときに、
このころの女性は、"袖をぞ濡らしける、、、"泣いてばっかりって言ってました。平家物語って滅亡ものというか、元々、権力者が、都落ちする話だし、
言い換えれば、乱世の話なので、悲しいお話しなんですね。
 その辺がよく描き出されています。
殆どの作品が、悲しいお話しです。
 本書、平家物語のサイドストーリーといってもいい作品なのです。

 作家さん本人の特質はといいますと、
兎に角、文章が上手いというより、兎に角美しい、、。
 文章が、短く、本当に美しい。
思いつくまま、だらだら綴っている私なんて本当に恥かしい。
 新人さんとは、思えません。時代小説ってこうでなくては、、
と、藤沢さんあたりを連想させます。

 個人的に良かった作品は、雑誌に掲載されていて若干長めの「平家蟹異聞」より、「二人静」これは、語りといい、あやしげなものが、残っていたであろう平安末期の雰囲気、アイデアも義経の大陸での転生伝説を絡めた感じで歴史改変ものみたいで、兎に角、良かったです。
 次作も、源平絡みみたいですが、(もう出ている)
この作家さんを覚えておこうと思います。

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2009/03/10 14:51

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