投稿元:
レビューを見る
図書館より。
ホンワカって感じじゃなく、ほろ苦い大人な感じ。
いや、苦くて熱いホットコーヒーか。
投稿元:
レビューを見る
主人公は殺人事件を起こして八年間の刑務所から出所。東京の下町の商店街に亡くなった父親が残した喫茶店「珈琲屋」のマスターとして、心に傷を負った者たちが集まる交差点。「ちょっと、温まっていきませんか?淹れたての、熱いコーヒーを飲んで」。
灯書房おすすめの一冊
(http://bookbookokitama.wordpress.com/event/hitohako/)
投稿元:
レビューを見る
つまらないとかではないけれど、夢中で読む、という感じではなかった。
珈琲屋に現れる人はみんなそれぞれの悩みや自分の弱いところを主人公にさらけ出すけれど、それは、主人公が殺人を犯したことのある人間だから。
でも、それって自分が罪をおかしていないからで、なんだか一段上に立っている感じがしてしまった。
でも、まぁ、だからお話になるんですよね。
続きがあるようなので読んでみようと思います。
投稿元:
レビューを見る
2015.6.7 読了
ある商店街の一角にある「珈琲屋」
そこの店主、行介(こうすけ)と
そこに来る客たちとの 話。
短編集です。
行介は 昔 人を殺めたことがあり、
罪を償って 服役し、出所したばかり。
親が 喫茶店「珈琲屋」をしていたこともあり、
いまさら 前科者で中年男が
仕事もなかろうと、
閉店していた 親父の店を再開店させる。
そこに来る客も 心に暗闇を抱えていたり、
問題があったりする。
それぞれ 後味の悪い終わりもあり、
どうなるのかも知りたくなる終わりもあり。
淡々としていました。
行介のいれた ブレンド 飲んでみたい。
投稿元:
レビューを見る
東京の下町の商店街にある喫茶店「珈琲屋」。
そこは、心に傷を負った者たちが集まる交差点。
商店街に暮らす人びとが「珈琲屋」で語った
人間ドラマを、情感溢れる筆到で描いた7編の連作集。
投稿元:
レビューを見る
主人公の過去に犯した事件が解決のカギになる。
なかなか面白かったです。
続編もあるのかな?読みたいです。
投稿元:
レビューを見る
古びた商店街で「珈琲屋」を営む行介。彼には、人を殺めた前科があった。
行介の熱々の珈琲を求めて集る、訳ありの商店街の人々。そんな彼らの連作短編集。
ゆったりと流れる話が心地よかったです。昔ながらの喫茶店を想像しました。多分そんな店構え、ですよね。
行介の無言の優しさを頼って、みんな珈琲屋を訪ねるんでしょうね。行介の前科に至っては、正義の味方と言ってもいいほど。その陰の部分が、弱くなっている人たちの心を寄せる理由なのだと思います。
夜中に放送されるドラマを見ているかのようでした。
続編も、またいつか手にしたいと思います。
投稿元:
レビューを見る
ちょっと、温まっていきませんか?淹れたての、熱いコーヒーを飲んで。東京。下町の商店街にある喫茶店『珈琲屋』。そこは、心に傷を負った者たちが集まる交差点。さまざまな人間模様を、情感溢れる筆致で描いた連作集。
ストーリーも登場人物のキャラも話も
面白いんだけど、
何て言ったらいいんだろ・・
たまに生々しい体のカラミシーンが出てきて
しかも愛のあるカラミシーンなら気にならないんだけど、
どの男もやたらとすぐに指を入れたがるので
またこんなシーンかよ。
とそのたんびにひいてしまって、
面白さ半減。
でも、基本的には面白いので
二作目も読もうと思います。笑
投稿元:
レビューを見る
なんだかどれもスッキリしない感じでモヤモヤが残ってしまうお話しだった。
続編もあるようなのでそちらも読んでみようかな、熱々のコーヒーを飲みながら。
2017.6.8読了
投稿元:
レビューを見る
さびれた商店街にある人を殺したことのある珈琲屋の店主と、その周りの人々の話。
商店街に住む人たちの、少し当たり前とは違う、でもきっとどこにでもあるような不幸と幸せを題材にしており、読みやすく面白かった作品。作品に出てくるサイフォンから入れるコーヒーが美味しそうで、喫茶店に行きたくなりました。
「うんと上等のコーヒー」
投稿元:
レビューを見る
一軒の喫茶店『珈琲屋』に立ち寄る商店街の人々。
どこでもみられそうな商店街の喫茶店に訪れる人、
それぞれの心の傷が見え隠れする。
いっぱいの珈琲を所望し、人々は癒されているようだ。
『珈琲屋』のある商店街はバブル期に地価が高騰し、
地上げ屋のターゲットになっていた。
あまりにしつこい勧誘や脅しに
『珈琲屋』の主人行介は、一人の地上げ屋を殺めてしまう。
罪を償って出所した行介は
父親が経営していた喫茶店『珈琲屋』を継いだ。
行介を慕う幼なじみの冬子は、
嫁ぎ先から離婚して商店街に戻って来ており、
ほぼ毎日のように『珈琲屋』jへ顔を出していた。
このような背景のもと、
商店街に携わる人々の物語が、7つの短編で綴られていた。
(詳細なあらすじは、例によってまーちさんが書かれている。)
夫の浮気に気がついたクリーニング店の妻
自宅である和菓子屋の経営不振で心を傷める女子高校生
洋品店の主人と不倫をしている従業員
バブル期に地上げ屋に暴行された娘と交際していた青年
寝たきり妻の介護をしている男性、
結婚しそうで出来ない行介と冬子
平凡な小さな商店街に、こんなに悩める人々がいて、なぜか
「人を殺したことのある男」行介のいれる珈琲を飲みにくる。
行介のいれる珈琲はアツアツである。
行介が殺人をおかした理由をみな知っているだけに、
黙っていれてくれる温かい珈琲で癒されたいと思うのだろう。
行介と冬子の関係はなんとも切ないが、
ブラックコーヒーが良く似合う大人の間柄でもある。
どこにでもありそうな『珈琲屋』だけに
どこかにあるのではないかと、探してみたくなった。
投稿元:
レビューを見る
かつて殺人を犯し、務めを果たして出所してきたマスターの珈琲屋に集まる人々の短編物語。
・初恋
・シャツのぬくもり
・心を忘れた少女
・すきま風
・九年前のけじめ
・手切金
・再恋
「人を殺した」マスター・行介に、悩みの解決策を見出そうと集まってくる人々。
行介の珈琲を飲み、話をすることで、事態が動き出す。
事ある毎に「人を殺した・・・」と出てくるフレーズ、登場人物のリアリティのない会話の展開が、んっ?と思ってしまい、評価は低め。
投稿元:
レビューを見る
かつて人を殺したことのある男が営んでいる珈琲屋にやってくる、心に影のある人たち。
店主である行介の言葉に救われたり、どうにもならなかったり。
全体的に暗いトーンで話しは進んでいく。
淡々と読める本。
投稿元:
レビューを見る
それぞれで話が完結しているが、全体として繋がっている内容だった。
悪党であってもその人を殺めてしまった主人公は、果たして幸せになっても良いのだろうか。
もう少し1つずつの話が完結して欲しかった。
結末を読み手の想像に任せられるパターンは苦手だ。
投稿元:
レビューを見る
割と重めの内容をあまり重く感じさせずにえがいているなと感じた。日々の暮らしの中でそうと意識しないで重いものを抱えながら生きている人が多いのでしょうか。
浮気ってそんなに軽い気持ちなんだなあーって?
人を好きになるやり方は人それぞれなんでしょうけど。