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人生の経験値が低いほむらさん・42歳が、献血、合コン、はとバスツアーなどを体験しそれを報告する痛快エッセイ。
あとがきにあっと驚くオチが待っているので、間違っても最初に読んでしまわないようご注意いただきたい。
相撲観戦の話では私の好きな高見盛と魁皇のところでにやにやしてしまった。
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「サクマさん」が現実との橋渡しのような、そうでないような不思議で魅力的な人物で、最期にはそれまでの現実体験記という流れからは想像できないような一大事が穂村節で語られるのであった.この終わり方好きです.
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穂村弘さんのエッセイは、『にょっ記』『にょにょっ記』『世界音痴』『本当はちがうんだ日記』など結構色々読んできたが、本作は今までの笑いや切なさに加え、最後にちょっと感動してしまった。構成が素晴らしい。
個人的には、どちらかというと「初ほむらさん」ではなく「ほむらさん経験者」に読んでほしい。
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期待は裏切られなかった。いくつかの世間では「常識」と思われているあれこれを穂村さんが美人編集者と体験するレポート。あんまりレポートになってるわけでもないんだけど、その対象にそこまで近づけない感じが穂村さんらしくてとてもおもしろかった。そしてやっぱりくすくす笑った。
最後にじーんとするオチが用意されていて、穂村さん、良かった! 良かった! と少し涙ぐんでしまった。
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サクマさぁぁん・・・
と叫びたくなるラストです。
『一日お父さん〈夜の部〉』の子供の会話を必死に理解しようとする穂村さんが愉快でした。
いちいち人が立ち止まらないところで、大いに悩む穂村さん。
人一倍大変な生き方だけど、人一倍人生を楽しんでいるのではないでしょうか。
傍からみてるから、こんなことが言えるのだろうなぁ~ぷぷっ
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タイトルにつられて購入。
語り口調がなかなか面白い本でした。
ほむらさんの視点が少しズレているところがいいです。
初めての体験だと、確かに変なところに目が行ってしまう気持ちはよくわかりますw
「一日お父さん」の姉妹の言動が可愛いです。
ただ、さらっと読んでしまったのもあるかもしれませんが、印象に残った話が少ないなと感じたので、☆三つで。
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え、なになにどういうこと・・・?
サクマさん?は?
へ???
。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。
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この人の人生観は、自分ともろかぶりしすぎて、もう大好き!
エッセイでもあり、小説でもあるのかな。
全部おもしろい。
献血。
モデルルーム見学。
占い。
結婚おめでとうパーティー。
合コン。
祖母の見舞い。
はとバスで葡萄狩り。
ブライダルフェスタ。
健康ランド。
ホルター心電図。
一日お父さん。
競馬。
ウェディングドレス見学。
大相撲観戦。
部屋探し。
恋人の父母に結婚の挨拶。
私はこのうち、まだ5個しかクリアしていない……。
佐野元春「情けない週末」を聴いてみたけど、すばらしい曲でした。
〈生活〉といううすのろを乗り越えて
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仕事と情報処理試験の勉強で疲れまくった末に、穂村さんに行き着いてしまった。いやはや疲れた脳には穂村さんの文章が、癒されるね。チョコレート食べるより健康的でオススメ。
もう穂村さん本がないと、辛いことに耐えられないかもしれない。
でもあのラストには「!?っ」ってなったな。慌ててウィキペディアなんか調べちまったよ。悔しい。
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作者のイメージが変わって、すごく素直で純粋な方な雰囲気が(笑)
普段、私たちが何気なくやってることも彼の視点から見ると違うものに見える。
そんな笑いあり、ほのぼの感ありのエッセイ
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虚実入り交じるとはいえ、
この人の挙動不審ぶり、他人からみたら針の先ほどに小さな
日常あらゆる場面での葛藤・逡巡・気にし過ぎは、
痛いほど分かるため、強く共感しながら読んだ。
(でも自分で卑下する程、「ホムラさん」は外れた人ではないように思う。
もっとコースアウトしてる人は、もやもやを言葉にもできず、
現実において過去に彼女もおらず未来に結婚も出来ず、
ましてや著作なんてのも持ててはいないのでは。)
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現在のところ、男性エッセイの中で一番好き。
たぶん、ものすごく考えて文章を練っているのでしょうが、
そんなところを感じさせない。
どこまでが現実で、どこからが想像なのかしら。
抗わずに、浸って読む。しあわせを感じる。
いいねぇ、ほむほむ。
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サクマさんとは、果たして、何者か…
健康ランドの回がよかった。穂村さんが「庶民的な娯楽が苦手」な理由―「のど自慢」を見ていたたまれなくなる、というところに妙に共感した。
穂村さん、好きだわー
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経験値を上げていくエッセイ。
合コンだとか、はとバス、献血にいろいろ。
こうやって目に見えるように経験値をあげていくのはとっても魅力的でステキだなあって思った。
わたしも、していなことをしてみようかな。
まず一歩を踏み出せたら。
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再了。現実は生活です。「うすのろ」な。いやだからこそそれは怖いのです。(←この感想を書いて2年半ですが書いた自分でも意味がわかりません。)生活経験値の低い歌人の「ほむらさん」が美しいドラえもんこと美人編集者の「サクマさん」と、健康ランドやら大相撲やら一日おとうさんを経験する初体験エッセイ。夜中に菓子パンをかじりながら妄想するほむほむ節は健在なので電車で読むとにやにやしてしまい危険です。そして、「穂村弘」の署名で書かれた「あとがきにかえて」で、現実というのは一つの虚構ではないかということに気づかされるのです。(mixiソーシャルライブラリーより転記・修正)