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紙の本
終わりだ、終わりだ。そしてアトムの復活だ。
2009/05/27 21:10
6人中、6人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:みなとかずあき - この投稿者のレビュー一覧を見る
確実に物語が終わりに向かっているというのがわかる時があります。最初から完結している本ならば、ページを読み進めていけば残りページが少なくなっていくので感じるまでもありませんが、結末の見えていない物語でも何か収束へ向かっていく雰囲気というものがあります。
『PLUTO第7巻』は、そんな感じの1冊です。
もちろん世界最強と言われていたロボットが次々と破壊されてゆき、残ったのがイプシロンですから、それだけでも終わりが近いということがわかります。
もともとの『鉄腕アトム』のエピソードをなぞるようにして描かれてきた話ですから、『アトム』のストーリーを思い出せば、それでも終わりが近いということがわかるでしょう。
でも、それだけでない何かがここにはあります。
そうそう、表紙にも描かれているので書いてしまってもいいかと思いますが、PLUTOがようやく姿を現わします。ただし、それは見た目の姿であって、内面(ロボットに内面があるのか?人工知能として描かれているので、それもありか?)はまだ複雑で、それこそがこのマンガのテーマだったのかと思わせられます。
それにしても、イプシロンは悲しい。『鉄腕アトム』でもそうでしたが、とても悲しいキャラクターだということを、改めて感じさせられました。
豪華版の付録は、なんと『PLUTO設定画集』です。これなら、付録の付録たる面目躍如のような気もします。
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