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田舎から東京に出てきた大学生が、いろいろ騙され、
何千万円という借金を背負い、利息だけで年数百万が増えていく。
(ちなみに、自己破産もできないケースだった)
本当のどん底から、自分の知恵だけを武器、というか、
命綱にして這いずり上がってきたという、
著者の実体験をつづったノンフィクション。
怖いよ、怖い。お金って怖いねぇ。読んでて恐ろしくなっちゃった。
著者のような失敗をしないためにも、
ナニワ金融道は全国民必読の教科書にするべきだと思う。
『ナニワ金融道』青木雄二著 ★★★★★
⇒ http://tinyurl.com/yegnha6
↑これの「教頭先生の話」を読んだら、
少なくとも商品先物には手を出さなくなる。
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実際の社会を少しのぞけたという意味で勉強になった。
不動産業に対する見方が変わった。
投機の危険性を再認識した。
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すさまじい借金あり地獄からの脱出劇。
お金に対する著者独特の観念が面白い。
どこかで冷めた見方をしている。
人間、どこかで歯を食いしばる時がないとダメなんだな。
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親しく、世話を良くしてくれた人との裁判はつらいものですが、そこを振り切ったのは、さすがと思いました。
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論理的な文章と計算された構成。わかりやすい文章に作者の知性を感じる。
とにかく読んでいてわかりやすい文章です。
著者が現実に体験していることなので読んでいて迫ってくる。すべて論理的に考察していき成功を収めていくところなど一気に読みました。
また、再読予定です。
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世の中には、いい人を装って味方の振りして人を騙したりカモにしたりする大人がいる。
20代そこそこなら、まだそういう大人を見分けることって難しいだろうな。
この方、本当によく耐えていけたなぁ、、、と思いました。
そして、ちゃんと切り抜けてリベンジを果たしている。
すごいな。世の中にはこんなすごい人もいるんだな。
ちょっと正確じゃないかもしれませんが本文中に、
”今まで得た知識がパズルのように組み合わさった瞬間があった”
というような文章がありました。
私にはこの言葉がすごく印象に残っています。
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社会のダークサイドがとてもよく描写されており、かつ、ハッピーエンドで終わっているのがよい。この人の人生は半端ないっす。記憶に残った部分は、借金には「消費するための借金」と「お金を作るための借金」があるってところでした。
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自分が東京に出てきた時と重なった。自分も危うく英語のスクールを契約しそうなり、軟禁状態を味わった。著者の言うとおり田舎から上京してきた人間はいいカモだ。まわりに騙そうとする人間がいないため、はなっから騙そうとする人間がいることを考えもしないのだ。一歩間違えば著者のようになっていたかもしれないと思うと怖くなった。
後半からのマンションデベロッパーの儲けのしくみの話など、違う業界にいるため知りえないような裏話のような話は、かなり面白く読めた。
自叙伝のような部分が多いので、サックリ読めるが、著者の濃密な人生を追体験できるようで、どんどんページが進んだ。
ただ、著者が東大生ということもあり、勉強する(机に向かう)習慣は昔から出来ているようで、あっさり資格を取っているように思える点が、ちょっと自分には難しいと感じた。なので、そのへんの勉強方法がものすごく気になった。
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お金にまつわる怖い話。
私にもちょっとだけ経験があるが、
先物取引は怖い怖い。
読後当時にブログに掲載したコメント。
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僕が行政書士になったのは、金森さんの影響が強いです。
ゆえに思い入れが強いです。
感想がまとまりません。
ただひたすらにアツいです。
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以前何処かで読んだ記憶が・・・
読んだ後かなりやる気が沸き立ちます。
お金で追い込まれた場合にきっと役に立つ
というより首括らなくていいかな。
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「無知の恐ろしさ」を知らされます。何事もよく理解して手を出すものであると感じます。しかし、Kさんは著者に投資をして、実は十分利益の出る投資であると読んでいたのではないでしょうか。そして、著者をもっと本気にさせるために、取り立て屋を送り込んだのではないかとも思えます。(←考えすぎとちゃう)
生涯年収2~3億の人を育てる教育を日本はしているし、親もその教育を子どもにしています。この事実を著者は学生の時にすでに感じとっていました。
わたしは社会人になりサラリーマンとして10年以上働きやっとわかってきました。2,3億のために一生働くということが。。。あまりにも費用対効果が低いことがわかります。しかし、日本の教育は「働かせる人」ではなく「働く人」をすばらしいと小さなころから教え込んでいます。子ども向けの番組では、いっしょうけんめい働く人を番組で取り上げ、働く人はいい人と番組で美化しています。子ども向け番組では働かせる側は取り上げてもらえません。
最近、逆説的に思うことは、「働く人」をつくる教育を行っているおかげで、それに気づいた少数の働かせる側は、暴利を得ることができるのではないか。もし働かせる側の教育をしてしまうと競争が激化し、働かせる側は充分な利を得ることができなくなるのではないかと考えたりもします。働かせる側あるいはそれに気づき行動した人にとっては、今の「働く人」をつくる教育は良いことになります。
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25歳のフリーターが、借金1億2千万円の利息24%を抱えて、且つ、自己破産も出来ない!?状況から、生還したのか!!という現実話を知りたい、というだけで購入した本。人生あきらめない、というか、裁判の和解が成立してよかった。。騙されて背負わされた借金ですから当然ですが、それでも5千万円!の和解金。。ここから這い上がり、今では経営者として頑張っておられる。見習わされます。
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「おかね、にがいか、すっぱいか?」作者が経験した借金地獄は決して『対岸の火事』ではなく、規模や形は違えど、私たちのところにも突然降りかかってくるかもしれません。
この本は僕が3年前、商売に失敗して泣く泣く帰郷してからすぐの頃に読んだ本です。この本を最初に読んだときは作者のことが他人とは思えませんでした。
「おかね、にがいかすっぱいか」
このワンフレーズが当時の僕にとってはものすごいリアリティあるものでした。その理由は自分の心の問題という都合上まだ詳しくはかけませんが。この本の中身は簡単に言うと、先物取引の失敗に端を発して騙されて末に借金1億2千万、利息24%の『底なし沼』から「理詰め」で生還した男の話です。この時期に並行して読んでいた梁石日の小説にも、また自分の拙い経験からも言えるのですが、『借金を、借金で返す』というのは常識的に考えても正気の沙汰ではない、ということを理性では判っているのですが、
借金というものに追い詰められていくとしまいにはその感覚が一切マヒします。後に僕が所用でとある社長の事務所に遊びに行ったときに彼の本棚の中にこの本の著者である金森重樹さんの違う著作があって僕がバラパラとめくっていると
「あぁ、この人ねぇ。僕も読んだけれど有坂くん。この本を書いた人のマネだけはやっちゃダメだ。何の知識もないシロウトが彼のマネしたらすぐに億単位の借金背負っちゃうよ、だからダメだ。」
そんなことをいわれたことがありますね。
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自伝的な内容。先物にのめり込んで5千万の借金を背負ったが、身売りのように努めることになった不動産会社でノウハウを身につけ、さらに借入を起こして借金から自由になったそうだ。この人も10年後は、、、と思わせるだけの背景は感じた。それにしても人相がよくないなぁ。。。・大卒の人の生涯賃金は中卒よりも高いが、それ以上に重要なのは企業規模で、大企業に勤めた中卒の人の生涯賃金は、小企業に勤めた大卒よりも高い。・マンションデベロッパーは財閥系(銀行にパイプがある)、鉄道系(地価を自力で上げることができる)以外は20年以内にほぼすべて潰れる