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著者の笹森さんは以前NHK教育で「ハートをつなごう」や「福祉ネットワーク」などに出演したり日本テレビ系列「世界仰天ニュース」でアスペルガー症候群のことでどういう人かの例で笹森さんのことをやっていたり、全国各地飛び回って講演会などをやっていて発達障害では有名な人で、けっこう気になっていた人で本を発売した時も気になっていて今更やっと買いました。
ADHD・アスペルガー症候群・LDを持つ著者の生い立ちや子供の話を含めて発達障害での出来事、著者のご主人から見た著者や子供についてなど家族みんなのことを漫画風や文章にして書いています。
自分も自閉スペクトラム障害・LDがあってこの著者さんと症状が似ているところがあって読みながら納得したり自分もそうだったと共感したり勉強になったところもあり、また本の文章が横文字で左開きというのが違和感がありましたがでもブログで書いているような書き方をしていてけっこう読みやすく書いてあって、おかげで1日ですぐに読み終わることができました。
この本は発達障害の当事者の観点、配偶者からの観点、子供からの観点といろんな方向から発達障害についての体験が書いてあるので当事者、親御さん、あるいはパートナー、支援者もいろんな人でも参考になれる本だと思います。面白く読ませて頂きました。